お元気ですか。
ばぁばが月1宅配便で送ってくれるジュリへのかわいらしいワンピースや女の子らしいお洋服を見るたびに、いつかは伝えなければと思っていたことがあります。
秋にばぁばのお家に滞在した時にもしかしたらばぁばも薄々気づいていたかも知れませんが。
それは、ジュリエットはその名の持つイメージのような可憐で女の子らしい子にはどうやら育っていないようなのです。ということです。
どこで野生児化したのかは私も分からず、今日、一緒にお庭で砂遊びをするはずが、土を掘って見つけたたくさんのミミズたちを手に乗せて大喜びしている娘の姿を見て、この子はどうやら私たちが知っているよりもはるかに自然児だと確信しました。
「マミィ、プレゼント フォー ユー。」と言ってくねくねしているミミズを届けてくれました。虫嫌いのじぃじはこんな事されたらどうなっちゃうんでしょう・・・』
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本当なんです。明日で2歳半、カナダでの生活を半年以上経て、今のジュリには「モデルをやったことのあるお人形さんみたいなジュリちゃん」の姿はありません。かわいいとかそういう形容詞でなくて、「たくましい」とか「力強い」とか。ちょっとかわいく言えば「おてんば」の枠にはまだ入れるかもしれないけれど。何をするよりも外遊びが好きで、午前中に1度、午後に長い間、そして夕食後にも外に出ます。出られないと、家中の人に「出させてくれ」と頼みに回ります。それでも出られないとドアにへばりついて泣きます。そんな1日中、土や泥まみれな子なので、なかなかかわいいお洋服の出番がありません。
本人はふりふりやレースのお洋服がとても好きなようだけれど、それで外に出ると落ちない草や土の染みを作ってくるので、私が着せていません。
ハイキングや山登り好きの主人の血を思い切りひいたのでしょうか、登れるものが目に入ると、走っていってよじ登ります。積まれた岩、石のオブジェ、積み重ねられた椅子など、なんでもなんでも。
頭の中はストーリーでいつもいっぱいで、「クロコダイルが天井に隠れてる」「今日はスパイダーが起こしてくれた」「モンスターが近づいてきている。」・・・そんなことを報告してくれます。どんな世界なんだろう。
〔写真は変ったてんとう虫に興味津々のジュリ)
かわいいことももちろんしてます。
高さの違う台を3つ並べるとそれは「プリンセスの階段」になるんだそう。ゆっくり上から3段降りながら「プレスト~!〔多分プリンセスが星のスティックを持って言う言葉)」って言ってくるくる回りながらダンスします。音楽がかかると、相棒〔時にベィビーのお人形だったり私だったり、ほかのぬいぐるみだったり。)をあわてて探して両手を持ってくるくる高速ワルツのような踊りをします。ベィビーはあまりの速さにぶるんぶるん振り回されているけれど、そこはまぁ、2歳児ですから。本人はとっても楽しんで笑顔・笑顔なワルツパーティーです。
言葉もどんどん覚え、最近は「日本語で?」と言われると英語で言った言葉を日本語で言うようになりました(日本語で言えるもの、動物、くだもの、色、身の回りのもの)。反対にそれらの言葉を、私と日本語で話していて、「英語で?」とか " In English"と言うと、英語で言ってくれるようにもなりました。〔本人はドーラと同じスペイン語を話していると思っているようだけれど。 よく自分で in Spanish と言って英語を教えてくれることがある)
これは最近静かに作っていたおもしろい作品。ドールハウスの家具を重ねて親友アンパンマンの仲間たちを並べて何かを作りました。
なんだか分かりますか?
デンティスト、だそうです。
なるほどぉ~。と家族みんなでうなづきました。アンパンマンが歯医者さんでバイキンマンが患者さん、他のみんなは待合室のみんなだそうです。上に乗っている洗面台はライトとミラーだそう。こんな風に家具をいろいろ組み立てて、子供っておもしろいなと思いました。
女の子・女の子していなくても、元気が一番。
元気に毎日すくすく成長してくれていることに感謝。ばぁば、じぃじ、日本のお友達のみんな、次に帰国する時にあまりの活発さにびっくりしないでね。
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