Tuesday, September 01, 2009

Waterton Lakes National Park

ウォータートン・グレイシャー国際平和自然公園に行ってきました。ユネスコ世界遺産です。
ここは、アルバータ州の南西にあるウォータートン・レイク公園と、そこからさらに国境を越えて広く続くアメリカ・モンタナ州のグレイシャー公園から成り立っていて、どうやらウィキによると、国境を跨いだ世界唯一の国際公園らしいで
す。
We went to Waterton Lakes National Park yesterday. It was about 130km far from Lethbridge.

私たちの住む街からアメリカとの国境へは、なんとカルガリーに行くよりも距離が短く、このウォータートン・グレイシャー国際公園(入り口)へも130キロ、約1時間半で着きました。
地図で見ると、カナダ側のウォータートン公園はアメリカ側
に比べるとすごくちっちゃい公園に見えるけれど、476平方キロメートル、グレイシャー公園は4101平方キロメートルで両方合わせると東京都の約2倍(ウィキより)ですって!ほんとにまぁ、大きな公園です。
しかも、公園に向かいながら車を進めていくのは、真正面にそびえたつロッキー山脈に向かって進んでいく感じ、公園はロッキー山脈にあり、どの景色も迫力満点です。

そんな広い公園、今日はパスポートは持たずにカナダ側の有名どころを見ていこうと計画立てて行きました。
まずはレッド・ロック・キャ二オン・パ
ークウェイ。
レンガのような赤い岩と緑と水の色がとても美しい。赤い岩なのは岩の中の鉄分が錆びている状態だからだそう。(英語の説明を日本語にするのもちょっと自信がないんだけれど。。。)写真よりずっといろ鮮やかで、右の写真のところなんか、牛肉のかたまりに見えて仕方なかった。
This is Red rock canyon parkway. The colors were so beautiful!

そこから1キロ歩くとブラキストン滝があって、滝を見に行こう!とジュリと一緒に山の中を歩きました。公園と言っても日本で今まで行ったことがあるようなきれいな、というか完全に整備された公園とは全然違い、時々サインがある土の道をひたすら歩く感じです。

入場料を払った時にもらったマップとフォメーションには熊にあった時の対処法、他にもクーガーや鹿など大きめの動物への対処法がのっていて、主人が「クーガーは特に子供を狙うからあまり先を歩かせても良くない。」と、巨大迷路の時のように張り切って前を歩こうとするジュリをなるべく私たちから離さないようにしていました。私なんてクーガーって何?って感じでしたが、主人曰く大きな山猫、家に帰って調べたらピューマ!そんなのが出るの!?ってあとで恐くなりました。

途中、山リスを何度も見ました。茶色くて尻尾に縦の模様があって・・・・。カルガリーではロビンを応援している時はリス(特に黒リス)が天敵だったから、ジュリと追い払ったりしていたけれど、やっぱり子リスはかわいいな、ジュリも久しぶりにリスたちを見れて嬉しそうでした。

ブラキストン滝です。Blakinston Falls
ロッキーマウンテンからの水がとても澄んでいて、青く見えて、その美しさに吸い込まれてしまいそうなほど。
ジュリも"waterfall" と言う言葉は前から(ドーラの影響で)知っていたけれど、大きくなってから見たのは初めてかな?迫力に感動していました。マミィ、すごいね!を連発していました。帰ってからも "We saw waterfalls!' と言いながら滝の迫力を手と音で何度も表現してました。
Juliett was excited seeing the beautiful waterfalls. She kept saying " It's great!" .

頑張って歩いてパーキングに戻ります。大きな公園内は車移動です。さすが、国境が近いだけにモンタナ州ナンバーはもちろん、ワシントン州、アイダホ州、オレゴン州、ユタ州、ミズーリ州、ミネソタ州などのナンバープレートをつけた車を見ま
した。今までアメリカのことなんて全然興味がなかったけれど、こういろんなところのナンバーを見ると全部の州がどこにあるのカなど知りたくなってきます。(普通知ってて当たり前?)
We saw many different state number plates, such as, Montana, Washington, Idaho, Utah, Oregon, Missouri,and Minnesota!

ちょっと早めのランチを公園の中の町ウォータートンでとりました。湖に面した小さな町。その湖の反対側岸はアメリカだそうで、2時間強の湖1周クルーズが任期なのだそう。数件のレストラン&カフェとお土産屋さんが並ぶメイン通りを歩いていると、鹿発見!日陰で涼んでました。あんまり近づいて蹴られると恐いので、静かに近づいて急いで写真。その時は「鹿だぁ~!」って珍しくて喜んだけれど、ランチをテラスで食べている間もお店を見ている時も、いろんなところで鹿が歩いているのを発見。ジュリが歩道で遊んでいる時もこんな感じ。本人うしろに鹿がいるって知らずに変顔中。
There were many deer in the town.

そして、町から車で少し、キャメロン・レイクに到着。Cameron Lake
1歩踏み入れて一面に広がった大きな湖は、4年前に行ったレイク・ルイーズを思い出すような美しい湖。レイク・ルイーズほど水はエメラルド色ではなかったけれど、ここもロッキーマウンテンからのプランクトンなどがとても少ない澄んだ水で、青く美しい色でした。「向こうに見える山のあの白い部分はどんな石でできているのかなぁ。」と私が言ったのを聞いてちょっと呆れ顔で「あれは雪だよ。」と主人。「!雪か!ジュリ、向こうの白いのは雪だって!」 "Snow? Yeah, snow,snow!"  ・・・本当に今までキャンプも山登りもほとんどしたことがない私には知らないことが多すぎて、1日中ジュリと
ほぼ同じレベルの質問をダディに浴びせまくりました。
It was so beautiful and reminded me Lake Louise. I didn't know the white in the mountain was snow.

