Tuesday, September 02, 2008

my special bag

ずっとずっと作ろうと思っていたバッグを作りました。
リバティの大好きな布を使って。

このバッグをブログで紹介したことがあったと思っていたので、過去の記事を探したけれど、なくて残念。このバッグ、とても思い出深い大切なバッグなんです。

Steinberg&Tolkienというビンテージ服小物を扱うお店が、ロンドンの中でも大好きなチェルシー地区にあります。ここは世界のデザイナーたちがインスピレーションを受けに来たりすると言われていて、小さいお店だけれど、興味深いデザインのドレスや洋服・バッグ・靴・アクセサリーがぎっしり詰まっています。
10年前イングランドにいた時、お休みを使っては長距離バスに乗ってロンドンへ行き、アンティークマーケットやこのお店で時間を過ごすのが大好きでした。
このバッグは、もとはこの木の持ち手にグレーのウール生地で作られた袋(形はこれと同じ)がついていました。お店の壁に飾られているそれを見てから、とってもいい色の持ち手とコロンとしたシェイプに惹かれ、欲しくて欲しくて、誰かに買われないことを願ってロンドンに行くたびに何度も通いました。(当時の私には簡単に買えるお値段ではなくて・・・)。

ホームシックになって、パワーをもらいにロンドンに行った時、いつものようにお店にバッグを見に行くと、セールの時期で半額になっていました。すごくすごくドキドキしてレジに持って行って、大切に胸に抱きながら帰ったのを良く覚えています。

このバッグを持って出かけるたびに、驚くほど必ず誰か(お店の人や町の人)に「それ、すごくすてきね」と声をかけられて、いろんな会話のきっかけになってくれた大切なバッグです。

でも、やはりとっても古いもの。虫食いにやられてしまって、ここ数年はディスプレイになっていました。

カナダに越す際に荷物をまとめる時に、いつかリメイクしてまた使おうと、悩んだけれどウールの袋部分を捨てて、持ち手と内布だけを持ってきました。
変わっている形だし、内布と外布をボタンで留めるデザインなので、うまくできるか心配だったけれど、接着芯とバイヤスを使ったりしながら完成。以前と全く雰囲気を変えて、大好きな花柄+ギンガムのバッグです。

この木の持ち手に腕を通した感じや、持ち手同士が当たる音、懐かしい!一瞬にして大好きなロンドンの街とたくさんの思い出が頭の中に飛び込んできました。
またこうやって使えること、すごくすごくすごく嬉しいです!

2 comments:

Anonymous said...

hi friends!
long time no see!
how's things!←合ってる?
お久しぶりです。
元気そうですね。
ジュリもずいぶんと慣れてきた様子だね。順応性に脱帽です。
手紙も届いたようで一安心。
旦那も元気かな?
こちらは秋の香りがしてますよ。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
僕の場合は
「実るほどお腹が垂れる肥満かな」
体を鍛えて、会いに行きたいからねー。

eriko said...

うまいっ!
まさに私たちもその俳句あてはまりますっ。

10antsさん、こんにちは。
どこで滞っていたのか、風鈴のカードが私たちのところに届いたのは夏の終わりだったけれど、朝方氷点下になろうと金魚の風鈴は飾り続けますよ~。

主人はとっても元気です。秋にマラソン大会に出るのを目標に毎朝ジムまたはランニングしてます。でも、それを大幅に越すくらい毎日カナディアンフードを食べまくってます。ひとまわり大きくなった感じが・・・。

10antsファミリーは秋にキャンプとかハイキングとかするのかなぁ。