今日のおやつはプレッツェル。
ジュリと主人は岩塩のついた普通のが好きだから、それも作ったけれど、私はこの揚げパンみたいな(揚げないのだけれど)、プレッツェルにシナモンと砂糖がいっぱいついているのが大好きで、作ってみることに。
もっちもちでおいしいです。
さて、今日は「広いなぁ、カナダは」と改めて思った話です。
また今年も書道を学校でやらせてもらってます。
ひとクラスは先週。すごく楽しくできて、時間をくれた学校と先生に感謝。
今年は2クラスやらせてもらうことになって、先週と今日は家でいろいろ準備してました。
準備しながら、私も「おばちゃん」になってきたなぁ、と思う。いろいろ子供たちにあげたくて、喜んでもらいたくて、ボランティアなのにさらに「おまけ」みたいのを持って行きたくて。
今年も生徒たちみなさんの名前を書いたしおりが「頑張ったね。」のプレゼントです。
さて、書道を始める前に、子供たちに日本と日本語について40分くらい話すのだけれど、自分で言いながらも「カナダの国土は日本の約26倍、日本はこのみんなの暮らすアルバータ州の半分ちょいのサイズです。」と言うのには驚きます。
日本ってそんなに小さいっけ??今年も授業をやる前に電卓で確認。
自分が育っていた時には小さい国に暮らしてるなんて思いもしなかったけれど、ここにいると感じます。
ちなみに、地図を見せて説明したその後に、でも人口は日本の方がカナダよりも3倍以上と話します。そうすると、小さな国に人がいっぱいと言うイメージが浮かぶと思って。
日本にも山とか、人の少ない田舎町とかあるけれど、町と隣町が200キロとか離れているところはなかなかないだろうな。。。と思います。この大自然に囲まれた小さな町でのどかに育つ子供たちは東京の駅の混雑など、聞いても想像もつかないと思います。
私たちの暮らす町はカルガリーからハイウェイで9時間も離れていると言っても、そこはまだまだアルバータ州の地図で見れば、州の真ん中、もしくはもしかしたら下の位置で、さらに北は果てしなく、アルバータ州の上のノースウェストテリトリーまでは、本当にとんでもない距離です。
先週末、主人が地元の大会で勝った生徒たちを「地区大会」に連れて行きました。
私は自分の地元の大会みたいな感じで考えていて、市大会で勝った生徒たちを県東部大会に連れて行くような、だから、たまに買出しに行く200キロ先の大きな街でやると思い込んでいたんです。
でも、「地区内で大会を開催する学校を順番に回していて、運悪く今年のはうちからすごく遠い。」と主人が話していて、出発前日によくスケジュールを聞いてみたら、ここを金曜の朝6時半に出発、2時間先の街で近くの学校の出場選手たち&コーチたちが集り、みんなで1台のバスに乗り込んで会場の学校に向かうとのこと。
「へぇ。。そんなに朝早くから。 と言うことは、さらに2時間くらい乗って、トーナメントはお昼くらいから始まるってことだね。」と言った私に、主人は、
「ちがうよ、僕らの行く町はそこからさらにハイウェイで700キロも先なんだ。」
絶句。
。。。。。地区大会なのに。家から900キロ先!
すごく、広すぎる「地区」だ。さすが、カナダ。
ということで、彼らは、次の日の土曜日も試合を朝からして、終了した午後3時にそこを出て、7時間かけて夜10時に街に到着解散、さらにそこから、主人は生徒たちとこの町に真夜中過ぎに戻ってきました。金・土と雪がすごく降って心配したけれど、夜にはハイウェイはしっかりと除雪されて大丈夫だったそうなので良かったです。
それにしても、移動距離がほんと、すごい。
ちなみに、残念ながら主人の生徒たちは「州大会」には進出できなかったけれど、今週末にある州大会は、今年はこれまたアルバータ州とサスカチュワン州の境目にある町で(これも州内で開催地を順番に)、ここからもし行っていたら、別の方向にまた700キロだったのだそう。
さらにさらに、今年の夏、91歳になった主人の祖母に会いに行こうと考えていますが、彼女は隣の隣の州、マニトバ州に暮らしています。ここから彼女の暮らすところまで、1600キロだそうです。。。さすがにどこか途中で一泊入れるだろうけれど遠い。
いつかはその先のオンタリオとかケベックに車で行ってみたいと思っているけれど、距離を考えると、果てしないです。国内で時差があるのも当然ですね。
No comments:
Post a Comment