お友達に誘っていただいて、隣の町に住むガーデニングの大好きな女性(お友達のお友達。)のお庭に遊びに行きました。
家の前に車を止めると、フロントヤードはきれいなセージが満開。葉っぱを指でこすって香りをかいだら、セージが好きな母の庭を思い出しました。窓の脇のセージ、咲いてるかなぁ?
フロントヤードのお花の美しさに既に圧倒されていた私、「私はガーデニング・アディクトなのよ、そんな私のお庭を見て!」という彼女の後に続いてバックヤードに一歩足を踏み入れると、目に入ってきたのは目の覚めるような美しさのお庭!!!
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」って、それから何も言葉が浮かんでこなくて彼女に抱きついてしまいました。だって、こんな眺めが広がるんですよぉ~!
素晴らしいお庭!
しかもバニー(うさぎ)が住みついているのだそう。
見たことのないお花もいろんなバラもお野菜もいっぱい。
お家のお庭という限られたスペースの中にもこういう風にパスがいくつも作ってあって、そこからの眺めはイングランドで見たガーデンを思い出すような眺めでした。やっぱり高さのある植物っていいなぁ。お花の香りもとってもいい香りです。
嬉しくていっぱい写真を撮らせてもらったので、今回は文は少なく、写真をのせます。
ジュリは男の子のお友達と一緒にバタフライを追いかけたり、どこかに隠れちゃっていたバニーを探したりしました。バタフライもみつばちもいっぱい。こんなすてきなお庭は彼らにとっても楽園だよなぁ。。。って。
私はにんにくが植わっているのを初めて見て、そのおもしろい形にちょっと感動。食べる部分は土の下、種のつく頭がなんとも変わった形でおもしろい。
すてきなお庭でお友達家族と一緒に楽しい午後を過ごしました。
こんな機会を与えてもらって、私たちはとてもラッキー。
嬉しいこと・興味深いことをたくさんシェアしてくれるこの街のお友達みなさんに感謝・感謝の日々です。みなさん、どうもありがとう。
Boniettaは大好きなイングランドで出会ったあるうさぎの名前。 もともとは旅先や大好きなフリーマーケットやガレージセールで見つけたお気に入りのもの、趣味のクラフトについて書くブログとしてはじめましたが、2006年11月に娘が生まれ、2008年に主人の出身国であるカナダに移住。 現在は好きなものや趣味のことに加え、カナダでの子育てや生活文化などについて書いています。
Friday, July 30, 2010
ヘイルとお料理クラス。
気温が30℃を超えるくらい暑い日は、夕方、突然の雷雨がやってくることも多くて。。。
昨日は空からこんなものが降ってきました。
氷のかたまり。
まぁるくて、つまむと思わず口に入れたくなってしまうけれど、降り方は全然かわいくなくて、バラバラ激しく鋭く降ってきます。(だから当たると痛い。)
昨日はこのくらいの大きさだったけれど、もっともっと大きいものも降る時には降るのだそう。
ジュリはこんな氷が空から降ってくるのが不思議だったみたい。
一生懸命集めて器に入れて眺めて(私の見ていないときに口に放り込んで)ました。
「うわぁ~ヘイル(と呼ぶ)だぁ~!」とジュリと私はデッキに出てはしゃいだけれど、「ヘイルなんか降ったら僕のベジタブルガーデンがぁぁぁぁ~!!!」と大慌てで鉢を家に入れたり、窓から心配そうにガーデンを見つめるのは主人。
さてさて、おとといはスイミングに引き続き、ジュリの夏のお楽しみクラス、クッキングクラスが始まりました。
親子で参加の「ビッグシェフ・リトルシェフ」というプログラムで、全部で4回、外国のお料理を作ってみようというプログラム。
移設したばかりというきれいなスペースではじまった第1回目は「オランダ」がテーマ。
子供たちが13人も参加して、ワイワイがやがや、先生の指導の下、「バターケーキ」と「キューカンバーサラダ」を作ることに。
はじめはバターケーキ。
テーブルの上に準備された山盛りのバターの量に主人も私も顔を見合わせて苦笑い。。。ヘルシークッキングなのかなぁと思っていたけれど、まぁまぁ、ここはカナダ。ジュリはボウルにこれまた大量の砂糖とバターを入れてしゃもじで練り練り。
このスペースは日本で言う「子供支援センター」みたいなところで、おもちゃや遊具がたくさん置いてあるスペースも目の前にあって、特に小さな子供たちは目の前のクッキングよりそっちに目が行きがち。ジュリもそのひとりで、途中から「マミィ、手伝ってぇ。。。(っていうか、マミィやって。)」と、ぐだぐだに。
何とか促されながらケーキの生地を型に入れて、ジュリエットの「J」をアーモンドでデコレーションして、オーブンで焼いている間に今度はきゅうりのサラダ作り。
きゅうりの皮をむいて、スライスして、酢・砂糖・油・こしょうと一緒に入れものに入れて、思い切りシェイクするという簡単レシピだったけれど、シェイクは楽しかったみたい。今度はダディに手伝ってもらいながら完成。終わった途端、ジュリはプレイスペースに駆けていきました。
出来上がりはこんな感じ。(写真↓) ジュリさん、良くできました。
きゅうりは酸っぱさがおいしくて、写真を撮る前に半分食べちゃったので、半分だけでごめんなさい。
バターケーキはやっぱりバターとお砂糖の味でした。ジュリと主人は「うぅ~ん!いい香り!」とパクパク食べていたけれど。。。オランダの人たち、本当にこれ食べるのかな。。。? 謎です。
来週は「メキシコ」だそう。メキシカン好きの主人は楽しみにしている様子。
子供とクッキングクラス、新鮮で私はいいなって思いました。普段サラダなんてサササって作っちゃうけれど、ちょっとしたことを役割分担で子供に挑戦させてあげるのが大事なんだろうな、と。そこは私のきっと忍耐力が問われるところ。お菓子作りの時だけ一緒にやるのでなくて、たまには時間に(気持ちにも)ゆとりを持って、子供と一緒にお料理する日を作ってもいいのかも、と思いました。私も来週のクラス、楽しみです。
昨日は空からこんなものが降ってきました。
氷のかたまり。
まぁるくて、つまむと思わず口に入れたくなってしまうけれど、降り方は全然かわいくなくて、バラバラ激しく鋭く降ってきます。(だから当たると痛い。)
昨日はこのくらいの大きさだったけれど、もっともっと大きいものも降る時には降るのだそう。
ジュリはこんな氷が空から降ってくるのが不思議だったみたい。
一生懸命集めて器に入れて眺めて(私の見ていないときに口に放り込んで)ました。
「うわぁ~ヘイル(と呼ぶ)だぁ~!」とジュリと私はデッキに出てはしゃいだけれど、「ヘイルなんか降ったら僕のベジタブルガーデンがぁぁぁぁ~!!!」と大慌てで鉢を家に入れたり、窓から心配そうにガーデンを見つめるのは主人。
