さあ、今日は12月21日。楽しみにしていた日です。
朝早く起きて、ナナと私はジュリや主人・パパを置いて一足先に教会へ。
教会に着くと、既に奥の部屋からは楽器のチューニングの音が聞こえてきていました。
私たちは教会の特別な青いガウンを着て、今まで練習してきたクリスマスクワイアーの最後のリハーサルです。
When I saw a choir singing three years ago at a Christmas service I wondered if I could ever join a Christmas choir. I asked my mother-in-law if I could join and I got the chance to sing Christmas Cantata in the choir. Church songs have so many difficult words so I practiced at home with my dictionary and toy piano and asked mom how to pronounce a lot of strange words.
Today I really really enjoyed singing. It was a wonderful experience and I'd like to thank everyone in the choir who were always nice to me. Also, it was so exciting to sing with musicians.
3年前のクリスマスの時期に主人とカルガリーに遊びに来た時、教会のクリスマスサービス(ミサ)に参加しました。その時に教会の聖歌隊の歌の美しさに驚いて、感動して、サービスが終わった後、ずっと前からメンバーであったナナに「いつか私も歌いたい!」と話しました。
ナナはそのことを覚えていてくれて、日本から11月末に戻ってきた私をクリスマスカンタータの練習に誘ってくれました。
クワイアー(聖歌隊)は毎週日曜日のサービスの時にキャロルを歌うけれど、クリスマスには特別なコンサートを行うということで、一般からも参加希望者を受け入れてくれていて、私もレギュラーメンバーに混じって今回のコンサートのために一緒に練習してきました。
合唱曲が9曲。クリスマスキャロルが6曲。初めての練習の日はあまりの曲の速さに音符は読めて音は取れても、歌詞が読めず、歌詞に集中すると、アルトなのでソプラノの主旋律につられてしまうし、本当に歌えるようになるだろうか、すごく心配で、それから家でひとりおもちゃのピアノと鉛筆と辞書で全曲をひたすら練習しました。教会の歌は昔の英語が使われていたり、日常会話に出てこない言葉がたくさん出てくるので、難しかった。
でも、家で練習していって、週に2回2時間のみんなとの練習をすると、だんだん自信もついてきて、すごくすごく楽しくなってきました。クワイアーに参加するようになってからナナ(義母)との距離がぐっと縮まったことがすごく実感できたし、仲良くなれて嬉しい!
指揮者はバイオリニストで、歌のこと以外にもオーケストラの話や楽器の話もしてくれたりして、とても興味深く、飛び入り参加のアジア人の私にメンバーのみんながすごく温かく接してくれて、居場所ができたみたいで嬉しかったです。(写真には写っていないけれど、後ろの列2列は男性で、テノール・バス。真ん中の段がソプラノ。下から2列目がメゾソプラノ、そして一番下がアルトで、30人くらいの聖歌隊です。)
コンサートもあと1回の練習を残すだけとなった時に、指揮者が、「本番はトランペットとトロンボーン、あとベースとパーカッション、フルートも参加するのよ、何人かのメンバーはNutcrackerのリハの合間を縫って演奏しに来てくれるそうよ。」と!
Nutcracker?! この時期いろんなところでプロもアマチュアもくるみ割り人形をやっているけれど、もしかして。。。!と思って、帰り際に指揮者に聞いてみました、「Nutcrackerのリハの合間って言ってたけれど、彼らってもしかしてCPOのメンバー?」と。 そしたらニッコリ、「そうよ♪」と。
もうどんなに胸が高まったことか、初めてのクワイアー参加でCPOのメンバーたちの演奏に合わせて歌えるなんて、なんと幸せなことなんだろう!と更に練習に熱が入りました。
そして、本番。ジュリと主人やパパ、そして先週子供たちの歌を聴きに行った主人のいとこたち家族も聴きに来てくれて、教会はほぼいっぱい。
ジュリが2階から「マミィ~!」と呼んで手を振ってくれました。
いつも楽譜に忠実に、厳しく指導してくれた指揮者は、「練習はたくさんやってきて、あなたたちの歌が素晴らしいことを私は良くわかっているから、今日は音の一つや二つの間違いを怖がらずに、それよりも心を込めてゲストに語りかけるように歌えば大丈夫だから(もっとステキに言ったんだけれど、私の通訳力はこんな程度)」と言ってから指揮棒を手にしました。
本当に本当に楽しかった。目の前の楽器の音色も直に感じられたし、今までで1番楽しく熱く歌えた気がします。
途中、もうすぐで終わってしまうのが惜しかった。
最後の歌が終わって、たくさんの拍手をもらって、本当に感激。コンサートのあと、知り合いの人はもちろん、初めて会う人たちも「歌声、すばらしかったよ」と、話しかけに来てくれて、歌を喜んでくれて、いつの間にか私の名前をクワイアーのみんなも、その周りの人たちも覚えてくれていて、頑張って本当に良かった、素晴らしい経験をさせてもらったとクワイアーのメンバーやナナに感謝の気持ちでいっぱいです。
ジュリは別室に子供たちのためのおもちゃや絵本の部屋があるけれど、そこには行かず、ほぼ2時間のコンサートの間、ちゃんと椅子に座って、マミィを応援していてくれたそうです。(写真は教会に到着した時に、ジュリの髪の毛の静電気がすごくてダディが思わず撮った写真)
This is Juliett's hair after playing at a plastic table while sitting on a plastic chair. The funny part not captured on camera was when Juliett handed a toy to a neighbor which resulted in a loud static shock and her hair falling back down.
教会を出て、そのままみんなで家へ戻り、コリンのいとこたち家族と一緒にクリスマスランチパーティーをしました。それもすっごく楽しかった!ジュリはお姉ちゃんたちのまねをして歌ったり、踊ったり、男の子とブロックをしたり、追っかけごっこをしたり、デザートのチョコレートクッキーで口の周りをまっ茶にしながら、はしゃいでいました。
Col's cousin's family visited the church for the concert and we had a Christmas lunch party back at home. It was a lovely time.
写真は、そんな楽しい時間を外から眺めに来たお客さん。結構長い間、家の前でじっとしていました。体を雪にうずめていると、本当にカモフラージュ、全然わかりません。耳の先っぽの茶色い毛がこっそり居場所を教えてくれている感じでした。
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