
こういう時の嬉しさって、なんだかとっても特別な気持ち。
もう少ししたら白い花で満開になるのかな、もうそしたらジュリとシートを引いてお花見だ。
ざぁざぁ降りの雨に吹雪、気温だって夜にはマイナスまでおちた昨日とおととい。
そんな天気に負けることなく、外の植物は青々としていて、うちの中で育てている過保護なプランツたちは自然に溶け込めるのか心配。もう一度雪が来週くるみたいなので、それが過ぎたらいよいよ庭に植えようと思っています。

なんだか一人でいろいろ話をしながら、三輪車に乗って行ったり来たりしているので、
「楽しそうねー、誰と話してるのー?」
「ワーム(みみず)だよー。」
「そっか。土の中のみみずにも大きい声で話したら聞こえるもんねー。」
「ちがうよ。ここにのせてあげてるの。」
と、ジュリの指差す三輪車の後ろの足を置くところ(?)を見ると、弱ったみみずが。。。(写真 ちょうど錆びているところ)
それより少し前に私が土いじりをしていて、庭を掘ったら大きなみみずが出てきて、ぎゃぁー!と言っていたのを見ていたジュリ。そのあと一人でごそごそ、シャベルにのせたり触ったりしているのは見ていたけれど、まだ遊んでいたとは。。。というか、みみず、相当弱っているのでは。

と、私に言われ、「へいへい、かしこまりました。」ってな感じの返事。そしてまた一人ごそごそ。
「タダー(じゃーん)!スペシャルハウス、できたよー!友達のカエルもいるよー。」
「土に戻してあげなさーい!」って言ったけれど、チョークの山とおもちゃカエルがかわいかったらこわす前にパチリ。
ジュリは石とみみずとてんとうむしと。好きなものに囲まれて嬉しい外の時間でした。

買い物に行ったついでにちょこっと寄ってもらったスリフトストアで、うわぁ!と惹かれてしまったのはこのお皿。
パイレックスやファイヤーキング、アメリカンコレクタブルも素敵だけれど、カナダということもあって、結構古いイングランドものが出ていることに最近気づき、お皿を見るようになりました。夢は色柄がぜんぜん違うカップ&ソーサーを何脚か揃えてティーパーティーをすること。
緑は好きな色じゃないんだけれど、この季節は別。嬉しい色。しかも、緑でかわいらしさにメリハリをつけている感じが乙女過ぎずにまたいい。金の縁取りも模様もなかなか丁寧で、これはもちろんイングランドでしょう!とお皿をひっくり返して刻印を見ると、ユニコーンの絵とWEDGWOOD&CO.LTDと。(Made in England)
ウェッジウッド!?もしかしてヴィンテージ!?
と、ドキドキし始めるも、ユニコーンなんて見たことないし、CO.LTDがなんだかすっきり受け入れられず。
でも、私なんて現代ウェッジウッドも少ししか知らないんだから、長い歴史上そんな刻印もあったのかも、だってどんどんデザインを変えるところもあるし。
でも。。。お花の絵の隅に名前のようなのも書いてある。そういうの。。。あるのかなぁ?
などなど、お皿をとっては眺めて、また置いて。そんなことを繰り返して、買わずに車に戻ったのだけれど。。。
「ねぇ、きれいなお皿があった。しかも、ウェッジウッドって書いてある。でも、そのあとに&CO.LTDとも書いてある。真似してるのかな。」「でも、3ドルだし、家に帰ってもしヴィンテージって知ったら、後悔するから買っちゃおうかな。」「たとえウェッジウッドじゃないとしても、デザインがかわいくて最初手に取ったんだし、イングランド製なのは確かだし、英国アンティークの勉強としていいかな。」。。。そんなことを横でうわぁーと聞かされた主人。「3ドルだろ。それで気が済むのなら、さっさと買ってこーい!」
で、お皿を手に帰ってネットで検索。
WEDGWOOD&CO.LTD 。。。あのWEDGWOOD社(ジョサイア・ウェッジウッド)とは別物。ということが判明。うぅぅ。
でも、コピーとか偽物とかそういうのでなくて、それはそれで歴史のある会社。この会社は1859年にジョサイアさんの遠い親戚のエノク・ウェッジウッドさんが引き継いだことで名前が変わったのだそう。まぁ、ネットでもWEDGWOODとWEDGWOOD&CO.LTDは違うから要注意!なんて書いてあったりするので、私のように「おぉ!これはもしや!」って思ってしまう人も多いんだろうな。
こんなことがあると益々愛着が湧いてしまう。もうちょっと良く調べてリビングに飾るつもりです。
(そうやってガラクタが増えていくんだ。。。って言われそうだけれど。)