さてさて、おとといはスイミングに引き続き、ジュリの夏のお楽しみクラス、クッキングクラスが始まりました。
親子で参加の「ビッグシェフ・リトルシェフ」というプログラムで、全部で4回、外国のお料理を作ってみようというプログラム。
移設したばかりというきれいなスペースではじまった第1回目は「オランダ」がテーマ。
子供たちが13人も参加して、ワイワイがやがや、先生の指導の下、「バターケーキ」と「キューカンバーサラダ」を作ることに。
はじめはバターケーキ。
テーブルの上に準備された山盛りのバターの量に主人も私も顔を見合わせて苦笑い。。。ヘルシークッキングなのかなぁと思っていたけれど、まぁまぁ、ここはカナダ。ジュリはボウルにこれまた大量の砂糖とバターを入れてしゃもじで練り練り。
このスペースは日本で言う「子供支援センター」みたいなところで、おもちゃや遊具がたくさん置いてあるスペースも目の前にあって、特に小さな子供たちは目の前のクッキングよりそっちに目が行きがち。ジュリもそのひとりで、途中から「マミィ、手伝ってぇ。。。(っていうか、マミィやって。)」と、ぐだぐだに。
何とか促されながらケーキの生地を型に入れて、ジュリエットの「J」をアーモンドでデコレーションして、オーブンで焼いている間に今度はきゅうりのサラダ作り。
きゅうりの皮をむいて、スライスして、酢・砂糖・油・こしょうと一緒に入れものに入れて、思い切りシェイクするという簡単レシピだったけれど、シェイクは楽しかったみたい。今度はダディに手伝ってもらいながら完成。終わった途端、ジュリはプレイスペースに駆けていきました。
出来上がりはこんな感じ。(写真↓) ジュリさん、良くできました。
きゅうりは酸っぱさがおいしくて、写真を撮る前に半分食べちゃったので、半分だけでごめんなさい。
バターケーキはやっぱりバターとお砂糖の味でした。ジュリと主人は「うぅ~ん!いい香り!」とパクパク食べていたけれど。。。オランダの人たち、本当にこれ食べるのかな。。。? 謎です。
来週は「メキシコ」だそう。メキシカン好きの主人は楽しみにしている様子。
子供とクッキングクラス、新鮮で私はいいなって思いました。普段サラダなんてサササって作っちゃうけれど、ちょっとしたことを役割分担で子供に挑戦させてあげるのが大事なんだろうな、と。そこは私のきっと忍耐力が問われるところ。お菓子作りの時だけ一緒にやるのでなくて、たまには時間に(気持ちにも)ゆとりを持って、子供と一緒にお料理する日を作ってもいいのかも、と思いました。私も来週のクラス、楽しみです。
Thursday, July 29, 2010
サスカトゥーンの街を散歩。
式の記事からすぐに街の様子を載せるつもりだったのに、時間が経ってしまいましたが、短めにサスカトゥーンのステキ町並みを少し。歩いたのはホテルの周辺で、ダウンタウンからは少し離れたところだと思うのだけれど、サスカチュワン川沿いの道を散歩した時に古い教会をいくつか見つけて、その建物がとっても美しくて写真に撮りました。近くで見ると繊細なデザインがあちこちにちりばめられていて、見とれてしまうのです。
奥の方が建設中な様子が写ってしまって残念なんだけれど、これがサスカチュワン川。この街に橋は7つもあるそうで、その中のひとつ、ユニバーシティーブリッジが見えました。
歩道には車道側と川側に2本ずつ木が植えられていて、とても暑い日だったけれど、大きな木の下は歩いていてもすごく気持ちが良かったです。
きっとカルガリーにも街中を歩いてみたりすれば、あんなに大きな街だからステキカフェに当たることもあるのかもしれないけれど、ステキエリアに行く機会も時間もお金もなかった私たち。
ジュリの高熱のあたふたで結婚式前日の親族顔合わせディナー(こちらではリハーサルディナー、親族顔合わせと言っても全然堅苦しいものではないカジュアルなもの)に間に合わずに、行くことができなかったのだけれど、次の日の朝、散歩をしている時に、パパとナナが「いい感じのお店だったからコーヒーを飲みに行こう」と誘ってくれてついて行くことに。
いいカフェって言ってもねぇ。。。ここはカナダだし。。。と思いながら、みんなに続いてドアから入ってお店の中を見た瞬間、「こ、こ、こんなところがカナダに!!!」と、思わず言ってしまった私。ステキ・ステキがいっぱいなカフェだったんです。まるでロンドンで見たような!カナダ人の主人でさえ「これは青山辺りにありそうだね。」と。
入り口脇には新鮮なパン、ショーケースには色使いがかわいいケーキがいっぱい、レジの後ろは大きな大きな黒板にメニューがいっぱい並んでいて、レジの前のショーケースは新鮮な野菜や魚、デリのようにお惣菜も並んでいます。奥にはワインも置いていて、オリーブオイルやバルサミコビネガーは量り売りでボトルに入れて購入でき、棚にはいろんな種類の塩、ビネガー、ジャム、紅茶、ペースト、などなど、ステキ雑誌で取り扱われていたようなものがいっぱい並んでいました。
話によると、ここは昔からある建物を改造してカフェにしたのだそう。見上げる天井はとっても高く、これまたステキシャンデリアが下がっていて、モールディングが美しくて、紅茶を一口飲んでは天井を見上げて「すてき。。。」と幸せため息をついたほどです。
なのに、格好つけてこんな時に限ってカメラを取り出す勇気なし、1枚も撮ってきませんでした。すてきさが伝わるかわからないけれどサイトを見つけたので。こちら。
他にも、大きなビルの間に法律で守られている古い建物がポツリポツリ。
シェラトンは普通の四角い大きなホテルだったけれど、その目の前にあった街のシンボル(らしい)、ホテル・デルタ・ベスボローは、CNR(カナディアン・ナショナル・レイルウェイ)がバイエルンの城を元に作ったのだそう、どどーんと迫力ありました。
もう訪れるかわからない街だからこそ、本当はもっとじっくり歩いてみたかったけれど、できなかったということは、いつかまた機会があるってことなのかな。
車社会のこの国、車で走っているとどこも何となく同じように見えるけれど、やっぱり街を実際に歩いてみると発見がいっぱいで、その街を好きになるきっかけにも出会えたりもする。カナダに暮らす日数に比例して、カナダもなかなかいいところと思う気持ちも上昇、なのかも知れません。
奥の方が建設中な様子が写ってしまって残念なんだけれど、これがサスカチュワン川。この街に橋は7つもあるそうで、その中のひとつ、ユニバーシティーブリッジが見えました。
歩道には車道側と川側に2本ずつ木が植えられていて、とても暑い日だったけれど、大きな木の下は歩いていてもすごく気持ちが良かったです。
きっとカルガリーにも街中を歩いてみたりすれば、あんなに大きな街だからステキカフェに当たることもあるのかもしれないけれど、ステキエリアに行く機会も時間もお金もなかった私たち。
