今日、142歳になったのは・・・カナダです!
カナダに来ていろんな人たちに出会ったり、教会を通じて世界の三大宗教と歴史の絡みにも興味が出てきたりして、次回帰国する時に必ず日本で買うものリストに「日本と世界の歴史の本」と書き込んでいる私ですが、学生時代は社会が一番嫌いだったし、興味もありませんでした。
なので、142歳と聞いて、「へっ!?142歳っておばあちゃんのそのまたおばあちゃんくらいの時代じゃん、何て新しい国なの!?」って驚いちゃったけれど、植民地時代を経て、1867年に英国政府が英領北アメリカ法を制定、それによって、英連邦のもとで自治権を持つ連邦となったそう。世界大戦も英連邦の一員として参戦したんだそう。英国議会でカナダと英国は対等であると、事実上独立国家になったのは1931年。しかも、あのカナダの旗は1965年に制定されたって、そんな最近のことも知りませんでした~!(それまでは真っ赤、左上にオーストラリアのように英国国旗、右真ん中にイングランド、スコットランド、アイルランド、フランスの紋章とメープルリーフ3枚が書かれた国章)
今朝の新聞の1面に大人1000人に「カナダ人として誇りを持つこと」という質問の結果が出ていて、86%で第1位だったのが、国旗でした。続いて軍隊、カナディアンホッケー、多国籍文化、民主主義、・・・と続いていました。日本だったらどんな結果になるんだろうってみんなで話したりして、かなり興味深い結果でした。みんなカナダの旗を愛してるんですね~。
さて、そんなカナダのお誕生日(カナダ・デー)、祝日の今日は朝早くからジュリをつれてフォート・カルガリー(昔の砦なんかを再現している大きな公園)へ。
9時から始まるイベント、10分前に着いたけれど大きな駐車場もいっぱい、丘の上にあるテントに続く長い道も真っ赤の服を着たりカナダの旗やメープルを頭にさしたりフェイスペインティングやタトゥーした親子連れなどでいっぱい。
「今日はジュリも私も赤を着ていく予定♪」と言った私に 「じゃあ君は日本の建国記念日に日の丸の服を着る?」と言う主人。「いいえ、着ません。」。。。そんな一言でテンションも下がり気味、赤も特別入っていない普段着を着て行った私たち。
赤い服や赤いサンダル、ペディキュアや小物、みんな楽しそうにそういうのを身につけていて、やっぱ着てくれば良かった。。。と後悔。
私たちも丘の天辺から続く列に並びます。この列は、「カナダ・デーをお祝いしよう!パンケーキ朝食を1000人に振舞うよ!」ってなイベント。そうです、こちら、こういうフリーイベントが夏の間いっぱいあるのです。丘の下までパンケーキのいい匂い。順番が近づくとエプロンつけたおじさんたちがたくさんの鉄板でパンケーキをせっせと焼いていました。(写真は一応のせたけれど、このおじさんのはあまり上手じゃなかった。。。)
お皿にパンケーキを2枚ずつ、それにソーセージとメープルシロップ&ホイップバター、ドリンク、それにカナダの旗とジュリはピンバッジをもらってテーブルで食べました。ふわふわでおいしかった。
食べてる途中に「ハッピー カナダ・デー!」とうしろから声が。振り返るとジュリのお友達Jくんとその家族のみんなでした。Jくんもマミィも赤を着ていてかわいかった!
長く続くテントの反対側では子供たちのためにいろんなゲームやクラフトが用意されていて、輪投げやミニゴルフ、ボーリングなどなどジュリは10個以上楽しみました。写真は牛の乳搾りゲーム、右は描いてある動物の口にそれぞれのえさのかたちをしたお手玉みたいのを投げるゲーム。1箇所チャレンジするたびにお兄さんやお姉さんからスタンプを押してもらえて、たくさん集めて赤と白のキャンディーももらいました。
外には大きなバルーンルームがいくつも。ジュリも何箇所か中に入れてジャンプジャンプ、これが大好きなジュリ、本当に楽しそうでした。
そして、この間に続き今日も乗馬のチャンスが。絶対乗りたい~!と言うジュリと一緒に1時間並びました。そして、今回はジュリが待っている間に乗りたいと言っていて茶色の馬(他に黒茶、白がいた)に乗ることができてジュリは上機嫌。自分から元気に飛び乗り、ダディの支えも必要なく、嬉しそうに1周まわりました。
ミニ動物園(というか農場)が来ていて、ひよこ、やぎ、ひつじ、うさぎを優しく触ったのだそう。(私は列で待つ係。)
1日中いろんなところで似たような催しものが行われた今日、私たちは警察の騎馬行進や夜の花火を見られなかったけれど、家族でとっても楽しい1日を過ごしました。
主人は学生の時に来たのが最後だったようで、朝は「パンケーキは僕の作るのよりさらにもっとまずいし(わたしは主人のパンケーキが苦手)、イベントも安っぽくておもしろくない。」と乗り気でなかったけれど、帰り道には「子供と一緒に来ると楽しいなぁ~、パンケーキも結構うまかったし!」と。良かった良かった。
おめでとう、カナダ!これから素敵な歴史を刻んでいってね~。
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