Saturday, February 28, 2009

2years and 3months

昨日更新できなかったけれど、ジュリは元気に2歳4ヶ月目を迎えて、魔の2歳児も絶好調。
最近の口癖は「いらないよ。」「やらないよ。」「しらないよ。」「Yucky(おえぇ~まずい。)」「マミィ、やって。」
物を投げることも、乱暴に扱うこともするので、私もピリピリしてます。


一方、お話もどんどん上手になってきて、今朝階段で滑ってちょっとしりもちついた時は、
「ジュリ、かいだんでぇ、ずるして、おっとっと、おしり、ごっつんこして、ジュリ、えんえん、ないて、マミィがだっこした。」とその時の様子をダディにこうやって話していたので、すごいすごい、文になっている。とあわててメモを取りました。

昨日の夜に主人と出かけて帰ってきた時も、ナナとお留守番していたジュリは、
「ジュリ、マミィどこぉ? えんえんしてないよ。ごはんとぉ、フィッシュ、スープ、いちご、あいすくりーむ、たべた。ジュリ、ミッフィーのんのして、うーんうーん、ピーピーできたよ。」(「マミィ、どこ?」と泣かなかったよ。夕食に食べたもの。ミッフィーのト
イレでうーんってしたらおしっこができたよ。」)
と報告してくれました。

はさみの使い方を練習だけれど、すごくおもしろいみたいで、飽きることなく紙をずっと切っています。
その時の口の感じが同じく何かに集中している時のじぃじの口になんか似ていて笑っちゃう。

頑固なのも主人は私譲りって言うけれど、どうなんだろ、じぃじもばぁばも頑固なところがあるからなぁ。
相変わらず寒くてもジャケットは「いらない。」で、なぜか左手で右手の人差し指と中指をつ
かみ、「ピーパップ。ピーパップ〔わからないけれどたぶん自分で考えた呪文みたいなの)」と言って、歩きます。それをしていると寒くないらしい。(でも途中でジャケットを着ることになるんだけれど。。。)

昨日はプラスの晴天だったけれど、また今日はマイナスに戻り・・・、恒例のクッキー焼き。
チョコは市販のクッキー生地を使って楽々。ジュリは竹串で一生懸命、お顔を書いていました。
どっちが髪でどっちが口かわからないけれど、
髪・目・ほっぺと鼻・口、をひとつひとつ描いていました。

主人と私は昨日の夜はカルガリー交響楽団のコンサートに行ってきました。
バレンタインデーのお互いの贈り物はコンサートチケットにしようと決めていたので、半月遅れになってしまったけれど。
バレンタインデー当日はモーツァルトが演奏されていたけれど、私がこっちを選びました。聴きに行ったのはホルストの「ザ・プラネッツ(惑星)」。

学生の時に音楽の時間に習った「惑星」、特に「木星」。どの学校で習ったのかは忘れてしまったけれど、曲がとてもきれいで、グスタフ・ホルストと言う名前も印象的でずっと覚えていました。数年前に日本で歌詞をつけて木星(ジュピター)が人気になったけれど、私は歌詞なしの原曲の方がずっと好き。
昨日は惑星全7曲と、他にアルゼンチンのチェロ・ソリスト、ソル・ガベッタ(何枚かCDを出しているそう)とのショスタコーヴィッチのチェロ協奏曲、あとカナダの作曲家シェーファーの曲を1曲、聴きました。

惑星はフルオーケストラで行われ、最後の海王星では女声合唱も入って、とても迫力を感じました。ステージに約100人演奏者がいたそう。オーケストラの後ろには大きなスクリーンが掲げられて、曲に合わせてNASAの惑星の映像をコンピューターで映し出すという変わったこともやったので、お客さんの中には家族連れの姿もたくさん見られました。
私は金星・水星・木星が良かったけれど、主人は火星・土星・天王星が良かったそう。・・・好みが真っ二つに分かれました。
遠めで見るとジェイミー似のバイオリニスト、昨日も美しい演奏を聴かせてくれました。あぁ、バイオリン、弾いてみたい。。。

Thursday, February 26, 2009

surprise visit& surprise gifts!

「N&Rが今週カルガリーに来るから水曜に会うことになってるよ。」と主人。

えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!
部屋が震えるくらい大きな声を出して驚き、嬉しくてジュリと小躍りした私。

Our friends are visiting their family in Calgary from Japan this week. The husband is from Calgary and the wife is from Shizuoka(my home town).
Julie, Col, and I met them at a shopping centre yesterday. Col knew their visiting since two months ago, but he forgot to tell me about it, I knew their coming only 3 days ago! I was so surprised and so happy.

夏にもカルガリーに遊びに来た 静岡&カルガリーの国際結婚友達、Nさん&Rさんがご家族のお祝い事があって今週カルガリーに来ているのです。
主人
は2ヶ月前から知っていたそうで、私には伝えたと思っていたらしく、思いもよらない嬉しいサプライズになりました。
We had a really nice time with them.
They brought so many gifts for Juliett and me! Japanese snacks!
It was really cold and windy yesterday and also today too. They must feel SO cold! They came from the place where has around 15 ℃.