ジュリの高熱のあたふたで結婚式前日の親族顔合わせディナー(こちらではリハーサルディナー、親族顔合わせと言っても全然堅苦しいものではないカジュアルなもの)に間に合わずに、行くことができなかったのだけれど、次の日の朝、散歩をしている時に、パパとナナが「いい感じのお店だったからコーヒーを飲みに行こう」と誘ってくれてついて行くことに。
いいカフェって言ってもねぇ。。。ここはカナダだし。。。と思いながら、みんなに続いてドアから入ってお店の中を見た瞬間、「こ、こ、こんなところがカナダに!!!」と、思わず言ってしまった私。ステキ・ステキがいっぱいなカフェだったんです。まるでロンドンで見たような!カナダ人の主人でさえ「これは青山辺りにありそうだね。」と。
入り口脇には新鮮なパン、ショーケースには色使いがかわいいケーキがいっぱい、レジの後ろは大きな大きな黒板にメニューがいっぱい並んでいて、レジの前のショーケースは新鮮な野菜や魚、デリのようにお惣菜も並んでいます。奥にはワインも置いていて、オリーブオイルやバルサミコビネガーは量り売りでボトルに入れて購入でき、棚にはいろんな種類の塩、ビネガー、ジャム、紅茶、ペースト、などなど、ステキ雑誌で取り扱われていたようなものがいっぱい並んでいました。
話によると、ここは昔からある建物を改造してカフェにしたのだそう。見上げる天井はとっても高く、これまたステキシャンデリアが下がっていて、モールディングが美しくて、紅茶を一口飲んでは天井を見上げて「すてき。。。」と幸せため息をついたほどです。
なのに、格好つけてこんな時に限ってカメラを取り出す勇気なし、1枚も撮ってきませんでした。すてきさが伝わるかわからないけれどサイトを見つけたので。こちら。
他にも、大きなビルの間に法律で守られている古い建物がポツリポツリ。
シェラトンは普通の四角い大きなホテルだったけれど、その目の前にあった街のシンボル(らしい)、ホテル・デルタ・ベスボローは、CNR(カナディアン・ナショナル・レイルウェイ)がバイエルンの城を元に作ったのだそう、どどーんと迫力ありました。
もう訪れるかわからない街だからこそ、本当はもっとじっくり歩いてみたかったけれど、できなかったということは、いつかまた機会があるってことなのかな。
車社会のこの国、車で走っているとどこも何となく同じように見えるけれど、やっぱり街を実際に歩いてみると発見がいっぱいで、その街を好きになるきっかけにも出会えたりもする。カナダに暮らす日数に比例して、カナダもなかなかいいところと思う気持ちも上昇、なのかも知れません。
Monday, July 26, 2010
結婚式と高熱。
24日の土曜日、隣の州、サスカチュワン州にあるサスカトゥーンという街で主人のいとこ(新郎)の結婚式がありました。
隣の州と言えど、ここはカナダ。私たちの住む街からサスカトゥーンまで距離にして約700キロ。
結婚式は夕方6時からだということだったけれど、子連れで当日向かうのはちょっとキツイということで、前の日、主人の学校が終わってすぐに出発しました。
(今日のブログ、多分過去最長です。)
タイトルの高熱。。。それはジュリ。
出発する金曜日の朝、「うーん、うーん。。。」と言いながら寝ているジュリに気づき、熱を測ると39度と少し。
でも、起きて家の中で踊ったり歌ったり、とっても元気にしている様子から、熱があるけれども行けるだろう、と午後2時に出発。
前半約350キロは私が運転。始めから最後までほっとんど同じような平坦な景色が続きます。時々牛や馬がいたり、農家がぽつりあったり、池があったり。道路も大きな街を通る時以外は1本道(または2車線)。去年の旅行の時と同じように、ひたすらアクセルを踏んで、時速100キロ~120キロで進みます。
3時間くらい走ったくらいからジュリがぐずりだし、「あつい。」「お家に帰りたい。」「マミィに横にいて欲しい」と泣き続けるので、小さな町でハイウェイを降りて主人と薬を飲ませるも、薬が大嫌いなジュリは泣き叫んでどんな手段も拒否、結局運転交代で私が横に座ってあやしながら、とりあえず近くの大きめの街まで移動。「マックが食べたい。」とジュリが言うのでマックで休憩。
それからも何度も泣くジュリを横で励ましながら走り続け、結局サスカトゥーンのホテルに着いたのは夜11時。ホテルで熱を測っても39度を超えたまま。ベッドの冷たくて柔らかいシーツが気持ちいいのか、部屋に到着してすぐにジュリは眠りました。私たちも滅多に風邪もひかないジュリの高熱という予想外の展開プラス長距離運転でくたくた。
次の日。
ウェディングパーティーの行われるホテルはきれいな川沿いのシェラトンだったので、ナナやパパと一緒にステキ朝食を食べることに。
子供は何でも食べていいバイキング式朝食だったのに、スイカだけしか食べなかったジュリ、高熱は続いていました。「プールに入ると体が冷えるから熱がある時には効果がある」と子供病院で婦長さんをしている叔母が言うのを頼りに、朝食後はプールで遊んだけれど、熱は冷めることもなく。。。
私たちが飲み物に薬を入れると疑って、食べ物どころか飲み物も口にしようとしないジュリ、氷だけをガリガリ。
「子供の熱は良くあること。表情もいいし、元気だから大丈夫。」とみんな言うけれど、私は心配で心配で。
結局、午後に少しお昼寝をして、熱も39度を超えたまま、楽しみにしていたドレスを着て、結婚式に参加することになりました。
式はホテルから少し歩いたところにある教会で。ステンドグラスの美しい古い教会はとても趣があってすてきでした。家族と親戚だけの式だというけれど、うちの親戚側だけで30人も出席しているから合計ですごい人数になっていました。
新婦は小さいときから結婚式を夢見ていた女の子だったそうで、あちこちにこだわりを感じました。
まず、テーマカラーはシトラス。と、言っても、オレンジと黄色、ではなくて、ピンクグレープフルーツのピンクとライムの黄緑、なのだそう。
ブライズメイドはなんと5人!それぞれ同じピンクのドレスだけれど、ひとりひとりドレスのデザインが違うのがステキでした。グルームズメンは4人。みんなライムグリーンのネクタイをしてました。
結婚した2人とは何度か会ったことがあって、そのたびに嬉しそうに結婚式の準備の話を聞かせてくれていたので、そんな彼らが終始手を握りながら、喜びと感動で涙を流しながら誓っている様子は、感動というより考えさせられました(もっと主人に優しくしよう。。。とか)。初心を忘れないようにしなければ。
式の最中、ジュリはあくび連発。もっとドレス姿のみんなを見て喜ぶかと思ったけれど、多分熱が高くてそんな余裕もなかったのかもしれません。
