Monday, March 16, 2015

a Great Grey Owl

枯れたような傾いた木の枝の上に乗っているのは。

あ、こっち向いて。
向いた!目の力がすごい。吸い込まれそうだ。

山暮らし2年半。とうとう、とうとう、見ることができました。
山で出会ってみたい動物・鳥のリストのトップにあった「ふくろう」。
We saw a great grey owl on our way to Jasper!
I have wished to see an owl in nature for a long time, it was a fantastic moment.

これはグレイト・グレイ・アウル(和名はカラフトフクロウ)です。前回のブログに書いた、ジャスパーへ向かってハイウェイを運転中に大きな鳥が前方の木に止まったのを主人と見ました。
主人「大きいな。鷹だな。」 私「おぉ、鷹か。」
主人「いや、鷹じゃない、ふくろうだ!」 ジュリと私「ふ、ふ、ふくろぉぉぉぉ!?」
もうこれで大騒ぎ。ハイウェイなので、急にスピードを落としてみることができず、でも、しっかりとふくろうと確認。
週末の午前中、しかも天気もどんよりだったので、ハイウェイも混んでおらず(と言うより、誰も通っておらず)、Uターンできるところを探して戻って、ゆっくり走って、写真まで撮ることができました。
When we were driving on the highway, we saw a big bird flew onto a tree far ahead.
Col said, "Oh, that's a hawk", I said, "oh, a hawk."
Then soon Colin said, "no, no, it's an owl!" Julie and I said, "OWWWWWWWWWWWL!?"
We saw it when we passed by, but from Julie's seat, she couldn't see it well. The highway was empty, luckily we soon found a small road to turn, after turning to the road we did U-turn, then drove back to the highway and passed the tree with the owl again slowly.

やっぱり、動物園とかで見るのとはまた感動が全然違います。近くの山に暮らしていることはわかっていても、実際に目で見られることは、特に夜行性のふくろうは稀なので、本当にラッキーでした。
欲を言えば、飛んでいく姿もしっかり見てみたかった。とてもかっこいいから。でもまぁ、またこうやって山で暮らしていれば、いつかで会えるかもしれません。首がぐるーっと回るのも奇妙でした。
グレイト・グレイ・アウル、なかなかに特徴的な顔つきでした。目の辺りが特に。
I have seen some owls at zoos or bird parks, but it was the first time for me to see an owl in nature. It was just so amazing. I think we were very lucky to see it, we have heard owls at nighttime but it is quite hard to spot them at daytime. 

ジャスパーに向かいながら、「あれはなんという種類のふくろうかね、角(ホーン)がなかったから、グレイト・ホーンドじゃないし、バーンアウル(メンフクロウ)でもないしね」と話したら、 ジュリが「私は今、学校で森の生態を調べているんだけれど、図鑑にのっていたグレイト・グレイ・アウルにとても似ていると思う」と。
"What kind of owl was it? It didn't have horns, so it was not a Great Horned Owl, it was not a Barn Owl either...", then Julie said, "I think it was a Great Grey Owl. I am researching about habitat in forest and mountain at school and I think the owl looked like a Great Grey Owl in the book I was reading."

ジャスパーに着いて、観光案内にあった図鑑で見たふくろうの種類を確認。
ジュリの言っていた通り、グレイト・グレイ・アウルで した。やるね、ジュリ。
When we got to Jasper, we went to the tourist information centre and looked up a bird book there. Julie was right, it was a Great Grey Owl. :)

ずっと見たいと願っていたムースを初めて見た時には、
When we saw a moose for the first time, we made a chocolate "mousse" and celebrated. 


チョコレート「ムース」を作りました。ちょうど2年前。あれからムースは何度か見かけています。
ケーキは焼かなくても、ふくろうを見ることができたお祝いもしなきゃねと、友人からプレゼントしてもらったふくろうの型のクッキーでジュリとクッキーを作りました。型はホーンのある型だったけれ ど、ホーンをいくつかは切り取って、アールグレイの茶葉をいれたクッキーを焼きました。
I thought we should make something for our first owl spotting experience. I remembered that our friend gave us an owl cookie cutter before. With that, Juliett and I made Earl Grey flavoured owl cookies. 

ケーキの余りのチョコレートガナッシュでデコレーション。
昨日見たグレイトグレイアウルは一応真ん中の。校長先生みたいになったので蝶ネクタイも。

ささっとすませるつもりが、ジュリも私もデコレーションにはまっちゃって、すごく真剣に模様を描きました。ジュリが鳥の図鑑を持ってきてくれて、グレイト・グレイ・アウルの他に、グレイト・ホーンド・アウル、スノーウィーアウル(ハリーポッターのヘドウィグみたいの)、バーンアウルも真似して描きました。アイシング、難しいね。
We were going to do very simple decorations, but once we started it was so much fun. Julie brought our bird book and we looked at pictures and decorated the cookies. 