小さな小さな小川が湖につながっていて、何かそこをピョンピョン跳ねているものがいると、近づいてみると、小さいさかなでした。マスです。岩の陰にたくさんいました。小川の水は驚くほど冷たくて、長く足をつけていられません。
We saw lots of tiny trout in the lake and a small stream. The water was so clear, Juliett and I collected different colored stones. The sunshine made wet stones look so beautiful like jewels!
Juliett played in the water for a long time. It was wonderful time to see the great view and relax under the shade.
ジュリは湖で石を拾ったり、投げたり、水しぶきをあげてみたり、長い間楽しく遊びました。週末は混むらしいこの公園も学校も始まった今週、しかも平日はとても空いていて、湖もまるでプライベート・ビーチ?レイク?のように思う存分楽しめました。木陰で座って美しい景色を眺めるのは本当に贅沢で気持ちのいいひと時でした。

透き通った水の底にはいろんな色の石があって、それもまたきれいで、ジュリと色集めをしました。赤・赤茶・レンガ色・オレンジ・はちみつ色・ターコイズのような青緑・グレイ・茶色・・・・いっぱい集まりました。写真じゃ伝わらないけれど、ぬれていると太陽の光を受けてキラキラ宝石みたい。乾くとまた色が変わってジュリが驚いていました、私のブルーはどこ?って。(青い石は乾くと黒っぽくなったから) 形もいろんなのがあって、子供じゃなくてもこれは興味が湧いてきます。

湖でたっぷり遊んだあとは、私のリクエスト、国境を見に行きたい!ということで、車を走らせて30分、公園内の国境を見に行きました。私は勝手に国境には大きな "Welcome to the U.S.A" とか国旗とかどどぉ~んと、ここからアメリカだと華やいでいるものかと想像していたけれど、えぇ・・・とここ?ってな感じのシンプルなものでした。主人曰く、ここは公園内のボーダーだし、冬は道路が封鎖されるから他のボーダーよりシンプルなんではないかと。
We also drove to the U.S. border. I imagined it would be more interesting , but it was really simple. Maybe it is a good chance to experience to drive down to the U.S.A someday.

一応、カナダとアメリカの国旗はたっていました。風が何にもなくてさえない写真だけれど記念に。
そして、これがボーダーと言うか、入国・出国管理。この街にいる間にモンタナ州に旅してみるのもいいかもねと話しながらUターンしました。

国境近く、ロッキーマウンテンズを眺められる場所があり、改めてこの国の広さ、自然の豊かさ、そしてみんな言うけれど、自分たちの存在が何て小さいものなんだと言うことを感じました。ジュリも持参の双眼鏡で見てます。。。みんなに指摘されても「いいの、これが好きなの!」と逆さに使う彼女、頑固です。

これでたくさん遊んだ私たちの夏休みも終わりかな、ダディの大学がもうすぐ始まります。私はジュリと一緒にこの町で友達作り頑張ります。
Well, this will be our last summer event this year, I guess. Col will start his university life soon, and Juliett and I will settle into life in this new city.

6 comments:

10ants said...

自然最高!と思わず声に出したくなるような素敵な場所ですね!
かなり興味をそそられました!

動物・鉱物と色んな自然と触れ合って、元気をもらえそう!

鹿がそんな近くににいるなんて、中伊豆みたい(笑)
先日、はねられた鹿を救出しようとして触ったけど、鹿の匂いなのかおっさん風の匂いがしてました。僕らかなー?何か匂った?

また、動物の習性を知ってて、対応ができる旦那さんはかっこいいねー!やはり、知識は力やね。
負けないように経験するぞー!

Laura said...

I'm so glad you got the chance to go to Waterton! It's one of my favourite parks. I haven't been to Waterton in a long time, so it was nice to see your photos. They brought back good memories of my summers there. It sounds like you are getting to do a lot of different activities in the Lethbridge area before school starts.

eriko said...

10antsさん、こんにちは。
コメントどうもありがとう。

うんうん、10antsさんファミリーがとっても好きそうな場所でした。ここまで自然に魅せられると、インドアの私も実際「自然最高!」叫んでましたよ、山で。ほんと、木の香りがとっても良くて、空気がおいしいってこのことだと一人で感動してました。

で、においの話。鹿がおっさん風なにおいって。。。加齢臭?!触れる近くまでは行かなかったから。。。「バンビだぁ!」と喜んでた私たちが現実を知らないだけかも?
中伊豆、鹿出るなんて知らなかった、サルは伊豆の道路で何度か遭遇したけど。
本当は、ムースやビッグホーンシープなんかも運がいいと見れたみたいだけれど、私たちは鹿とリスだけでした。
そうそう、知識は力。私も勉強しますっ。

eriko said...

Hi, Laura.
Thanks for your comment.

I remember that you recommended this park when we talked about moving to Lethbridge long time ago.Since that time, I have wanted to visit there.
As you said, the park was wonderful!The lake reminded me lake Louise, but not so many people like there, we felt like we were at our "private" lake!

We are looking forward to getting together with your brother soon!

Shannon said...

I have always wanted to go to Waterton! It looks beautiful there! And not very far from Lethbridge. Maybe I can talk Josh into a trip! :)

eriko said...

Hi, Shannon.
Thank you for your comment and I' m sorry not to notice it for a while.

You should come to Lethbridge and we can all go to Waterton together!

By the way, how's unpacking going and how's your new house?
Well, I'll go to the family web and find out about your family and house!