でも、式が終わってみんなでシャボン玉を吹いて2人を送る時は、他の子供たちや主人のいとこたちと楽しそうにシャボン玉を吹いて遊びました。(ジュリはたくさんのいとこの中でも、写真のジュリの後ろにいるお姉さんが大好き。いっぱい遊んでもらいました。)
2人はオープンカーに乗って街を1周。ゲストはホテルに移動します。
パーティーは夜8時から。シェラトンの最上階のパーティールームでのパーティーです。
テーマカラーは各テーブルのお花、いすのリボン、バイキングスタイルの食事だったのでそのテーブルなどにも使われていてきれいでした。ジュリや小さな子供たちにはバッグにクレヨンやトランプ、塗り絵や絵本がプレゼントされて、食事も何もとりたくないジュリは本を読んだり色を塗ったりして過ごしました。
本も塗り絵も女の子がプリンセスになって結婚式を迎えるお話のだったり、バッグはひとりひとりピンク・黄色・オレンジ・黄緑、とテーマカラーのだったり、こういうところにも新婦のこだわりを感じました。
まずは食事。カクテルグラスにマッシュポテトを盛って、そこにトッピングをのせていくスタイルが斬新でしゃれてました。お肉も野菜もフルーツもデザートもいっぱい。何度もウェイターさんたちがこじゃれたチーズやパテを持ってきてくれたり、ドリンクを持ってきてくれたり。なんにも食べないジュリがかわいそうでした。(母としては、こんなに豪華でいろんなものはなかなか食べられないから食べておくれ!という気持ちでしたが。)
たくさん写真を撮るつもりでいたけれど、だるいジュリを抱えていたので、ほとんど撮れませんでした。
食事の後はブライズメイドとぐルームズメンの紹介、メイドオブオーナーとベストマンのスピーチ、両家両親のスピーチ、2人の小さい頃からの映像、お互いをどれだけ知ってるかクイズ、そして2人のスピーチ、ケーキカット、そして、2人を祝う花火が窓の外であがり(これがなんとも豪華!)、それをみんなで窓から眺め、新婦と新郎の初めてのダンス、と進みました。
映画や本でダンスのことは知っていたけれど、実際に見るのは初めて。
はじめに新婦と新郎がみんなの前で1曲2人だけで踊り、次に両親が加わって、はじめは父と娘、母と息子が踊って、6人の中でペアを変えながら1曲踊りました。
それがなんとも感動的で、私は見ながら涙が止まらなかったです。私の両親のこと、自分たちの結婚式の時のこと、主人の両親のこと、目の前で踊っているいつも良くしてくれる主人の叔父と叔母のこと、ジュリはいつか主人と踊るのかな、とか、いろんなことを考えて、なんとも言えない気持ちになりました。
その後は兄弟や姉妹も加わって、ゲストも加わって、ジュリも踊るのをずっと楽しみにしていた。。。けれど、高熱と眠気で私の腕の中。主人と3人でパーティーを後にすることに決めました。
その時、既に夜の11時。でもその後もパーティーは続き、真夜中にはまた食事がサーブされて、みんな踊ってお祝いしたのだそう。
日本のようにご祝儀のしきたりはないけれど、こちらはプレゼントを持参してお祝いします。今回はレジストリーというやりかたで、新婦と新郎が欲しいものをデパートで選んでリストにして、そのリストをデパートに登録します。そのリストはネットからでも、実際にデパートに行っても見ることができて、ゲストは自分が贈りたいものを選んで購入(値段はすごく高いものも安いものもあります)、購入するとレジの人がリストからその商品名を消してくれる(からダブることがない)という方法でした。
私の好きな本、ショッパホリックでも主人公が結婚する時にティファニーでレジストリーするなんてシーンがあったけれど、レジストリーはデパートに限らず、いろんなお店で受け付けているそう。おもしろい方法だな、って思います。
で、山積みになったプレゼントは夜中に開けたのかなぁ。。。?それとも次の日のブランチパーティーで?私たちは参加しなかったので謎です。ジュリと一緒に作ったカードを喜んでもらうところをジュリに見せたかったのだけれど。。。残念。
さて、ジュリ。
丸2日も39度台の熱が続いて、食べ物もすいかと氷のみ。本人は「私は熱なんで出ていない!」と言うけれど、母は心配で心配でおろおろおろおろ。夜中だし、病院は受け付けてくれるかわからないし、周りはみんな「心配するな」と言うし。
「薬を飲まないのなら体を冷ますしかない。」と夜中1時過ぎに寒がるジュリに冷たいシャワーを浴びさせる主人、泣き叫ぶジュリ、それを聞いてかわいそうでかわいそうで私も一緒にわんわん泣きながら少し体温が落ちたジュリをベッドに。
翌朝。やっぱり39度5分。
「もう周りが何と言おうと、病院に連れて行く」と言う私に、ジュリが「プール、行こうかな。」と。
「プールはいいぞ、体が冷える!」と乗り気の主人やナナ・パパだけれど、私は「もうそういうのは十分、早く医者に見てほしい、39度が3日も続いたら脳症とか他の影響だって出てくる!」とこっちが泣き叫びたい気分。だって、みんな私のことを「シリアスになりすぎてる」と心配している様子。シリアス!?娘が高熱何日も出してたらシリアスになるの当たり前でしょ!と爆発寸前。
説得されてまたプール。ジュリははじめ「寒いからホットタブに浸かる」と温かいプールにいたけれど、ジュリの熱を知った親戚みんなが「浅いプールで鬼ごっこしよう」と誘ってくれて、最初は寒がっていたジュリだけれどだんだんプールに慣れて1時間後にはみんなと肩まで水に浸かって鬼ごっこを楽しむほどに。
プールから出ると、「お腹が空いた、アイスクリームとパンケーキ食べたいな。」と。
パ、パ、パンケーキ!?
もはや親戚一同の心配の的は私。「ほら、食欲も出てきたぞ、プールが効くって言ったでしょ。」「エリコ、疲れと寝不足で顔色が悪いぞ、君こそいっぱい食べなきゃだめだ。」みんなが肩に手をかけて ’ちょっとのことでシリアスになりすぎ、ここはカナダだ、おおらかにいこう” 的な励ましをくれました。
望み通りパンケーキをペロッと平らげちゃったジュリ、食後、熱は38度に。
心配してくれたみんなにお礼を言って、かわいがってくれたみんなとお別れをして、私たちも1時に出発。
また熱が上がったとしても自分たちの町に戻ってさえいれば勝手がわかると、トイレ休憩のみで車をすっ飛ばして午後8時半無事に到着。
帰り道は泣くこともなく、DVDを見たり塗り絵をしたりしながらご機嫌のジュリ、家に着いたときには37度台に下がっていました。
家族全員ぐっすり眠って、今日は平熱に下がりつつあるジュリ。まだ食欲が普段ほどないものの、元気に遊んでいます。
何だったんでしょう。。。私たちにとってはまるで夢!?のような3日間でした。
書き足りないのだけれど、今日のブログ、既に長すぎ。式と熱を一緒にしたのが悪かった。。。
また改めて街の写真とかのせます。
新郎&新婦、永遠にお幸せに!
