
「そこの広い公園の敷地内を練習しよう。」と主人が誘ってくれて、あぁ、そこだったら公園内は一通だしパーキングも広いし大丈夫とやる気満々でいざ運転。
さて、家の駐車場から出すか、とバックしようと思ったと同時に「あれっ?」。
頭で左に乗っているんだってわかってても、10年も日本で運転してるから体が勝手に覚えてて左手でギアを変えようとしてる。。。。。そこにはドアしかないって。
「あ、そうだった、こっちだね。」と右手で PからDへ。そしてバックして、さぁ、前進する時も、だからギアは右なんだって!って自分の体につっこみたくなるくらい左手がギアを探してる。。。ドアのあたりをかさかさ。 横で主人にやにや。
そんなんで出発したカナダ初めてのドライブ。
うん、確かに道路が広い。いいぞいいぞ、とTの字を右折しようと思った途端、
キュッ キュッ キュッ キュッ。。。。。。。。。
ワイパーがすごい勢いでフロントガラスを右左右左。。。
ほんと全部無意識に手が勝手に慣れててやっちゃうから、すごい恥ずかしかった。これわざとじゃないからね~!
ウインカーの位置まで逆にすることないのに。必要性から考えてもワイパーよりもウインカーの方が大事だと思うんだけれどな。右が利き手の人が多いわけだし、それは右のでいいじゃないの?と。

カナダでは州によって交通ルールが違ったりするみたいで、私の書いているのは、私たちのいるアルバータ州のルールです。(念のため)
普通の道路は時速50キロ。大きな道路は80キロ。高速は110キロ。そして興味深いのが、学校やプレイグラウンドの近くにはそういうエリアですよと言うサインが出ていて、最高速度は30キロになります。しかも、学校や公園の前が片側2レーンになっている場合、その区間は追い越し禁止。隣を走っている人がたとえ20キロで走っていても、30まで出せるからと追い越してはいけません。ちなみに罰金も通常速度違反の2倍だそう。学校付近は学校が休みの日は通常の50キロで走って良いそう。子供に優しいカナダです。
他に日本と違うこと、それは赤信号でも右折は安全確認した上で可能。これは初めてカナダに来たときびっくりした。日本で置き換えると、目の前が赤信号でも左折のみは右から車がきていなかったら可能ということ。これは結構便利なルールらしいですよ。
あと、実際に運転してルール知らずに間違えちゃったのは、日本の場合、右折して大きな道路に入るとき、その大きな道路が3レーンとかあった場合、空いている、もしくは入りたい、もしくは前から来る車の左折状況で、3つのうちどこのレーンにも入って大丈夫(なはず。。。書いていて不安になってきた)だけれど、ここでは大きな道路に左折する場合、中央車線に一番近いレーンに入らなければならない、左折できるレーンが2レーンある状態からでも同じ、左折中に属しているレーンを変えてはいけない、ってルールがあります。
そして、4方向全てが一時停止の十字路・信号なし(日本もあるっけ?)では、その交差点のそれぞれの停止位置に来た順に進めるという、良く見ておかないと自分が何番だかわかんなくなっちゃうよ、っていうルールがあります。もしも2車が同時に停止位置についた場合は「右側優先」。
あと、うちの近くにはたったひとつ、これから越す町にはいくつかあったけれど、イングランドでも見たトラフィックサークルもあります。ミスタービーンか何かの映画でサークルに入って出れずにずっとくるくる円を運転しているって言うのを見た気がするけれど、そんな風にならないようにスムースに運転しなきゃ。

そんな話を聞いて、パパが早速アルバータ州の運転教本をもらってきてくれました。助かる~!早速読んで、蛍光ペンで重要ルールをマークです。
ちなみにファーストドライブでワイパーをキュッキュ動かしちゃった回数、5回。。。バカです。ほんと、空は青空っていうのに。
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