Stampede with Daddy

１泊旅行で疲れた帰り道、突然ダディが
｢明日、スタンピードにダディと一緒に行く人～！」と。
そしてそれに元気に「はぁぁぁぁ～いっ！」と手を上げて返事をしている娘。。。
な、なにを言っている。。。？明日はゆっくり寝るんじゃなかったのか？　と１人乗り気でない私。
「君たちは十分楽しんだかもしれないけれど、僕は仕事だったから。明日はキッズデーだし、パンケーキ食べに朝７時ちょうどのバスで行く、それでどうだ？」というダディにジュリは完全にのりのり。ってことで眠い目をこすりながら行ってきました。。。スタンピード・キッズデー（子供＆保護者は無料）。
ジュリはバスと電車に乗れてもう大喜び。私も実は C-train に乗るのは初めて。通勤時間と重なって、それでも日本ほどではないけれど混んでいました。

今回の１番の目的、と言うか、これが見たくて私もついて来たのは、インディアンビレッジ。
一歩入ると、目に入ってくるのはたくさんのティピ。アルバータ州には４つかな？ネイティブのグループがいるようだけれど、グループによってティピのデザインも違うだろうし、たぶん衣装も。私たちが行った時、ちょうど子供たちのパレードが始まるところで、公開されていたいくつかのティピが閉まっちゃったので、あんまり情報を得られなかった。

子供たちのパレード、ジュリくらいの小さな女の子たちも衣装を見につけて踊っていました。かわいかった～！それにやっぱり色鮮やかで、革や羽根、ビーズや石を使って、服も靴も髪飾りもとてもきれいでした。
私も詳しいことを知っているわけではないから、あまり書けないけれど、昔は広くあったネイティブの人たちの土地を政府が買い、教育やいろんな面で援助をすることによって、ネイティブの生活が大きく変わってしまい、犯罪、ドラッグ、若い子供たちの妊娠やホームレス、・・・そういうことが問題になっているのだそう。
普段はこういう民族衣装を着ることはないのだそうだけれど、こんなに素晴らしい独自文化を、いろいろな現代の問題で衰退させてしまっているのだったら本当に残念だと思いました。
今日はこの間見なかった動物のエリアにも行ってきました。
上の写真、左はラマ、右はミニチュアホース、ワゴンを引いて競争してました。左はテキサスロングホーン(牛）、右はビッグホーンシープ。
ジュリは簡単なフェイスペインティングもしてもらって、チャックワゴンレースのワゴンに乗ったり(一緒に写っているのはワゴン担当の方です、ダディじゃないよ）、ヘリコプターに乗ったり、いろんなショーを見たり、今日もいっぱい楽しみました。
この間は子供用遊園地で遊んだので、その存在すらわからなかった本当の移動遊園地、今日通りかかってその迫力にびっくりしました。こっちの遊園地ってなんか豪快、しかもこれらがほとんど移動できて組み立てるものだというから、そんなにぐるぐるまわっちゃって壊れやしないか、１人でびくびくしながら見ている私でした。ローラーコースターとか好きだけれど、一時的なものと聞くとなんかこわい。(写真右、円の壁に子供たちが立ってるの見えますか？ぐるぐる縦に横に回って見ていてこわかった。）
出ている売店もおもしろくて、オレオを油で揚げたものを売ってる店があったり、(噂ではコーラやジェリービーンズを揚げたのもあるそう）、主人曰く、良くアメリカのティーン向けの映画に出てくる？遊園地デートで男の子が女の子のために大きなぬいぐるみを手に入れる、まぁ日本のお祭りの射的みたいなお店もたくさん出ていて、ぜったいいらないでしょ～というような、巨大でしかもきつい色合いのぬいぐるみたちが店の天井からたくさんさがっていました。
そして、ぬいぐるみを抱えて歩く子供たちや若者もたくさん。（ちなみに、スタンピードの出口に「いらないぬいぐるみドネーション箱」が設置してあったのがおもしろかった。やっぱりいらないひとももちろんいるよね～。）
宝くじみたいのもたくさん「２０年分の食料品」や｢家」、｢車やキャンピングカー、ボート」のくじを見ました。くじ１枚１０ドル、２０枚２０ドル、１００枚５０ドル、っていう値段設定もおもしろい。
ジュリは念願のりんご飴を食べてご機嫌でした。しゃきしゃきりんごがすごくおいしかった。ダディは大好きなルートビアー、ビーフバーガー、もちろんパンケーキも食べて高校生以来のスタンピードを満喫していました。良かった良かった。

さあ、明日から普段の生活に戻ります。