メンフクロウのフーティーも一緒に。

ジュリは途中で飽きて、アイシングとクッキーを食べる方に忙しかった気がする。
お得意の筆記体で名前を書いた木を作ってました。
Julie got tired focusing on decorating, so she did some hand writing on tree shaped cookies with chocolate ganache.

                                    ☆☆☆

ジャスパーの帰り道、主人と、山生活は本当に不便で思うように行かないことがたくさんあるけれど、ある意味で他では得られない「豊かさ」をいっぱい自然からもらっているんだろうねと言う話をしました。自然と暮らす感謝、忘れがちになっちゃうけれど、毎日意識して生活していこうと思いました。
Col and I were talking about how lucky we were having life so close to nature. There are many inconvenient things living away from cities but living close to nature definitely makes our life rich with interesting experiences. We should appreciate it, I thought.

帰り道、山に越してきてからの2年半で初めて自然の中で見た動物たちを家族で振り返りました。
I uploaded some photos of wild animals we saw during this 2 and half years life in mountains. 
My wild animal check list got many animals checked off, there are a few more left, such as a Beaver(I have seen their dams but not themselves), and a Caribou.
We are looking forward to our adventure in summer time. 

wolf

狼。
主人は狼を見ることはムースを見るよりもずっと珍しい、と言って、この狼を見かけた時に嬉しそうにしてました。
きっかけはなんだかわからないけれど、ジュリは狼に夢中だから、また見てみたいって言ってます。狼についても本を借りて一生懸命リサーチしてます。

elk

エルク。
鹿に比べると随分大きくて迫力あり。エルクはうちの裏の林とかにもいて何度も見てきたけれど、それでもこういう角がとても立派なのを見られると、おぉぉ!と未だに家族で息を飲みます。

moose
ムース。
体が馬みたいに大きくて足が長い。変わった動物だなぁと思います。ムースが雪、しかも真っ暗のハイウェイをのんびりと4、5頭で横切っているのに遭遇した時には本当にびっくりしました。スピードをすごく落として運転していたからぶつかるのを避けれたけれど、ハイウェイでは会いたくない動物です。雌を見ることが多いけれど、いつか大きな大きなへらと長いあごひげを持つ雄も見てみたいものです。

mountain goats

マウンテンゴウト。(白岩ヤギ)
これはジャスパーでだけれど、見た時に本当に感動しました。何か神聖な生き物、幻の生き物を見たような気さえしました。

bighorn sheep

ビッグホーンシープ。
こちらはジャスパーに行くたびに20頭とかそれ以上の群れで斜面や道路を歩いている(うちの近くのハイウェイでも)ので見慣れてしまったけれど、角もおもしろいし、お尻もなんだかかわいいし、彼らも見かけると「おっ、いたいた!」と嬉しくなる動物です。

black bear

熊。
グリズリーはハイウェイを走っている時に、すごく遠くから「あれ、そうだろうね」と見かけたくらい
これはジャスパーでの写真だけれど、うちの裏の林の散歩道でもブラックベアは見かけたことあり。
遠くの遠くで見る限りではいいけれど、ハイキング中に会いたくない動物です。

fox
他にも狐、鷹、鷲、オスプレイ(みさご)、 そして、今回のふくろう。
見てみたいリストに残るはビーバー(ダムばっかり見てる)とカリブー(となかい)。リンクスは遠くから見てみたい。
これからの夏の季節にはどんな動物に会えるのかな、少しずつ緑の芝が見えてくるこれからの毎日が楽しみです。



2 comments:

エナ said...

森に生きている野生のふくろう、考えただけでもぞくぞく、素敵!いつか見てみたいです。クッキーも可愛いです❤
それにしても、娘がふくろう好きで数日前に動物園にふくろうを見に行って、旦那様と私のお誕生日もたった二日違いで、石が大好きでミネラルショーに行ったりしているのて、、、作ること以外にもかぶることが多すぎてびっくりしています。笑。近くに住んでいたら、きっと楽しいだろうなと思いました。

eriko said...

エナさん、お元気ですか。
お誕生日だったんですね、おめでとうございます!
どうされてるかなぁ。。。と思っていました。
新しいブログ、始められてますか。

カルガリー動物園のあの鳥のところ、ふくろういますね、何羽か。あれはウォーリーを探せみたいで楽しいですね、娘ちゃん全部見つけられたかな。
ジュリが写真で持っていたふくろうのぬいぐるみはそこの動物園で買いました。ちなみに、カルガリーから南下すること2時間、猛禽類のバードセンターがあります。私、初めて行った時、野生ではないけれど鷹や鷲、そしてふくろうをたくさん見られてすごく感動しました。もしまだ行かれていなかったら、夏にでもぜひ行って見てください!外でもショーをやってくれます。

ミネラルショー、聞いただけでウキウキしますね。こちらの子供たちって石、すごく好きですよね。恐竜が身近でやっぱり土地柄でしょうか。ジオロジストも周りにたくさんいて、かっこいいなと思います。

カルガリーも暖かくなってきましたか。こちらも緑の芝が少しだけ見えてきました。春はもうすぐですね。

コメントどうもありがとうございました!