そして昨日、ショッピングモールで待ち合わせをして一緒に楽しい時間を過ごしてきました~♪
2人が来るのをジュリと待っていると、大きな袋を2つも持ってニコニコな2人が登場。
そして、「ジュリちゃんにお土産だよぉ」と袋から飛び出てきたのは、たっくさんのアンパンマンのお菓子!もう少しでひなまつりだからとひなあられもいっぱい!
ジュリは見たこ
ともないたくさんのお菓子に嬉しさと驚きで目がクルクル。
〔写真は待ち合わせのメリーゴーラウンド。ジュリは私が食べ物を買っている時にこれに乗せてもらったらしい。そして、さっそくお菓子のひとつ、おせんべいを開けて食べているところ。こういうおいしいの、カルガリーにないもんね~。)

そして、「エリコはこれで良かったかな。」と、袋から出してくれたのは、2人がカルガリーに来ることを知ってどうしても食べたいから買ってきてください。。。とお願いした、たらこスパのもと、明太スパのもと、そしてさきいか~!
まさにそれ、それが欲しかったのです!どうもありがとう!

自分たちの荷物や家族へのお土産もあるだろうのに、こんなにいっぱい、ジュリには折り紙やガーゼタオルなどもプレゼントを持ってきてもらって、本当に本当に感謝でいっぱいの再会でした。
私たちからは、もうすぐ新築の家が建
つ彼らにここアルバータ州の宝石・レイク・ルイーズの絵をプレゼント。
カナダのアーティストたちの作品が集まっているギャラリーへナナに連れて行ってもらって、ステキなのを見つけました。

2時間半の再会はあっという間、嬉しくて話が止まらなかった。
でも、早口で話せば話すほど、自分の日本語が変なのに気づく。。。あれ、私ってこんなしゃべり方だったっけ?と、話したいことがいっぱいありすぎて、口が追いつかなかった。

2人の笑顔を見て、すごくたくさん元気をもらいました。
2人は昨日カルガリーに到着して、時差ぼけの中、忙しいスケジュールの中、会いに来てくれました。そんな友達に本当に本当に感謝。
昨日は真冬に戻って日中もマイナス20度、風があったので、体感温度はマイナス29度とラジオが言っていました。静岡から来たんだからずっごく寒いだろうなぁ。
週末のお祝いの日がとってもいい春の陽気になりますように。

おまけの写真。
プレゼントを買いにギャラリーに行った時、その建物の後ろに線路が通っていて、すごくすごくすごく長い貨物列車〔汽車?)が通りました。ジュリと手を振ったら、運転士さんが手を振って(写真は手を振ってるとこ)、しかも地面が揺れるくらい大きな音の汽笛を「ポーッ、ポーーーーーッ!」と鳴らしてくれました。
ジュリ、それを聞いて喜ぶかと思いきや、ひとこと、「Noisy.」
マミィはディズニーランドでミッキーがこちら側に手を振ってくれたのと同じくらい嬉しかったけれどなぁ。
右の写真の奥に見えるのはダウンタウンとカルガリータワーです。

Tuesday, February 24, 2009

Mardi gras

今日は2度目の更新。なぜかと言うと、夕食がパンケーキだったから!
「今日はマルディ・グラ、パンケーキ・デーなのよ。」とナナ。

「Mardi gras」とはフランス語で「肥沃な火曜日」と言う意味で、謝肉祭の最終日を指すそう。
明日からイースター〔キリストが復活したとされる日)の前日4月11日まで、キリスト教では断食の期間に入るので、断食前日の今日は家中にある卵や油(肉類)を使い切ってしまうということで、パンケーキを焼く習慣があるらしく、今日はパンケーキを食べました。

私たちはもちろん、〔宗派などによってなので)ナナやパパも断食はしないけれど、クリスマスと同じで行事までの過程や背景を知るのは興味深く、「カーニバル」〔謝肉祭)と言う言葉もラテン語の「肉よ、さらば」に由来するなんていうことは全然知らなかったし、あの有名なリオのカーニバルがその謝肉祭で、この時期に行われていると言うことも全然知らなかったので、話を聞いたり、いろんなサイトを見ながら、「ほほぉ~」の連続でした。

ジュリは大好きなブルーベリーがいっぱい入ったパンケーキに喜んでむしゃむしゃ。

waiting for spring...

今週に入ってまた雪。春が来そうだった街の景色もまた真っ白に戻りました。
立ち寄ったクラフトショップは4月のイースター用のデコレーション(たまご、小鳥やうさぎ)がいっぱいでパステルカラーで溢れていました。造花コーナーもパンジーやチューリップ、みんなが春を待
ち望んでいるのが良くわかります。

昨日は日本人のキッズクラス、今日は最後の図書館のストーリータイムがあったので、ジュリはおもいっきり楽しんで雪のため外で遊べないストレス発散です。

ボランティアで成り立っているキッズクラス、参加しているママたちが本読みやクラフトをします。
昨日は私のクラフトの番。この間ジュリと家で作ったちょうちょを簡単にした
ものを作ることに決め、準備をしていきました。
みんな楽しんでくれたかな。 