隣の州と言えど、ここはカナダ。私たちの住む街からサスカトゥーンまで距離にして約700キロ。
結婚式は夕方6時からだということだったけれど、子連れで当日向かうのはちょっとキツイということで、前の日、主人の学校が終わってすぐに出発しました。
(今日のブログ、多分過去最長です。)
タイトルの高熱。。。それはジュリ。
出発する金曜日の朝、「うーん、うーん。。。」と言いながら寝ているジュリに気づき、熱を測ると39度と少し。
でも、起きて家の中で踊ったり歌ったり、とっても元気にしている様子から、熱があるけれども行けるだろう、と午後2時に出発。
前半約350キロは私が運転。始めから最後までほっとんど同じような平坦な景色が続きます。時々牛や馬がいたり、農家がぽつりあったり、池があったり。道路も大きな街を通る時以外は1本道(または2車線)。去年の旅行の時と同じように、ひたすらアクセルを踏んで、時速100キロ~120キロで進みます。
3時間くらい走ったくらいからジュリがぐずりだし、「あつい。」「お家に帰りたい。」「マミィに横にいて欲しい」と泣き続けるので、小さな町でハイウェイを降りて主人と薬を飲ませるも、薬が大嫌いなジュリは泣き叫んでどんな手段も拒否、結局運転交代で私が横に座ってあやしながら、とりあえず近くの大きめの街まで移動。「マックが食べたい。」とジュリが言うのでマックで休憩。
それからも何度も泣くジュリを横で励ましながら走り続け、結局サスカトゥーンのホテルに着いたのは夜11時。ホテルで熱を測っても39度を超えたまま。ベッドの冷たくて柔らかいシーツが気持ちいいのか、部屋に到着してすぐにジュリは眠りました。私たちも滅多に風邪もひかないジュリの高熱という予想外の展開プラス長距離運転でくたくた。
次の日。
ウェディングパーティーの行われるホテルはきれいな川沿いのシェラトンだったので、ナナやパパと一緒にステキ朝食を食べることに。
子供は何でも食べていいバイキング式朝食だったのに、スイカだけしか食べなかったジュリ、高熱は続いていました。「プールに入ると体が冷えるから熱がある時には効果がある」と子供病院で婦長さんをしている叔母が言うのを頼りに、朝食後はプールで遊んだけれど、熱は冷めることもなく。。。
私たちが飲み物に薬を入れると疑って、食べ物どころか飲み物も口にしようとしないジュリ、氷だけをガリガリ。
「子供の熱は良くあること。表情もいいし、元気だから大丈夫。」とみんな言うけれど、私は心配で心配で。
結局、午後に少しお昼寝をして、熱も39度を超えたまま、楽しみにしていたドレスを着て、結婚式に参加することになりました。
式はホテルから少し歩いたところにある教会で。ステンドグラスの美しい古い教会はとても趣があってすてきでした。家族と親戚だけの式だというけれど、うちの親戚側だけで30人も出席しているから合計ですごい人数になっていました。
新婦は小さいときから結婚式を夢見ていた女の子だったそうで、あちこちにこだわりを感じました。
まず、テーマカラーはシトラス。と、言っても、オレンジと黄色、ではなくて、ピンクグレープフルーツのピンクとライムの黄緑、なのだそう。
ブライズメイドはなんと5人!それぞれ同じピンクのドレスだけれど、ひとりひとりドレスのデザインが違うのがステキでした。グルームズメンは4人。みんなライムグリーンのネクタイをしてました。
結婚した2人とは何度か会ったことがあって、そのたびに嬉しそうに結婚式の準備の話を聞かせてくれていたので、そんな彼らが終始手を握りながら、喜びと感動で涙を流しながら誓っている様子は、感動というより考えさせられました(もっと主人に優しくしよう。。。とか)。初心を忘れないようにしなければ。
式の最中、ジュリはあくび連発。もっとドレス姿のみんなを見て喜ぶかと思ったけれど、多分熱が高くてそんな余裕もなかったのかもしれません。
でも、式が終わってみんなでシャボン玉を吹いて2人を送る時は、他の子供たちや主人のいとこたちと楽しそうにシャボン玉を吹いて遊びました。(ジュリはたくさんのいとこの中でも、写真のジュリの後ろにいるお姉さんが大好き。いっぱい遊んでもらいました。)
2人はオープンカーに乗って街を1周。ゲストはホテルに移動します。
パーティーは夜8時から。シェラトンの最上階のパーティールームでのパーティーです。
テーマカラーは各テーブルのお花、いすのリボン、バイキングスタイルの食事だったのでそのテーブルなどにも使われていてきれいでした。ジュリや小さな子供たちにはバッグにクレヨンやトランプ、塗り絵や絵本がプレゼントされて、食事も何もとりたくないジュリは本を読んだり色を塗ったりして過ごしました。
本も塗り絵も女の子がプリンセスになって結婚式を迎えるお話のだったり、バッグはひとりひとりピンク・黄色・オレンジ・黄緑、とテーマカラーのだったり、こういうところにも新婦のこだわりを感じました。
まずは食事。カクテルグラスにマッシュポテトを盛って、そこにトッピングをのせていくスタイルが斬新でしゃれてました。お肉も野菜もフルーツもデザートもいっぱい。何度もウェイターさんたちがこじゃれたチーズやパテを持ってきてくれたり、ドリンクを持ってきてくれたり。なんにも食べないジュリがかわいそうでした。(母としては、こんなに豪華でいろんなものはなかなか食べられないから食べておくれ!という気持ちでしたが。)
