静かな日常に戻りました。
今週に入って10度台のちょっと涼しい天気に戻り、でも太陽は夜の9時過ぎまで燦々なので、植物は嬉しそうに花を咲かせています。
そんな色とりどりのいろんな庭を見ているうちに感じたのは、結局雪が降らなくなったのは5月中旬で、また早ければ9月10月にも雪が降り始めるここは、一応「四季」はあるけれど、日本のようなわかりやすくて情緒溢れる変化、特にこれと言う春と秋がほとんどないまま、夏と冬を繰り返しているのではないかということ。
梅が咲いて、つくしやふきのとう、菜の花、桃、そして桜が咲いて、あじさい、・・・みたいに順を追って春の始まりや梅雨、夏を感じられる日本とはちょっと違って、こちらもきっとそれなりに順番はあるんだろうけれど(例えばバラはまだどこも咲いていない、とか)、それでもやっと暖かくなったぞ、咲くぞ、咲くぞ、そぉ~れ!ど~ん!みたいな印象があって、見てる側はうわゎゎゎゎ!ってびっくりします。
まぁ、どちらにしても、1ヶ月前の白黒の景色からいきなり緑溢れる美しい景色になったことはとってもとっても嬉しいこと。
嬉しくて散歩に行くたびに花の写真を撮っています。
さて、最近のジュリエット。
以前は新しいことを言うたびにメモったり、ブログに書いたりしていたけれど、ここ数ヶ月どんどん新しい文章がでてきて、書くのが追いつかなくなりました。
ほぼ、英語で会話をするようになったジュリ、私の日本語の問いかけに対しても英語で答えます、でもそれは私の言っていることをわかって返事しているのだから、甘いけれどよしとしようと。未だに必ず日本語で言っているのは、いただきますとごちそうさま、と、私に怒られた時のごめんなさい。もちろん、それ以外にもふとした拍子に日本語モードになる時があって、そういう時は、「ジュリ、できたよ。」「いっしょにあそぼ。」「これ、なぁに。」「ジュリ、きりんさん、すき。」「マミィ、ぎょうざ、たべる?」・・・などなどいろいろ話してくれます。
私は日本で子供たちに英語を教えていたことがあったから、ジュリの言葉や文章の覚え方はすごく興味があります。
例えば、テキストでは「はじめにまず自分のことを話せるように」と、あいさつをやったあとは I で始まる文章を導入していたけれど、ジュリは I want は今もまだ言わないし、I likeもつい最近。 I'm happy, hungry, sick, sleepy, tired. など形容詞の文章は結構早い頃から言っていたかな。でもそれより、Are you OK?とか 相手の様子を聞く文章や、Whatを使った文章の方を早くからたくさん覚えました。
聞いてそのままを覚えるのと、頭で英語を日本語に変換して理解するのではやっぱり全然違うなと見ていて感じます。
中学1年生が違いに悩んでいた see, look, watch(seeは見えるだからちょっと違うけれど、あとの2つは見るだから)、この3つの使い分けを何度か質問されたりしたのを思い出すけれど、ジュリはいつの間にかちゃんと使い分けてる。"Look at that!" " Watch me!" " I can see you!" フレーズで覚えているからというのもあるかもしれないけれど、同じような take と bring の違いもちゃんと使い分けて使っているのを聞いて、自分の娘だけれど、英語の理解の仕方がきっと頭の中で全然違うんだろうなと不思議に感じます。
そして、やっぱり私が日本語で話しかけることを疎かにして日本語から遠ざけてしまってはいけない、子供の時からバイリンガルに育てることは負担になるかもしれないと思ったことがあるけれど、将来日本語を1から学ぶことになるほうがきっともっと本人は大変だろうと思い、これからも日本語シャワーをガンガン浴びさせようと思った母でした。
(写真は面倒見が良く、滑り台の上にまでベビーカーごとお人形ベビーを連れて行っちゃったジュリ。地面に1人で滑り台で降りては石を数個掴んで上に上がり、ベビーに「おなかすいた?」と聞いて食べさせてました。
2 comments:
絵里子さん、こんばんわ。
今日は、こうへいが二歳児の癇癪で、久々にものすごい大泣きだったので疲れました~。
こちらは、ここ一週間すごく暑くて、今日は
日射病になっちゃうんじゃないかと思って
公園にも行けず、最近よく遊ぶようになった
近所の男の子にも会えない日だったし・・。
ジュリちゃんもまだこんなことありますか?
