昨日の夜、家で映画(DVD)を観ていたら、無性に食べたくなったシュークリーム。
そんな私を見て、「まだ夜8時だし、日本だったらコンビニに車で行けば美味しいのが買えるのにね。マックスバリュに鯛焼き買いに自転車で行ったのが懐かしいよ」と主人。
「でもさ、6時には店が閉まるこの町ではそれは無理だし、そもそも店が開いてたとしても、しゃれたデザート売ってないし」と私。
でも食べたい、食べたい、どうしても食べたい!ということで、夜にカスタードを作っておいて、今朝シューを作りました。
カスタード、ちと固めになっちゃったけれど、味はばっちり。久しぶりに食べたからか、とってもおいしい。
カスタードもシューもレシピはほぼ日刊イトイ新聞のなかしましほさんのレシピから。ビデオものせて下さってあって、本当にわかりやすい説明に「ありがとう!」と何度もコンピューターに向かってお礼を言いながら作りました。すっごくわかりやすいんですよ、自分にも出来る!さぁ、やってみよう!って思える説明です。
こんなにきれいなシューが出来て、ちょっと感動。中もしっかり空洞。
シュークリームは5年前くらいに1,2度作ったきり。
ウェブサイトに載っているのはたった4個用のレシピ。丁寧に作るとこんなにもちゃんと出来るんだと、かわいいシューを見て本当に嬉しかったし、これから「丁寧さ」を大切にしてお菓子もパンも作ろうと、改めて感じたりもしました。
映画を観てすぐには食べられなかったけれど、今日、家族でひとつずつ(作った私は頑張ったご褒美に2つ!)食べました。
おいしすぎ!!!
なかしましほさん、どうもありがとう!
カナダのこんな山奥で作ったあなたのレシピのシュークリーム、成功しました!
☆☆☆
さて、昨日、家で観たDVDは「ヴィクトリア女王 世紀の愛」。
今まで歴史に全く興味を持たなかった私だけれど、今回ジュリを連れて英国に行って、いろんな宮殿や博物館を回り、一緒に観光地で子供用のワークシートをやったりしているうちに、実は歴史ってなかなかおもしろいんじゃないか、知っていたらもっとこういう旅が楽しいんじゃないか、と、思うようになりました。
それと、鍵を良く知るおじさんと長話をした末にじっくり選んで買った「ヴィクトリアン時代の鍵」、ノッティンヒルのお店で買った110年以上前のと言う手描きの図鑑の1ページ、そして街の中の美しい建物。
あちこちで私の好奇心をちょっとだけくすぐった「ヴィクトリアン」という言葉。昔の昔のその昔までさかのぼらなくても、興味のある時代の興味のある部分だけでも知っていたらもっとおもしろいんじゃないか、と、そう思って英国から戻ってから、この2ヵ月半、いろんな本を読んだりDVDを観たりしてきました。
興味があるのは建物やその時の生活。それを知るのに今はとてもラッキーなことにいろんなDVDがあって、図書館でリクエストして何本も観ました。本もたくさんあるけれど英語での読書はまだまだスピードが出ないので(しかも不得意分野の歴史と言えば、きっと難しい言葉もいっぱいなので)、小・中学生用の伝記などをジュリと一緒に読んだり。これ、正解、わかりやすかったです。
英国BBCが制作したヴィクトリアン・ファーム、エドワーディアン・ファームのシリーズ(DVD)はとってもおもしろかった、考古学者たちがその時代の農家の生活にタイムスリップしたようなドキュメンタリーって言うのかな?実際にその時の生活を再現して暮らし、それを1年間紹介する番組。
ロンドンで買ったホーローの小麦入れにそっくりなのが出てきてワクワクしたり、その当時の工夫いっぱいの暮らしにただただ感心させられたり。
同じくBBC制作のロイヤル・アップステアーズ・ダウンステアーズという番組のシリーズ、これはヴィクトリア女王がまだプリンセスだった頃、英国内を母親と旅したのだけれど、その時に滞在したり立ち寄った豪邸を英国のアンティーク鑑定士とシェフが訪れ、アンティークや家の中を見たり、シェフはキッチンでその当時どんな食べ物をヴィクトリア女王に出したのか、実際に作ってみる番組。