ジュリは私が忙しかったのでクラスでは作ることが出来なくて、家に帰ってから作りました。
「あんよで!」と手形でなく足形をとるように主張。たくさんある色鉛筆の中から「ちゃいろで!」と他の色鉛筆を跳ね除けて〔本当にこの頃乱暴です。。。)、おなじみ、
大好きな茶色で模様をかきました。そのままクラフトタイム。サイトで見つけたいろんなクラフトの中から紙コップを使う「こぐまのいないいないばぁ」と「くらげ(のつもりがジュリにはタコにしか見えないらしい)」を。
こぐまのいないいないばぁ、思っていたよりずっと楽しんで何度もやっていて、お人形のベィビーにやってあげたり、ダディに夜見せたり、気に入ってくれたよう。
くらげなんて、最初は机の上にのせてふわふわ頭をさわって遊んでいたけれど、いつの間にかくらげを自分の頭の上にのせてどのくらい立っていられるか、歩けるか、みたいなゲームになって、2人で大笑いしながら遊びました。子供と遊ぶと思いもつかない遊びが生まれて、それはとってもシンプルだけれど、遊び方が決まった市販のおもちゃ〔もちろん全てではないけれど)よりもずっとずっと楽しいことがあります。ぎゃははと笑うジュリを見ていると私も嬉しい。図書館のストーリータイム。
最後の今日は雪で参加者もいつもより少なかったけれど、とっても楽しい時間でした。2ヶ月でジュリもいっぱい指遊び・ダンスを覚えました。
前のスト-りータイムの先生もしたように、和紙で折鶴を折ってメッセージを添えて本を読んでくれた先生にジュリからありがとうと手渡しました。
やっぱりとっても喜んでくれた。

鶴は折り紙の超定番だけれど、きれいな和紙で折って渡すとみんなすごく喜んでくれます。イングランドでボランティアをしていた時も、お世話になった人たちみんな、そしてボランティアをしていた幼稚園・小学校の生徒全員に折り紙を折って渡しました。鶴、花、動物、メダル、・・・200個近く。渡した時の子供たちの笑顔や興味津々の顔、大切そうに持ち帰る姿、迎えに来たお母さんに見せている時の顔、全部、私の宝物です。
折り紙、和紙、着物、・・・、日本はそういう誇れる独自の文化・伝統があって本当にすばらしい国。大きいことは出来ないけれど、私はカナダでも日本の素敵なところを周りの人たちに紹介していきたいと思っているし、ジュリにもちゃんと教えて日本で生まれたことと日本人であることに誇りを持って育ってほしいと思っています。



これ、ここ2週間かけて編んできたポンチョ。毛糸の色がすごく気に入って、編み図にはかぎ針編みの総練習になるようないろんな編み方が入っていて、着るのを楽しみにせっせと毎日編んできたのですが・・・。

やっぱり始めたばかりの編み物の世界は知らないことだらけで、出来上がったものを着てみたら短いし、キツキツに編んで固くて体になじむ感じがなくてまるで鎧のようだし。。。鏡の前でがっくり。
しかも買い足した毛糸は同じ色、同じ会社、なのに何だか色が少し違う。編み物を昔からしているナナに聞いてみると、「色が同じでもロットナンバー〔製造番号)が違うとやっぱりその時によって多少違ってくるから、例えば12玉必要だったらその数プラス数玉、同じロットナンバーのものを買っておくのよ。」と。。。。そんなこと全然知らなかった。

と言うことで、悔しいのでもう一度1からやり直すことに。これもいい勉強。
柔らかく作るために編み針のナンバーも大きいものを使って、これから解きながらまた頑張ってみます。
〔見た目は結構きれいに出来たので、記念撮影。)

おまけ。
アカデミー賞、もちろん生放送見ました。カナダのテレビでモックンや広末涼子ちゃんが見れるとは思ってもいなかったから万歳三唱。ハリウッドスターたちに負けることなくとってもキラキラしていたと思います。不意打ちだったのが「つみきのいえ」の加藤監督。恥ずかしながらノミネートされていたことを知らなかったので、名前が呼ばれた時、「KATO。。。って日本人じゃん!」とみんなで盛り上がりました。素晴らしいですね、31歳。
ヒース・レジャーの受賞の時にはお父さん・お母さん・妹〔姉?)さんが出てきて切なくなりました。
すごいたくさんの俳優・女優たちを見たけれど、アン・ハサウェイは本当にドキドキするほど美しかったです。

Sunday, February 22, 2009

I missed Japan while I was shopping.

私のふるさと、静岡県はもう河津桜が咲いているそう。母がこんなにステキな写真を送ってくれました。
きれいだぁ。。。
そして今まで当たり前に見てきた桜が今年は見れない。。。カルガリーの春はどんな春なんだろう。
My mom sent me this picture yesterday. Kawazu cherry blossoms. They bloom about a month earlier than regular cherry blossoms. I love Japanese cherry blossoms. I will miss them this spring.

買い物に行った時に、ジャパニーズ・チェリーブロッサムズなんて言う桜の描いてあるラベルのついた香水を見つけて、桜の花が見れなくてもあのほのかな香りが楽しめたら。。。とテスターをつけてみてがっくり。  こんな香りじゃないってば、桜は。
そんな様子を横目で見ていた主人が「日本の繊細で優しい香りにみんな憧れたりもするけれど、そういう香りを作り出すのは難しいんだよ。高価だしね」と慰めてくれました。
When I went shopping, I saw a fragrance named " Japanese cherry blossoms".
Wow! I was excited to test it. I thought I won't see cherry blossoms in Calgary, but it would be nice to wear the perfume, it might give me feel as if I was in Japan seeing them!
But, it didn't smell like cherry blossoms I knew....I know it is very difficult to make fragrances that have like real flower scent.