たくさん写真を撮るつもりでいたけれど、だるいジュリを抱えていたので、ほとんど撮れませんでした。
食事の後はブライズメイドとぐルームズメンの紹介、メイドオブオーナーとベストマンのスピーチ、両家両親のスピーチ、2人の小さい頃からの映像、お互いをどれだけ知ってるかクイズ、そして2人のスピーチ、ケーキカット、そして、2人を祝う花火が窓の外であがり(これがなんとも豪華!)、それをみんなで窓から眺め、新婦と新郎の初めてのダンス、と進みました。
映画や本でダンスのことは知っていたけれど、実際に見るのは初めて。
はじめに新婦と新郎がみんなの前で1曲2人だけで踊り、次に両親が加わって、はじめは父と娘、母と息子が踊って、6人の中でペアを変えながら1曲踊りました。
それがなんとも感動的で、私は見ながら涙が止まらなかったです。私の両親のこと、自分たちの結婚式の時のこと、主人の両親のこと、目の前で踊っているいつも良くしてくれる主人の叔父と叔母のこと、ジュリはいつか主人と踊るのかな、とか、いろんなことを考えて、なんとも言えない気持ちになりました。
その後は兄弟や姉妹も加わって、ゲストも加わって、ジュリも踊るのをずっと楽しみにしていた。。。けれど、高熱と眠気で私の腕の中。主人と3人でパーティーを後にすることに決めました。
その時、既に夜の11時。でもその後もパーティーは続き、真夜中にはまた食事がサーブされて、みんな踊ってお祝いしたのだそう。
日本のようにご祝儀のしきたりはないけれど、こちらはプレゼントを持参してお祝いします。今回はレジストリーというやりかたで、新婦と新郎が欲しいものをデパートで選んでリストにして、そのリストをデパートに登録します。そのリストはネットからでも、実際にデパートに行っても見ることができて、ゲストは自分が贈りたいものを選んで購入(値段はすごく高いものも安いものもあります)、購入するとレジの人がリストからその商品名を消してくれる(からダブることがない)という方法でした。
私の好きな本、ショッパホリックでも主人公が結婚する時にティファニーでレジストリーするなんてシーンがあったけれど、レジストリーはデパートに限らず、いろんなお店で受け付けているそう。おもしろい方法だな、って思います。
で、山積みになったプレゼントは夜中に開けたのかなぁ。。。?それとも次の日のブランチパーティーで?私たちは参加しなかったので謎です。ジュリと一緒に作ったカードを喜んでもらうところをジュリに見せたかったのだけれど。。。残念。
さて、ジュリ。
丸2日も39度台の熱が続いて、食べ物もすいかと氷のみ。本人は「私は熱なんで出ていない!」と言うけれど、母は心配で心配でおろおろおろおろ。夜中だし、病院は受け付けてくれるかわからないし、周りはみんな「心配するな」と言うし。
「薬を飲まないのなら体を冷ますしかない。」と夜中1時過ぎに寒がるジュリに冷たいシャワーを浴びさせる主人、泣き叫ぶジュリ、それを聞いてかわいそうでかわいそうで私も一緒にわんわん泣きながら少し体温が落ちたジュリをベッドに。
翌朝。やっぱり39度5分。
「もう周りが何と言おうと、病院に連れて行く」と言う私に、ジュリが「プール、行こうかな。」と。
「プールはいいぞ、体が冷える!」と乗り気の主人やナナ・パパだけれど、私は「もうそういうのは十分、早く医者に見てほしい、39度が3日も続いたら脳症とか他の影響だって出てくる!」とこっちが泣き叫びたい気分。だって、みんな私のことを「シリアスになりすぎてる」と心配している様子。シリアス!?娘が高熱何日も出してたらシリアスになるの当たり前でしょ!と爆発寸前。
説得されてまたプール。ジュリははじめ「寒いからホットタブに浸かる」と温かいプールにいたけれど、ジュリの熱を知った親戚みんなが「浅いプールで鬼ごっこしよう」と誘ってくれて、最初は寒がっていたジュリだけれどだんだんプールに慣れて1時間後にはみんなと肩まで水に浸かって鬼ごっこを楽しむほどに。
プールから出ると、「お腹が空いた、アイスクリームとパンケーキ食べたいな。」と。
パ、パ、パンケーキ!?
もはや親戚一同の心配の的は私。「ほら、食欲も出てきたぞ、プールが効くって言ったでしょ。」「エリコ、疲れと寝不足で顔色が悪いぞ、君こそいっぱい食べなきゃだめだ。」みんなが肩に手をかけて ’ちょっとのことでシリアスになりすぎ、ここはカナダだ、おおらかにいこう” 的な励ましをくれました。
望み通りパンケーキをペロッと平らげちゃったジュリ、食後、熱は38度に。
心配してくれたみんなにお礼を言って、かわいがってくれたみんなとお別れをして、私たちも1時に出発。
また熱が上がったとしても自分たちの町に戻ってさえいれば勝手がわかると、トイレ休憩のみで車をすっ飛ばして午後8時半無事に到着。
帰り道は泣くこともなく、DVDを見たり塗り絵をしたりしながらご機嫌のジュリ、家に着いたときには37度台に下がっていました。
家族全員ぐっすり眠って、今日は平熱に下がりつつあるジュリ。まだ食欲が普段ほどないものの、元気に遊んでいます。
何だったんでしょう。。。私たちにとってはまるで夢!?のような3日間でした。
書き足りないのだけれど、今日のブログ、既に長すぎ。式と熱を一緒にしたのが悪かった。。。
また改めて街の写真とかのせます。
新郎&新婦、永遠にお幸せに!
