
車で1時間ちょいのロッキーマウンテンの近くのキャンプ場に知り合いが泊まりに来ているという事で、学校行事以外にキャンプなんてしたことも興味もなかった私にカナダのキャンプを見せてあげると昼過ぎから連れて行ってくれました。
カルガリーの街を抜けるとそこはもう信号の全くない広い1本道。両側には馬や牛の牧場や原っぱが広がります。青空にきれいな雲、遠くにはロッキー山脈。この道を通るたびにすごい広いところに越してきたなぁと感じます。


珍しい花を見つけるたびに写真を。
(ハイキングの後に会いに行った知り合いの方はいつも私のブログを日本語が読めないけれど見てくれていて、撮った珍しい花の写真はブログにのせてね、とリクエストしてくれたので、今日のブログは花の写真がいっぱいですよ~。)

左のワイン色の花はStriped Coral Root ストライプド コーラルルート
黄色い花は女の人のスリッパの形に似ているから Yellow Lady's Slipper レディーズ スリッパーという名前だそう。
パパはここに来るたびにハミングバードを見るのを楽しみにしているそうで、それを聞いたジュリは「ハミングバードは何色?」「ハミングバードはどこにいるの?」といろんな鳥の声に耳を澄ましてあちこちきょろきょろ。
散歩大好きなジュリは長いハイキングも全然弱音を吐くこともなく、ずっと元気元気にぐんぐん先頭を進んでいきました。


左は流れ星に似てるところから Shooting Star シューティングスター
右は Honey Suckle スイカズラ。ハニーサックルはアロマテラピーのオイルの名前で知っていたけれど、お花を見るのは初めて。


アルバータ州の車のライセンスプレートにはこのバラの花の絵がプリントされています。
香りはとっても優しい香り。とても気に入って、ジュリと花を見つけるたびに何度も顔を近づけて2人でいい気分。

さて、左の写真でジュリが立っているところはなんだと思いますか?
私は本やテレビでしか今まで見たことがなかったけれど、これがビーバーが作ったダムだそう。大きかったです。
ダムの中央に巣があって、巣への出入り口は水中にあるのだそう。歩きながら川の途中に何箇所かダムを見ることができました。
これも花なのかな?フリンジのようなのがかわいいと思って撮りました。(左下 Western Meadow Rue ウェスタン メドールー)
それに、水色のトンボも見つけました。ジュリが気に入って一生懸命追いかけてました。
結局、ハミングバードには会えなかったけれど、すごく気持ちの良い散策でした、


キャンプと聞いて、三角テントが山の中あちこちに建っているのかと思いきや、みなさんキャンピングカーで来てました~。(もちろんテントでキャンプする人たちもたくさんいるそうですが)
説明が難しいんだけれど、山道のあちこちに番号をふったスペースがあり、そこにそれぞれキャンピングカーとそれを引くトラックを止めてキャンプします。なので、プライバシーが守られているというか、木が茂っていて、少し先の番号に誰が止まっているかわからないし、声もそんなに聞こえません。

ロッキーマウンテンが目の前にそびえる川の前でピクニックディナーをとりました。
外で食べるサンドウィッチにたくさんの新鮮なフルーツや野菜はなんておいしいんだろう。川辺に座ってなんとも贅沢な時間を過ごしました。日差しは暑いけれど、湿度がないのでさらさら、汗なんて1滴もかきません。そこが日本と大きく違うところ。
完全インドア派だった私の中で、少しずつアウトドアっていいかも?と思う気持ちが増えてきています。
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