アルバート公と結婚して、それから一緒に旅した場所もシリーズの後半には出てきます。
私はナショナルトラストの建物など、宮殿もそうだけれど昔から行く度に一番楽しみにしているのはキッチンを見ることで、そのキッチンで実際にどんなものを作っていたのか再現する様子はとてもおもしろいし、毎回、本当に昔の人たちの工夫ぶりとお料理・デザートの美しさに脱帽です。
チャールズ皇太子の説明する王族の美術との関わりについてのドキュメンタリー映画「ロイヤル・ペイントボックス」もすごく興味深かった。それで初めてケンジントン宮殿の前に立つ美しいヴィクトリア王女の像は彼女の娘ルイーズが作ったものだと知ったし、さらに、そのルイーズはカナダに暮らし、彼女の名前からこのアルバータ州名がついたこと、そしてあのレイクルイーズも彼女の名前からということもわかって、ちょっと何だか嬉しくなったり。
他にも結構読んだり観たりしてるけれど、昨日の夜に観た「ヴィクトリア女王 世紀の愛」は、あまりの衣装の美しさにテレビの画面にくっつきそうになりながら観ました。キャストもただただ美しい。。。
夏に歩いたケンジントン宮殿がでてきて、その中でジュリと一緒に学んだヴィクトリア女王の一生。宮殿で見たから、本で読んだからその場面のことが良くわかる、という場面がいくつかありました。
日本にしても英国にしても歴史は長く、まだまだそのほんの数ミリをかじった、そんな感じだけれど、少しでも知って建築にしても博物館にしても見てみるのと、何にも興味がないのでは頭に入ってくる感じが全然違うんだなと感じてます。そして英国へまた行きたくなります。
と言っても、歴史への興味はまだまだずっとずっと私の奥の方にあって、頭の中では日本の歴史も知っていたら楽しいはずとはわかるけれど、そこまで手が伸びる機会はあるかな?ないかな?
以前、大河ドラマから日本の歴史を少し読んでみたことがあったけれど、すぐに飽きて忘れてしまった経験ありです。
ま、とりあえず、好きそうなところから少しずつ。そんなこの頃です。
2 comments:
hi friends!
お久しぶりです。
遅ればせながら誕生日おめでとう!
40代という城の追手門を開いて待ってるよ(笑)
追手門を通ったすぐ先に、足軽として僕がいますから(笑)
月食見えたんやねー。うらやましいいい。
雲が多くて見えんかった…
写真ありがとう!
ジュリのクッキーの話感動しました!
近所の方々には、イベント的になっているかもしれないけど、優しいねー!
2人でどんな雰囲気で学校に行ってるかなんとなく想像つきました!
あったかい2人の感じが!
歴史物は楽しいですねー。
NHKの黒田官兵衛ももう少しで終わりかな。
城好きとしては、興味のある時代の話やったけどなー。
次回の大河ドラマも楽しみです。
これから寒くなるので、体調には気をつけてね!
皆によろしく!
10antsさん、こんにちは!
コメントどうもありがとうございます。
そうですよね、10antさんは歴史、好きですよね、奥さんはどうかな。彼女、高校の時、何を選択したんだっけ?私は世界史。。。全然覚えていないけれど。彼女も私もあと少しで40。初めて同じクラスになったのが中1だから、フレンドシップは27年!?時が経つのがものすごく早く感じます。
息子くんのお誕生日でしたね、おめでとうございます☆
Kちゃん、学校も行ってるし大きくなっただろうなぁ。また会って遊びたいですね。
こちらは雪景色になりました。
富士山も雪が積もっているかな。
きっとまたこの町の雪は溶けるだろうけれど、冬が近づいてきていることを実感します。
10antsさんみなさんもお元気で!
いつもどうもありがとうございます。
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