Wednesday, July 21, 2010
赤い スウィートピー♪
随分前に種を蒔いたスウィートピーの花が咲きました。
ピンクや白のイメージが強くて、赤が咲くと思わなかったけれど、これこそまさに「赤いスウィートピー」。
種を買ってから聖子ちゃんの歌が頭から離れなくて、買った帰り道も、蒔く時も、水をやる時も、ついつい口ずさんでいたこの歌。なんとなく可憐なイメージがあったけれど、実際の赤いスウィートピーは結構強い色で、あの歌には薄ピンクとかの方が似合う感じだなぁ。。。と思ったり。
でも、「薄ピンクのスウィートピー♪」じゃ、歌いにくいし。ピンクはピンクでモーツァルトがあるから、やっぱり赤でいいのか。。。なんて考えたり。
強い色に見えるのは花の後ろが白いことや、手前に濃い紫の花があるからかもしれないけれど、実際に赤い花が咲いて、ますます頭から歌が離れなくなりました。
さてさて。
水泳が終わっちゃってだらけ気味の母・娘、日本に比べたらとても涼しい今日は裏庭でガーデニング&砂場遊び。
トマトがいくつもなっているのを発見。嬉しい。赤くなるのが楽しみです。
ほうれん草はサラダで大活躍。初めてのベジタブルガーデン、なかなかいい感じです。
ティーパーティー好きのジュリエットさんのリクエストで砂場ではケーキ作り。
ひとつめは一緒に作ったけれど、次のはジュリが全部自分でデコレーションしたいって、小枝のキャンドルをさしたり、大きな松ぼっくりを並べたりしてかわいいのを作りました。(赤い実は「ナンキンチェリー」って聞きました。)
今日のお茶は「グリーンティー」なのだそう。摘んだ葉っぱをお茶に浮かべて渡してくれました。なかなかいいアイディア。
「う~ん、香りが良くておいしいお茶だね。」と言ったら、「ローズを浮かべたらもっといい香りだよ。」と花びらものせてくれました。
家の入り口のアルバータローズは満開。「咲き終わった花はすぐに摘んであげると、またどんどん花が増えるよ」と教えてもらったので、摘んでもまだ香りの少し残る花びらはジュリの宝石。拾うのも香りをかぐのも大好きみたいです。拾っては大切にどこかにしまうから、靴箱や車の中、ジュリのおままごとのお鍋の中、いろんなところで乾いた花びら発見。
そんな花びらをふんだんに使ったケーキは今まで見た中で一番かわいいケーキ!なのだそう。
と、ここで一度書き終えたのだけれど、ダディがジュリに特別なものを持って帰ってきて、庭でジュリにおもしろい経験をさせてくれたので追記です。
ダディが学校帰りに拾ったのは、あげはちょう。ジュリは虫眼鏡で虫を見るのが好きだし、ちょうを見ると喜んで追いかけるので、本物を良く見せてあげようと持って帰ってきてくれました。
「お庭でワイルドライフを見てきてどんなものを見たかダディにリポートするように。」とミッションをもらったジュリ、バックパックにアンパンマンのカメラとペン、メモ帳、それに手には虫眼鏡を持って見に行きました。
蜂を見たり、アリを見たり、なかなかちょうに気づかなかったけれど、気づいた時は大興奮!「かわいい!」「きれいだよ!」「こんなに近くで見たのは初めてだよ!」とじっと眺めた後に「あれ?しんじゃってるかな?」っていきなりひょいって持ち上げて、入れ物に入れて部屋で待つダディのところへ。(私はちょうは触れないから、そういうのを簡単にできちゃう娘はやっぱりダディ似なのかな?ダディはちょうを集めていたことがあるそう。)
北アメリカの自然図鑑を覗き込みます。
「スワロウティルってあげはちょうのことだったんだー!」って私までまたジュリレベル。
私もこんなにじっくりちょうを眺めたのなんて、小学校以来? よく見れば見るほど「へぇぇぇ~!」と感心してしまうつくり。体はモールやベルベットのような感じだし、目は黒くてとてもきれい。羽に少しだけ入ったブルーもきれいな色だし。。。家にサイエンスティーチャー志望がいるおかげで、ジュリと一緒に理科の勉強です。
ピンクや白のイメージが強くて、赤が咲くと思わなかったけれど、これこそまさに「赤いスウィートピー」。
種を買ってから聖子ちゃんの歌が頭から離れなくて、買った帰り道も、蒔く時も、水をやる時も、ついつい口ずさんでいたこの歌。なんとなく可憐なイメージがあったけれど、実際の赤いスウィートピーは結構強い色で、あの歌には薄ピンクとかの方が似合う感じだなぁ。。。と思ったり。
でも、「薄ピンクのスウィートピー♪」じゃ、歌いにくいし。ピンクはピンクでモーツァルトがあるから、やっぱり赤でいいのか。。。なんて考えたり。
強い色に見えるのは花の後ろが白いことや、手前に濃い紫の花があるからかもしれないけれど、実際に赤い花が咲いて、ますます頭から歌が離れなくなりました。
さてさて。
水泳が終わっちゃってだらけ気味の母・娘、日本に比べたらとても涼しい今日は裏庭でガーデニング&砂場遊び。
トマトがいくつもなっているのを発見。嬉しい。赤くなるのが楽しみです。
ほうれん草はサラダで大活躍。初めてのベジタブルガーデン、なかなかいい感じです。
ティーパーティー好きのジュリエットさんのリクエストで砂場ではケーキ作り。
ひとつめは一緒に作ったけれど、次のはジュリが全部自分でデコレーションしたいって、小枝のキャンドルをさしたり、大きな松ぼっくりを並べたりしてかわいいのを作りました。(赤い実は「ナンキンチェリー」って聞きました。)
今日のお茶は「グリーンティー」なのだそう。摘んだ葉っぱをお茶に浮かべて渡してくれました。なかなかいいアイディア。
「う~ん、香りが良くておいしいお茶だね。」と言ったら、「ローズを浮かべたらもっといい香りだよ。」と花びらものせてくれました。
家の入り口のアルバータローズは満開。「咲き終わった花はすぐに摘んであげると、またどんどん花が増えるよ」と教えてもらったので、摘んでもまだ香りの少し残る花びらはジュリの宝石。拾うのも香りをかぐのも大好きみたいです。拾っては大切にどこかにしまうから、靴箱や車の中、ジュリのおままごとのお鍋の中、いろんなところで乾いた花びら発見。
そんな花びらをふんだんに使ったケーキは今まで見た中で一番かわいいケーキ!なのだそう。
と、ここで一度書き終えたのだけれど、ダディがジュリに特別なものを持って帰ってきて、庭でジュリにおもしろい経験をさせてくれたので追記です。
ダディが学校帰りに拾ったのは、あげはちょう。ジュリは虫眼鏡で虫を見るのが好きだし、ちょうを見ると喜んで追いかけるので、本物を良く見せてあげようと持って帰ってきてくれました。
「お庭でワイルドライフを見てきてどんなものを見たかダディにリポートするように。」とミッションをもらったジュリ、バックパックにアンパンマンのカメラとペン、メモ帳、それに手には虫眼鏡を持って見に行きました。
蜂を見たり、アリを見たり、なかなかちょうに気づかなかったけれど、気づいた時は大興奮!「かわいい!」「きれいだよ!」「こんなに近くで見たのは初めてだよ!」とじっと眺めた後に「あれ?しんじゃってるかな?」っていきなりひょいって持ち上げて、入れ物に入れて部屋で待つダディのところへ。(私はちょうは触れないから、そういうのを簡単にできちゃう娘はやっぱりダディ似なのかな?ダディはちょうを集めていたことがあるそう。)
北アメリカの自然図鑑を覗き込みます。
「スワロウティルってあげはちょうのことだったんだー!」って私までまたジュリレベル。