気を取り直して、入ったスターバックス。
喉が渇いて、アイスティーを。メニューを見てみると、冷たい緑茶(グリーンティー)もあって、よしっ、それにしてみようと。
でも、気になるのが名前、「グリーン・シェイクン(shaken)・アイスド・ティー」。。。シェイクンって、でもまさか緑茶を。。。

とりあえずそれを砂糖なしで頼んでみる。

「砂糖なし?じゃあ、レモネードはどうする?」「それも入れないで。」「えぇっ、砂糖なしのレモネードなし?」とちょっと驚かれたけれど、とりあえず注文完了。
そしてお茶を待っていると、おにいさん、シェイカーにお茶と氷を入れて振って宙に投げて、また振って。。。あぁぁぁ、あれって私のお茶だよね、本当に名の通り緑茶をシェイクンしてる。。。

「おまたせっ」と置かれた冷たい緑茶は振られて上に泡がいっぱい。あぁ~あ。
横で主人はニヤニヤ。

そしてお味は。。。
緑茶にレモンとミントが入った変わった味。

まぁ、仕方がないと言えば仕方がない。
きっと、あの日本のお茶の味では何か物足りないんだと思う、こちらでは。お 店で売っている緑茶のティーバッグもグリーンティー&ピーチとか、何か香りの強いものが加わっちゃってるし、お豆腐だって、マンゴー味、ピーチ味、バナナ 味・・・、プレーンもあるけれど、味や香りがついているほうが売れているんだろうな。
日本と同じものを期待するとその違いにがっくりきちゃうけれど、その土地の人々の好みに合うようにアレンジされているものと思って試してみれば、おもしろいのかもしれない。

I had "green shaken iced tea" without sugar, without lemonade at a mall.
I imagined that I would have Japanese green tea with ice, but it was something different.
It tasted little green tea with maybe lemon? and mint? or some other herbs.

I was surprised to see flavoured tofu for the first time.
It is interesting to see what companies arrange Japanese stuff to something Canadian people like better (prefer).

さて、娘のジュリエットはと言うと、公園で転んで鼻の下をすりむいて、このくらいの足の擦り傷ならどうってことないけれど、顔なので、しかも1日たった今日は傷の周りも赤くなって痛々しいです。

ちょっと変わった形の枝を見つけて、「cameraみたい!」と大喜びで(どう見てもカメラには見えないんだけれど・・・)、お空や木、雪や鳥を「カシャッ、カシャッ」と言いながらご機嫌に写していたジュリ、バランスを崩して転んだ時に、その枝が鼻の下を擦ったみたいで、切れてしまいました。
このくらいの切り傷ですんだから良かったものの、やっぱり棒や鉛筆なんかを持って歩くのはすごく危ないなと思いました。

写真はカメラでご機嫌、怪我する前のジュリ〔左)と、その枝で怪我をしたのにまだ嬉しそうに持ち続ける、転んだ後のジュリ。



Friday, February 20, 2009

university tour

木曜日のキッズクラスでお雛様を作りました。
先生のところに行ってお雛様とお内裏様用の色画用紙と台紙の色画用紙を選んでもらってくるんだけれど、女の子たちはピンクや赤を選んでるのに、なぜかジュリは黄色と黒と紫。。。ひとりだけすごく渋い作品となりました。(一生懸命、桃の花で盛り上げた。)

今週は読書週間ということで、ほとんどの大学がお休みだそう。なのでダディもお休み。
ちょっと大学に用事があると言うことでジュリと一緒に大学ツアーに連れて行ってもらいました。

休みでも来ている生徒はたくさんいて、教授たちはお休みではないので、大学中の写真はパチパチ撮れなかったけれど、やっぱりすごい広さでした。
まずは有名なオリンピック・オーバル(公式スピードスケートトラック)から。
私はスピードスケートトラックを今まで見たことがなかったので、その広さに圧倒されてしまいました。考えてみれば、陸上の400mトラックと同じサイズで、陸上部だった私は何度も陸上競技場は行ったことがあったけれど、やっぱりスピードが違うからテレビでは小さく感じられたのかもしれない。

400mリンクでは誰も練習していなかったけれど、リンク内のホッケーリンクでは子供たちがスケートを、もう片方ではショートトラックの練習をしていました。

そこからは大学構内がビルの外に出ることなく、ダウンタウンのプラスフィフティーンのようにつながっていて、暖かいのでジャケットなんて要らなくて、半袖の学生たちもいっぱいです。ぐんぐん歩いていくと、運動関係の施設につながって、その施設の充実さに唖然。バスケットボールコート・ロッククライミングの練習場・プール・ダイビングプール・ジム(構内に4つあるそう)、などなど。

そして続けて歩くとステューデントセンターへ。ショッピングモール並みのフードコート!私たちは本当に大学内を歩いているのか?って感じです。スタバやすし屋やタコス屋などなどいっっっぱい。でも普通のお店が入っているので、「学食」みたいのはなさそう。日本の大学にもあるけれど、旅行会社や本屋、薬局、チケットセンター、バー、レストラン、そしてアクセサリーショップや美容室・アニメのお店なんかもありました。