あと、日本語のこと。
私は、すっかり英語に押されまくりです。
こうへいは、生後6か月でこっちに来たこともあるけど、英語が9割以上だし、文章で話すことが多くなってきたこの頃は、ついつい私も英語で返答しちゃってる毎日です・・。
まわりが英語だらけなので、情けないけど
なんかもう面倒になっちゃってる自分がいます。絵里子さん、よくやってる、えらいなぁ。知ってる単語やフレーズが、日本語よりも、英語の方がずっと多い彼とは、英語で会話した方がずっと楽なんですよね・・。
でも今あきらめたら、もう無理かも。
話せなくても、まずは、聞いて理解できるように、彼がよく分かってなくても気にせず、もっと意識して話さなきゃ・・。
最近、結婚記念日だったので、コッツウォルド地方に旅行に行ってきましたよ!
絵里子さんは、行ったことありますか?
シェークスピアの誕生の地は、時間がなくて
今回は行けなかったけど、ヒッドコードガーデンとか、すごく良かった。
庭に植えてあったピンクのバラも、記念日の
日に、ちょうど初めて咲きました。
今の季節、お花が綺麗で幸せですね♪
カナさん、こんにちは。
コメントどうもありがとうございます。
こうちゃん、ぎゃぁぁぁぁ~!って泣いちゃったんですね、あります、あります、ジュリも。どうしちゃったの!?って思うくらいの大泣きと大暴れ。特に、お外に出れないとか眠いのにうまく寝れないとか、フラストレーションがたまるとなる感じがします。
こうちゃんも気候の変化とか、なにかきっときっかけがあったんでしょうね。
日本語で話すのが面倒になる気持ち、すごく良くわかります。特に、まわりに家族や友人、他の子供たちのママ(外国人)などがいる時、私とジュリは何を話してるんだろう、とか、私は何をジュリに注意しているんだろう、とかきっとみんな思ってるだろうな、みんないるんだからわかる言葉で言った方がいいだろうなって勝手に思って、本当は日本語&英語で言えばいいんだろうけれど、面倒くさくて英語で注意したり、話したりしちゃいます。
日本語で話すと私とジュリだけがまわりと同じ場所にいても別世界にいるような変な孤独感?を感じたり、他の人に壁を作っているように見えたらいやだ、って思ったり。。。いろいろ考えすぎなんでしょうけれど。
でも、ほんと、今諦めたら、きっと、こうちゃんやジュリが日本語から遠ざかってしまって、将来、母親や祖父母の話す言葉を話したいと思った時に、苦労するかも知れないって思うと、まだ言語を学ぶという意識がないこの小さいうちに耳だけでも慣らしておいてあげれたら本人が楽なのかな、だって、将来もお互い英国&カナダにいるって決まっているわけじゃないじゃん♪日本に戻ってたら日本語とても大切だよ!って自分を励ましながら面倒でもやっぱり頑張ろうと思ってます。カナさん、お互い頑張りましょう!
結婚記念日、おめでとうございます☆
バラにもお祝いしてもらってさらに嬉しい日になったでしょうね。お花が咲くのってすごく嬉しいですよね。
コッツウォルズ、大好きです~!あの蜂蜜色の家々に自然がとっても調和していて、あまりの美しさにため息をつきながら写真をパシャパシャ撮ったのを覚えています。どこを撮っても絵葉書になるような。。。
ヒッドコートガーデンは初めて聞いた名前、行ってみたいな~。お花がきれいだったでしょうね。記念日旅行にコッツウォルズ、なんてロマンティック!旦那さん、優しいなぁ~!ちょっとうちの主人も影響受けて欲しいです。
私はシェークスピアの生地のあたりは行ったことあります。一人旅をした時にはチッピングカムデンに行きました。
まだまだ見ていないところがたくさんあって、カナさんとやり取りするたびにイングランドに飛んでいきたくなります~♪
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