でも、「丁寧」がなかなかできない。タイマーをかけずに焼いたら焼き色がつきすぎてしまった。
私はこの位でも、香ばしくておいしいと思うけれど、カナダの人たちはほぼ真っ白に近いきれいなクッキーが好きで、こういうのを「失敗」と呼ぶようだ。
何年も前に子供たち用のベイキングのボランティアをして、子供たちがデコレーションする前に焼いたクッキーのいくつかがこうやって色づいてしまっていたのを見て、他のお母さんたちがとても動揺して、捨てていた。 それを見てびっくりしたけれど、ここはそういうものなのかと。特に、シュガークッキーはアイシングで模様をつけることが多いから、茶色くなってしまうと「失敗」なのかもしれない。
ちなみにレシピは日本にいた時、もしかして独身の頃かな、雑誌から切り抜いてスクラップブックにしてあるものから。アールグレーの茶葉が入っているサブレ。さくさく、おいしくてとまらないです。焼く時、紅茶のとってもいい香りがします。
☆☆☆
夏に通りかかった近所のガレージセールでちょうどいい高さの、でもさえない、誰にも買われずに残っていたテーブルを5ドルで買った。ソファの私の座るところの隣にちょうどいいことがわかって、「私のもの置き場」になってる(その置き場が家の中にあちこちありすぎる、と言う話だけれど)。
まるでガレージセールのようにあれこれ置かれたテーブルなんだけれど、ジュリに読みかけの本(昨日はファンタスティック・ミスターフォックス)、やりかけの編み物と道具、飲み物とおやつ、それに大好きな版画家エドワード・ボーデン氏の版画と小物いろいろ。これで平日の午後、家事の合間にソファに座るお楽しみ時間は「ルン♪」となる。
飲みものは、義妹が送ってくれた行正り香さんのレシピ本にのってるレモンシロップをお湯で割ったもの。レモンのはちみつ漬けなんて、中学の頃から飲んでるけれど、シナモンを入れる、というところが新しくて最近とても気に入っています。
シナモン、と言えば、クリスマスホリディ以来、ベトナム料理がどうも気になる私(たち)。
フォー”風”というスープをレシピを見ながら作った時、鶏肉で出しただし汁に、ナンプラーとかしょうが・にんにくまでは予想していたけれど、シナモンスティックとクローブが入るのが、いままでアジアのご飯とか興味がなかったので新鮮で意外で、でもお店で食べる時にもいつも慣れない香りが気になっていたから、納得。しかもとても癖になるさっぱりとしたおいしさで、リピートしてます。
なぜかわからないけれど、石鹸臭くて大嫌いだったパクチーがいきなり食べられるようになったので、今年は料理の幅が広がりそうです。
おまけの写真はこちら。
先日届いた英国からのカード。
不思議の国のアリスから迫力ありあり、ハートの女王。
こういう切手、好き。
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