そこから各学部のビルにつながっているそうで、私たちはダディの学部へ。

他にも12階建ての図書館や、3つの劇場、学生寮も敷地内にあって、とにかく広かったです。

久しぶりにダディも一緒のお散歩。
ジュリは嬉しくてたまらないみたいで、おしゃべりや歌が止まらない。
ストローラー(ベビーカー)を押して行きたいと言うので、ダディもいるしそれもOK !
大きな公園に着くとすぐに、暖かくて木の実を食べに来た茶色のりすさん発見で私もテンションが上がる。黒りすはたくさん見るけれど、茶色の方がやっぱりかわいくて、もうりすの写真たくさんあるけれど、やっぱりパチリ。木から木へきれいにジャンプする姿をジュリも見て、2人で「うわぁ~!」と大声あげたら木の奥に逃げてしまった。。。

ュリは公園内も絶好調。やってくる人々に駆け寄り挨拶、そこまではいつもの散歩と変わらないけれど、それに加えて「Wait!チキディーディーディー、きこえるよ。ピーピーのおうた。」と、チキディー(シジュウカラの種類みたいで「チキディーディー」と鳴く鳥。)の泣き声が聞こえることを散歩中の人々に報告。ベンチに座ってるカップルの前にも「ハロー♪」と笑顔で近づいて行って、同じようなことを話して、相手にしてもらっていないのに、サービスで「ことりはとってもうたがすきぃ~♪」と両手を後ろに回して歌まで歌っちゃうジュリ。

かわいい犬が近づいてきて、しばらくなでさせてもらったり、飼い主の人とお話しをしたり。すごくその犬を気に入ったみたいで、バイバイと言っても後を追いかけてしまい、私たちに止められると、今度はいきなり「ワンワン」と言いながら歩道で犬ごっこ。しかもその姿でかなりの距離を歩いちゃって。。。ほんと、何をするかわからないジュリエットさんです。

約1時間半のお散歩。最後はダディに肩車してもらって、マミィが小さなストローラーを持って。。。だったけれど、とっても気持ちいいお天気で、家族みんなでのお散歩はやっぱり2人よりずっと楽しいやと思いました。

Wednesday, February 18, 2009

lots of fun with cousins, auntie, and uncle!

週末から今朝にかけて、主人のまた別のいとこたちと叔父・叔母が遊びに来ていました。
車で約11時間もかけてみんなでやってきたのも、いとこの1人が海外留学するため。昨日カルガリー空港からウキウキ&緊張な表情をしながら出発していきました。
彼女が荷物をつめたり、両親から海外での注意事項を聞いたり、大切なものを何度も確認している姿を見ているだけで、私もドキドキしてきて、初めて英国に到着した時のこととか思い出して、見たことのない新しい世界に飛び込んでいく若い彼女がうらやましかった!〔写真 2人のいとこの間に座ってコンピューター遊び)
On Sunday, Col's cousins, auntie and uncle visited us.
One of the cousins will study abroad and she flied from Calgary on Monday.
I was excited to see her preparing for the trip. That made me remember how I felt when I went to England for the first time. It is so much excitement and fun to jump into a new place you have never been to. It is an adventure! Good Luck, cousin L!
(picture: Julie sat between cousins and watched YOUTUBE.)

ジュリはいとこ2人にたっくさんかわいがってもらって、いっぱい遊んでもらって、もう大好きで大好きで名前もちゃんと覚えたし、「~(名前)、いっしょにあそぼう、クッキン、しよう。」と自分から誘っておままごとも何度もしてもらいました。夜にベッドに入っても、「マミィ、ジュリ、~とクッキンクッキンした。いっぱい、した。」と嬉しそうに教えてくれました。
叔父・叔母もとってもとっても優しくて、私も大好き。
大勢がリビングに集まって会話をすると、いろんな会話が交差したり、私の知らない昔の話題や共通話題がポンポン出てくるので、ちょっと集中力が
切れて気を抜くとすぐにひゅっと別世界に1人だけポツンといるような感覚になるので、大勢の会話はどうも苦手だけれど、こうやって主人の親戚たちが機会あるごとに遊びに来てくれて、彼らとちゃんと話して数日間過ごすことで、私も随分気が楽にいろいろ話せるようになってきました。みんな遠くに住んでいるので会ったことがあるのは結婚式の時くらい。あの時は緊張していて40人近くの親戚の顔も名前も全然覚えられなかったけれど、やっと頭の中でみんながつながりました。
Juliett was soooooooooo happy to play with cousins, auntie and uncle. They played with her a lot and she laughed with them a lot! At bed time, she told me how much fum she had with them. " Mommy, Julie cooked with cousinK a lot!" (told me in Japanese)
I am sure she will look for them and say "Where Auntie L, Uncle D, cousin K, go?" (Actually, she did.) They left early in the morning. She said good bye last night. She will miss them. I had a really nice time with them too. I will miss them too.
お料理上手の叔母は、よく朝食にパンを焼くそう。今回は全粒粉のパンとシナモンロールを焼いてくれました。
シナモンロール、もっちもちでジュリも私も「おいしいね、おいしいね!」とジュリはまるごと1つ、私は2つもぺロリ。
私も自分のキッチンを持ったらパン作りしてみたいなぁ。
Auntie L made soft fresh buns and yummy cinnamon rolls! They were so delicious!

