Monday, March 23, 2015

まだまだ雪の降る春の始まりには。


2週間待ってようやく遠くのライブラリーからリクエストしていた「SHERLOCK シーズン3」のDVDが届き、主人と90分一緒に時間がとれる夜に見ています。本当におもしろいです。
特に、シャーロックとドクターワトソンのやりとりがおもしろすぎて、主人とニヤニヤしてます。
いいテレビ番組(と言うよりほとんど映画)に出会えると嬉しいですね。
大雪警報が出ているこんな春の始まりには特に。

ロバート・ダウニー・ジュニアとジュード・ローの映画のシャーロックホームズも観たことはあったけれど、アクション映画というイメージが強くて、私はあんまりおもしろくなかった。アメリカのドラマ「エレメンタリー」はシャーロックホームズを現代版、しかもニューヨークを舞台にしたもので、はじめはルーシー・リューがドクターワトソンを演じているからおもしろいと思って見ていたけれど。。。最近は見てません。「SHERLOCK」も現代、そしてロンドンに場面設定されているけれど、アクションじゃなくて推理なので楽しいです。ほんと、これ、おもしろいです。すっごくファンがいるって言うのも見てようやく納得。

さて、ダウントン・アビーとグレイト・ブリティッシュ・ベイクオフの両方をやっていたPBSというテレビ局は日本のNHKみたいな局(非営利・公共放送局)で番組中にはコマーシャルがありません。番組と次の番組の間に長いドネーションを求めるコマーシャルとスポンサーのコマーシャルをするけれど。なので、ドラマも切れることなく、どっぷり50分間見られるのが魅力。アンティークロードショーもこの局がやってます。

そこの番組宣伝で、「Mr. Selfridge」のシリーズ3がやることを知りました。カナダでは確か来週から。この番組、ロンドンのあのオックスフォードにあるデパートメントストア Selfridges を創立したハリー・ゴードン・セルフリッジ(アメリカ人)と彼の家族や百貨店で働く人々のドラマで、そういう番組があると知って気になっていました。ライブラリーでシーズン1と2をリクエストして先月今月と少しずつ見てきましたが、これもおもしろい。私はシーズン2でかなりはまって、最後は涙・涙でした。もうすぐはじまるシーズン3を楽しみにしているところです。

Downton Abbey にしてもSHERLOCKにしても、Mr. Selfridgeにしても、一応テレビドラマということだけれど、映画並みのセットのつくり、衣装道具へのこだわり、本当によくできているなぁと感心しながら見ています。さらっと見ちゃうにはもったいないくらい、細部まで丁寧に作られていて、ストーリーがわかった後には、そういうのにフォーカスして見てみたくて何度も見てます。

あと、どれも英国俳優たちが活躍している番組、と言うことで、カナダに6年半も暮らしていても未だに人々の顔を覚えるのがとても遅い私だけれど、「この人、他の映画でも見たことがある。。。」と、気づけた時はすごく嬉しい。映画とか俳優とかに疎いので、なかなかそういう風に気づく時が少ないので特に。

大好きな映画「ノッティンヒル」のあのバーニーがDownton Abbeyでグランサム伯爵をやってると知った時には、出世したなぁ。。。と本当に嬉しかったし、私はホビットは見ていないので、映画「ラブアクチュアリー」の脇役だったマーティン・フリーマン氏がいつの間にかすごく有名になって、ドクターワトソンを演じていると気付いた時、一人で大騒ぎになった。「ねぇ、ドクターワトソン、気づいた?ラブアクチュアリーのあの人だよ!」とかなり興奮して主人に言ったんだけれど、「そうだよ、マーティン・フリーマンだろ?」ととても冷静に対応されて、これにはガックリきた。
(とは言え、ラブアクチュアリーで一番知ってびっくりしたのはスネイプ教授がでていいたこと。)

そして、SHERLOCKのシーズン3を見ていたら、ドクターワトソンの彼女役に登場した彼女がMr. Selfridge の売り場担当の女性だと気づいて、また一人でウヒヒとなった。そして、「そうだよね、彼女だよね!」と確認グーグルしたら、2人は実生活でもパートナー同士だと知って、それはさすがに主人もびっくり。

ノッティンヒルといえば、大好きだったヒュー・グラントはどうしているんだろう。。。と、時々思います。スパイク役だったリス・エヴァンスは今も時々見かけて、主人と「彼、スパイクだよね!」って気づくとなぜか笑顔になります。はじめに書いたアメリカのシャーロックホームズ現代版みたいなドラマ、「エレメンタリー」で、マイクロフト役で出てきた時には、アメリカでも頑張ってるんだぁ。。。と感心しました。ハリーポッターでルナ・ラブグッドのお父さんとして出ていたことは全くわからなかった。どの映画を観ても同じように見える俳優女優さんもいるけれど、全く違う演技ができる俳優さんたちってすごいと思います。英語のアクセント・訛りとか、見た目や振る舞いとか。

最近主人が「おっ!」と気づいたのは、ジャガーの車の宣伝に出てくる男性(ニコラス・ホルト)が、「アバウト・ア・ボーイ」のルーカスだとわかった時。 あの少年がこの青年に。。。
上に挙げたどの俳優さんたちを見ても、自分が年をとったことを同時に感じます。


あの人は今どこに。。。的な内容になってしまったけれど、英国俳優たちの活躍を見るとなぜかとても嬉しくなるのでした。

ここでは日本のテレビは見られないし、随分日本の番組から離れちゃってるから、もうよく知らなくて、ネットで見たいほどのものもないし、だからここで見られるおもしろいものを探すのを楽しんでます。「英語の勉強」といういい言い訳にしながら。。。


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