私もこんなにじっくりちょうを眺めたのなんて、小学校以来? よく見れば見るほど「へぇぇぇ~!」と感心してしまうつくり。体はモールやベルベットのような感じだし、目は黒くてとてもきれい。羽に少しだけ入ったブルーもきれいな色だし。。。家にサイエンスティーチャー志望がいるおかげで、ジュリと一緒に理科の勉強です。
Sunday, July 18, 2010
お散歩と夏祭り。
この間、カルガリーのナナ・パパのお家のすぐ近くに美しい景色の広がる大きな公園があると写真をのせたけれど、私たちの住んでいるこの街にもきれいな場所がいくつもあります。去年、ここに越した時に少し書いたけれど、この街は川と渓谷で2つに分かれています。主人が5月のトライアスロンで走ったクーリーと呼ばれるその渓谷は、夏になると緑が美しくて、車で眺めを見るだけでもウキウキしてしまう、そんな場所です。
そんなクーリーは家からも歩いて行ける距離。こんな自然いっぱいのところがすぐ近くにある、カナダに暮らして幸せだなって思うことのひとつです。
昨日は家族で散策に出かけました。クーリーの底まで車で行って、そこから緑の中を歩きました。
まず迎えてくれたのは鹿たち。
食べ物がないのか、夜中住宅地に来ては花壇のお花やトマトなどを食べ荒らしていると聞いて、困ったものだ。。。と思うけれど、なぜだろう、実際に見てしまうとジュリと一緒に「鹿がいるよ~!」って嬉しくなって写真とりまくり。。。。まだ、こういうところがカナダ慣れしていないところ。
はじめの写真は、これまた自然のこういう色合い大好き!で連写してしまったサスカトゥーンベリー。
去年はもいではパクパク、ジュリはこのベリーが大好きだったのに、今年は「そういうのは好きじゃない。」のだそう。あちこちになっていたベリー、空の青と緑と熟しかけた赤がきれい過ぎ。こういうのがあるから散策は気分が上がる♪
少し歩くと、川に到着。ここはカヌーをしたりできるのだそう。
少し前に大雨で水かさが随分上がったため、足もとがあまりきれいでなかったけれど、ここもまたいい眺めでした。ジュリはおなじみ、石投げに夢中。
いっぱいお花の写真を撮りました。紫がすごくきれい。ピンクのこの花は初めて見ました。
倒れていた切り株がひまわりみたいに見えるねってパチリ。私たちの住む街にはサボテンだって生えるんだねってまたパチリ。
「大きいタンポポ見つけたよー!」って一生懸命、綿毛を吹いてたジュリ。これは何ていう植物なんだろう。。。
ちょっと疲れたジュリだったけれど、ダディの投げるフリスビーに促されて頑張って進みました。
すっごく気持ちいいけれど、蚊が多いのが難点。スプレーを全身にかけても、近くにやってくるし、服の上からも平気で刺してくる強気な蚊たちに3人ともいくつか刺されてしまいました。
最後は階段を上って眺めのいいところへ。
反対側が私たちの家のあるエリアです。街のシンボルのこの橋を見るのがすごく好き。散策中に列車が通りました。楽しいものがたくさん見れた小さなアドベンチャー、探検好きのジュリには大満足の散策だったようです。
既にすごく長くなっているけれど、続いてその夜の盆踊りフェスティバル。
Buddhist Temple of Southern Alberta が主催している盆踊り祭り。もう7年目というので、どんなお祭りかワクワク。
会場だったダウンタウンの公園に着くと、ちょうちんに太鼓、浴衣姿の女性たち。おぉぉぉ~!夏祭りっぽい!!!
ダディとダディのお友達が焼き鳥やかき氷・おにぎりなどを買うために長い列に並んでくれている間に、ジュリは私とヨーヨー釣りをしたり、でんでん太鼓を買ったり、扇子をデコレーションしたり。途中でお友達にも会えて、一緒に盆踊りを見ました。
ジュリは踊りが始まると、まねして手を叩いては両手を広げて私たちの横で踊っていたけれど、途中からうちわでありを叩く(ひどすぎ)のに夢中になってしまって、広場へ退散。ダディたちとサッカーボールを蹴って遊んでました。帰り際には大学の太鼓グループのパフォーマンスを見てびっくりした様子、興味津々でした。
日本の夏を懐かしく感じた夜でした。
(長いブログ、最後までお付き合い、どうもありがとうございました!)
そんなクーリーは家からも歩いて行ける距離。こんな自然いっぱいのところがすぐ近くにある、カナダに暮らして幸せだなって思うことのひとつです。
昨日は家族で散策に出かけました。クーリーの底まで車で行って、そこから緑の中を歩きました。
まず迎えてくれたのは鹿たち。
食べ物がないのか、夜中住宅地に来ては花壇のお花やトマトなどを食べ荒らしていると聞いて、困ったものだ。。。と思うけれど、なぜだろう、実際に見てしまうとジュリと一緒に「鹿がいるよ~!」って嬉しくなって写真とりまくり。。。。まだ、こういうところがカナダ慣れしていないところ。
はじめの写真は、これまた自然のこういう色合い大好き!で連写してしまったサスカトゥーンベリー。
去年はもいではパクパク、ジュリはこのベリーが大好きだったのに、今年は「そういうのは好きじゃない。」のだそう。あちこちになっていたベリー、空の青と緑と熟しかけた赤がきれい過ぎ。こういうのがあるから散策は気分が上がる♪
少し歩くと、川に到着。ここはカヌーをしたりできるのだそう。
少し前に大雨で水かさが随分上がったため、足もとがあまりきれいでなかったけれど、ここもまたいい眺めでした。ジュリはおなじみ、石投げに夢中。
いっぱいお花の写真を撮りました。紫がすごくきれい。ピンクのこの花は初めて見ました。
倒れていた切り株がひまわりみたいに見えるねってパチリ。私たちの住む街にはサボテンだって生えるんだねってまたパチリ。
「大きいタンポポ見つけたよー!」って一生懸命、綿毛を吹いてたジュリ。これは何ていう植物なんだろう。。。
ちょっと疲れたジュリだったけれど、ダディの投げるフリスビーに促されて頑張って進みました。
すっごく気持ちいいけれど、蚊が多いのが難点。スプレーを全身にかけても、近くにやってくるし、服の上からも平気で刺してくる強気な蚊たちに3人ともいくつか刺されてしまいました。
最後は階段を上って眺めのいいところへ。
反対側が私たちの家のあるエリアです。街のシンボルのこの橋を見るのがすごく好き。散策中に列車が通りました。楽しいものがたくさん見れた小さなアドベンチャー、探検好きのジュリには大満足の散策だったようです。
既にすごく長くなっているけれど、続いてその夜の盆踊りフェスティバル。
Buddhist Temple of Southern Alberta が主催している盆踊り祭り。もう7年目というので、どんなお祭りかワクワク。
会場だったダウンタウンの公園に着くと、ちょうちんに太鼓、浴衣姿の女性たち。おぉぉぉ~!夏祭りっぽい!!!
ダディとダディのお友達が焼き鳥やかき氷・おにぎりなどを買うために長い列に並んでくれている間に、ジュリは私とヨーヨー釣りをしたり、でんでん太鼓を買ったり、扇子をデコレーションしたり。途中でお友達にも会えて、一緒に盆踊りを見ました。
ジュリは踊りが始まると、まねして手を叩いては両手を広げて私たちの横で踊っていたけれど、途中からうちわでありを叩く(ひどすぎ)のに夢中になってしまって、広場へ退散。ダディたちとサッカーボールを蹴って遊んでました。帰り際には大学の太鼓グループのパフォーマンスを見てびっくりした様子、興味津々でした。
日本の夏を懐かしく感じた夜でした。
(長いブログ、最後までお付き合い、どうもありがとうございました!)
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