恒例の餃子作りもしました。もう見慣れた光景にジュリも、いつの間にか「ぎょうざ」という言葉を覚えていて、「マミィ、いま、ぎょうざ、つくってるの。」と。もちろんモリモリおいしそうに食べていました。
We made Gyoza! That was fun and they were yummy too!
「17日は大安よ~」とばぁばに聞いて、日本時間の17日にジュリのお雛様をどどぉんと出しました。
海を越えて私たちのところに一緒に来てくれた大切なお雛様。何一つダメージもなく、日本から遠く離れたここカナダで優しそうにジュリを見守ってくれています。
ジュリのお昼寝中に出したので、ジュリは起きてびっくり。
「マミィ、おにんぎょう、きれいね。おにんぎょう、マミィの?」
「これはじぃじとばぁばがジュリにプレゼントしてくれたおひなさま。ジュリのお人形だよ。」
「ジュリの?うわぁ、キラキラ!ジュリのおにんぎょう。」
と、本当に嬉しそうに眺めていました。
いとこや叔父・叔母もナナ・パパもお人形と着物の美しさとその丁寧で繊細な作りに驚いて、とっても喜んでくれました。
We decorated Juliett's Hina dolls for doll's festival(March the 3rd). I will take a picture of Juliett with her dolls and upload it soon.

Saturday, February 14, 2009

Happy Valentine's Day!

今日はバレンタインデー♪
(昨日、コスコで見つけたベルギーチョコの空き箱、「マミィ、みて、ハートよ。かぁいーね。」というジュリにもらってきました。たしかにかわいい!)
Happy Valentine's Day!
Great grandma sent Juliett a cute card, her picture, and a gift. Juliett likes to talk to Great Grandma on the phone but she hasn't met her yet. Juliett looked happy to see Great Grandma's picture.
こちらのバレンタインデーは主に男性から女性へ、花束やチョコレート、ジュエリーなどをプレゼントするようですが、女性も男性に渡したり、母から子供たち(性別問わず)、あとはおじいちゃんおばあちゃんなどが孫にもプレゼントやカードを渡したりするそう。義理チョコはないみたいですよ。
Juliett, Col, and I made heart cookies for Nana&Papa. We can't say thank you enough to them. We made cokkies with lots of thank Nana&Papa feeling and love. Juliett draw Nana&Papa's faces and we made a card too.
ジュリにも遠くに住んでいるひいおばあちゃんからカードとお小遣いが届きました。毎週パパがグランマ(ひいおばあちゃんだけどそう呼んでる)に電話する時に、ジュリも必ず代わっていっぱいお話をする大好きなグランマ。たくさんたくさん話したことがあるけれど、まだ際に会ったことがないグランマ、かわいいカードと一緒に自分の写真を入れてくれました。ジュリに「この人がグランマなんだよ」と教えると、喜んで大切そうに写真を持って「グランマ、ピクチャー!」と言ってみんなに見せていました。何か好きなものを買ってねと入れてくれたお小遣いで本屋さんに行って、マザーグースなどののっている歌の本を買いました。図書館のストーリークラスで歌ってくれる歌がいっぱいのっていて、私が日本で教えていたキッズクラスでやっていた歌もたくさんのっていて、ジュリと一緒にいっぱい歌っていっぱい踊りました。
昨日、1日早くバレンタインディナーに行ったナナとパパが留守している間に、ジュリとクッキーを焼きました。
今まで2人で静かに暮らしてきたパパとナナ、突然息子家族が居候してきて、しかも2,3ヶ月の予定が1年になりそう。。。にぎやかな孫と義娘といつも一緒で、ストレスを感じることだってあるはず。いつも私たちをいろんなところに連れて行って、いろんな経験をさせてくれるナナとパパに感謝の気持ちを込めて、ハートのクッキーいっぱいとカードをおくりました。 
切り抜いたハートにジュリがナナとパパのお顔をいっぱい描いて貼っただけのカードだけれど、エプロンをしてお皿にクッキー、片手にカードを持って「ハッピーバレンタインデー!」と現れたジュリに2人はとっても喜んで
くれました。
ダディもパパも留守な今日は、教会でバレンタイン・ティーパーティーがあると言うことで、遊びに行ってきました。
ナナは赤いセーター、ジュリも赤いシャツ、ときたら、私も赤を身につけとこうかなぁ・・・なんて濃い赤のジーンズをはいて出発。
寒くてこもりがちになってしまうお年寄りの方々に外に出る機会を。というのが目的なので、おじいちゃん・おばあちゃんがいっぱいだったけれど、クワイアで知り合った人たちもいて、楽しいおしゃべりの時間でした。そしてみんなどこかしら赤を身につけていた!
Nana, Juliett and I went to the church for the tea party. They decorated the room so lovely with lots of red, pink, and hearts. There were many cookies, sandwiches, and brownies. We had a nice time there. Juliett was so happy with lots of hearts. She ate, and ate.

スクラップブックが趣味のママたちがデコレーションしたテーブルには赤やピンクのハートが散りばめられていて、真ん中のテーブルにはたくさんの種類のクッキーやブラウニー、サンドウィッチ!
ジュリはおいしそうなそれらに目を丸くして、"Lots of hearts!" とおおはしゃぎ。
(最近みんなといる時に聞くようになった Lots of ~ 、普段は~いっぱい!ということが多いんだけれど、それは私相手だからか?パーティーでは使い分けたのだろうか・・・。)
後から後から運ばれてくる手作りスウィーツに摂取カロリーも恐ろしいことになり、ダディには申し訳ないけれど、今夜の夕食はバレンタインディナーでもなんでもなくて、そうめんとかでいいか。と思っている私です。ジュリもあまりのスウィーツ天国に最後の方は歌って踊りだして。。。酔っ払いみたくなっちゃいました。


帰ってきて、いつもよりずっと遅い昼寝タイムに入ったジュリを見ながら、ブログ更新です。
たくさんハートや赤やピンクを見てきたので、ダディにもカードくらい作ってあげようかなぁ...という気になって、日本に帰った時に買ってきたカード作りの本をペラペラめくってみると、かわいいのを発見。
恋って感じじゃないけれど、とってもかわいくて「恋する2人」を作りました。こんなに細かく紙を切れないよ・・・と思って一か八か爪切り用はさみで切ってみると、なかなかいい感じ。即席のわりに満足度100。この本、おすすめです。
主婦の友社の「かわいいポップアップカード」 著者 くまだまり
I made a card to my husband. I found a cute recipe from a book I bought in Japan last fall.
I hope he will like it.

Friday, February 13, 2009

talking, talking.

またちらちら雪の降るカルガリーです。
なので。。。恒例のクラフト。
しかも、「てって〔手)でつくってぇ~」と言うジュリエットさんのリクエストによってまた色紙で手形を作って、今度はちょうちょ。

「♪どんないろぉがすき?♪」とたくさんの手形を並べて歌いだしたジュリ、茶色とこげ茶を取って「brownがすきぃぃぃ~♪」と元気よく歌ってました。ほんと、茶色が大好きみたいです。
ちょうちょの体に手形を付けて羽にしていく時も、初めに渡してきた色はこげ茶色、そして次が茶色、そして黒。。。なんか渋い。渡してくれた順番で貼っていったので、思っていたよりも地味なちょうちょができました。
その後にやった塗り絵も「Where my brown go?」とクレヨンセットの中から茶色をゴソゴソ探して嬉しそうに塗っていました。ほんと、歌の通り!♪ いちばん先になくなるよ~、茶色のク~レヨン ♪

英語では " What's that?", "How many?" , "Where are you? ", " I see you.", " I found it.", " He's(She's) coming. ", " Hello, (Is) anybody home?" などなど、どんどんセンテンスが出てくるようになりました。単語の量もぐぐっと増えました。
Juliett started to talk with sentences. She can say those(↑) sentences.
One day, she made a sneeze and then covered her mouth with her hand and said "Goodness."
That made me Nana and I laugh a lot. Juliett saw Nana said t
hat when she made a sneeze. Now Julie can say "Excuse me", but she prefers to say "Goodness" with smile, because she likes to see people's responses after saying it.の間、くしゃみをした後に 口を押さえて "Goodness" と言ったジュリにはナナも私も大笑いでした。ナナがよく、咳をしたりくしゃみをしたりする時に言うのを見ていて覚えたのでしょう、それ以来そういう時は "Excuse me" って言うんだよと教えても、周りの反応がおもしろい "Goodness" をにやっとしながら言ってます。 
ドールハウス遊びも会話の量が増えて、1人でにぎやかに遊んでいます。ドールハウス内はなぜか日本語。
髪を結んだ女の人の人形をトイレに座らせて「うーん、うーん。」、まわりにいろんな人形を連れてきて「がんばれ、がんばれ!」と声援を始めました、まるで私がジュリにやっているように。 でもよく聞いてみると、「がんばれ、がんばれ、おばあさん!」。 。。。えっ? おばあさん? 
そしてその人形のトイレが終わるとひとこと、「じょうず!じぶんでできたね、おばあさん!」。
笑っちゃいました。おばあさんは自分で出来るよ~って。
〔写真 : バレンタインデーが近づいて、街もどこもハート・ハートなのでちょっとハートなクラフトも作ってみました。)
先日、マックに行ったことを聞いて怒ったダディとそれに言い返す私を見た途端、あわてて走ってきて2人の間に立ち、私のほうを向いて「マミィ、にっこぉ~!」そしてダディのほうを向いて「ダディ、にっこぉ~!」と笑顔になるように促しました。それでも言い合いがおさまらないと、私たちの前に立ち、「どんないろぉ~がすきっ? はいっ、マミィ!」 とマイクのようにした手を私の口元に向けて、「マミィ、ダディ、みんな、いっしょ、うたってぇ~!」と一生懸命に私たちの言い合いを終わらせようとする姿にさすがに私たちも反省、・・・反省したのにまたその会話が寝室で再スタート。それを見たジュリは「ジュリ、ベッド、いらない。」と言ってベッドから降りて、寝室から出てリビングルームにブランケットを運んで「ジュリ、ここ、ねんね、する。」と。
けんかでは全然ないけれど、いつもと違う口調で話をする両親を見るのが心配でイヤなんだなというのがすごく感じられて、2歳児でこんな行動とるんだ~と感心しつつ、気をつけようと思いました。
(写真はちょうちょにハグ。)
マイナス5度だけど、日なたは暖かくてジュリとブランケットを持ってお庭に椅子を出して本を読みました。
右の写真は "Where the ladybug go?" と言った時に撮った写真。アクションが欧米人っぽい?

お米がきれて数日パスタやパンやジャガイモを食べていた私たち、ダディもナナもパパも毎日おいしそうに食べていたけれど、確かにパスタもパンもみんなおいしいけれど、体が「米をくれぇぇ!」と叫んでるのを感じる。
今日10キロを買えて、家に帰ってすぐ炊いて、おやつにふりかけご飯を食べたら、ジュリが「おぉぉぉぉぉ~いしいねぇぇぇぇぇ!!」と眼をパチパチさせながら感動の一言。
ほんと、お米っておいし
いよね、オーバーアクションが欧米人の血を感じさせられるジュリだけれど、舌は日本人ね。と嬉しくなった母でした。昨日が来年のバンクーバーオリンピックへちょうどあと1年という日だったらしく、カナダ、これから盛り上がっていきそうです。
昔、2010年にバンクーバーでオリンピックが開催されると聞いた時、そのころはカナダに住んじゃってたりするのかなぁ。。。なんて漠然と思っていたけれど、本当にそうなっているのが今でもまだ不思議。私って移民なんだよねぇ。。。って。

オリンピック、楽しみにしています。日本選手、たくさん来るかな。
ジュリと2つの旗を持って応援しなきゃ。

Wednesday, February 11, 2009

Daddy is a student.

カナダに越してきて、就職活動をしていたダディですが、自分の持っている大学単位にもう少し単位を加え資格を取ろうと1月から再び大学生になっています。学校のあとはバイト。週末もバイト。「ダディ、がんばれ、がんばれ」とジュリに応援してもらって頑張っているダディです。(ジュリは「ばんがれ」から卒業、ちゃんと「がんばれ」と言えるようになりました。写真は頑張れダンス中に。)

カナダの大学は日本の大学と違って、私も詳しくはわからないけれど、基本的に全部公立のようです。しかも日本のようにたくさんなくて、比較的大きい街に1つ。カルガリーにも1つ(市立ってことなのかな?)、アルバータ州都のエドモントンには州立大学があります。

日本にも規模も敷地も大きい大学たくさんありますが、国が大きいだけにこちらの大学も敷地がとっても広いようです。
ナナに車でダディの行っている大学を見
に前に連れて行ってもらいましたが、コンサートホールがいくつかあったり、オリンピックの開催された公式スピードスケートリンクがあったりと、とにかく広くて驚きました。広いお庭つきの託児所もありました。

約10年ぶりに学生生活に戻ったダディもヤングたちとのギャップにかなりのカルチャーショックを受けているらしく、私も話を聞くのが楽しいです。

(日本のほうがテクノロジー関係は速いし優れていると思うので、今じゃ日本の大学では当たり前なのかもしれないけれど。。。)
講義が始まり、「さて、ノートをとろうっと。」とノートを机に出したダディ、周りのカタカタという音に気づき見渡してみると、学生たちはノート型パソコンを開きタイプし始めたそうで、なんか鉛筆にノートな自分が恥ずかしくなったそうです。(現在も鉛筆とノートだけれど。)

講義中に教授が生徒たちに質問するそうなのですが、ただ口頭で質問・回答するのではなく、教材のオプションとして携帯用リモコンみたいなのが学校で売っていて〔20ドル)、それを買い登録し、講義中の教
授の質問に対する答えをそれで入力するとそれがそのまま教授のPCに各生徒の回答記録として残り、その出来、不出来も成績に影響を与えるのだそうで(なんか説明がへたでごめんなさい。)、オプションだから必ず買ってやらなきゃいけないわけではないけれど、早速買ってきたダディは学校で使っているようです。

宿題も出されるけれど、またそれも口頭ではなくて、家に帰ってきてコンピューターからログインして宿題をプリントアウトしたり、回答を打ち込んでます。コンピューターなかったら学生生活やっていけないの?!って聞いたら、そうだ。と。家にない場合は大学内のを使って宿題をやったりするそうです。

そんなハイテクノロジーな授業を受けているダディですが、ある日、手にカラフルなグミをいっぱい持って帰ってきました。
そして、「生化学でモデルを作ってくるように宿題がでた。」と言って竹串をキッチンから探してきてなにやら作り始めました。

そして完成。かなり満足気。
「えっ。宿題って、まさかこのグミを提出す
るわけじゃ・・・」と言う私に「そうさ、1回の宿題のためにプラスティックのモデルセット〔40ドル)を買う必要はないと思ってさ。」とダディ。
いや、いくらノートに鉛筆、ぎっちりバイト生活の貧乏学生でも、そこはプラスティックのを買っとこうよぉぉぉ。と言ったけれど、次の日、この小学生の夏休みの宿題のような作品をタッパーウェアに入れて大切そうに大学に持って行ったのでした。
ちなみに教授は「これ、かわいいねぇ。」と言って気に入ってくれたよう、モデル自体は正解だったので問題なしだったと。

先日テストだったダディ。朝、行く時に「鉛筆持った?予備の消しゴムも持った?」聞くと、「鉛筆は使わないよ。答案が返された後にいくらでも消して書き直して教授に抗議できちゃうし、もし教授の採点が間違えていた時に鉛筆書きだと正解だったとしても点をもらえないからね、ボールペンを使うんだ。修正ペンも使っちゃダメだよ。」と。
なんか、それも不思議でした。


さて、なかなかダディと遊べないジュリだけれど、毎日元気にしています。
びっくりしちゃうくらいの頑固者で、ジャケットを着ないと決めた日にはマイナスだろうが手を後ろに組んで着ようとしません。
ほっぺも指先も真っ赤にしながら「ジャケッ、いらない。」の一点張りで、寒さをこらえて歩いてました。
ここのところ急にボキャブラリーが増えて、ほんとおもしろいことばかり言うので、今度まとめて書きます。