Thursday, August 16, 2018

Trip to Japan 2018 #13 Lake Yamanaka Day3

久保田一竹美術館。
河口湖を出る前にとても美しい美術館に寄りました。

インドの古城に使われていた数種類の扉を合わせて作った正門なのだそう。
周りの緑ととてもいい感じになじんで、雰囲気がありました。


美術館内の撮影は禁止で、その美しさと迫力を写真でお伝え出来ないのですが、久保田一竹氏の代表作品が何点も展示されています。
着物一枚一枚にストーリーがあって、細かい染の作業の繰り返し、ひとつひとつ思いを込めて作られたのが見ているだけでその迫力から感じ取れるようでした。
とても間近で作品を見ることができるのもいいと思ったし、この美術館の建物は写真ではわかりにくいですが、一千年を超えるひばの大黒柱16本を使って建てたというピラミッド型の複雑な木組みでできていて、それも素晴らしいものでした。
お庭も緑いっぱいで心が澄む感じでした。



カナダで自分の体形と趣味に合う服を見つけるのが難しいうえに山には服屋さんはないので、日本に来るたびに御殿場プレミアムアウトレットに行って何着か購入していたけれど、今回は服にもあんまり興味がなくて、プランでは河口湖の帰りにアウトレットだったけれど、そのまま帰ろうと運転手のじぃじにお願いしました。

と言うことで、帰り道を変更し進んでいたところ、「富士山レーダー、おもしろそうだよ。昼食も取れそうだし行ってみよう。」とじぃじが寄ってくれたこの富士山レーダードーム館。これが大正解でした。
気象庁が1964年に富士山山頂の富士山測候所に設置した気象レーダーシステム。1999年、気象衛星が台風の接近を観測できるようになるまで運用され、富士吉田市に移してドーム館として展示されています。


中で上映されている、どうやってこのレーダーを作り、富士山山頂へ運んで設置したかという映像が本当に感動的で、泣きながら見ました。単純に日本人ってすごいなとも思ったし、こうやってたくさんの人々の努力とかたくさんの仕事が、今当たり前のようにあるものの後ろには必ずあるということを再認識しました。

みんなが「いやぁ。。。良かったね~!」と言いながら後にした場所でした。主人もジュリもこういうのが大好きで、ジュリも渡された英語の説明書を一生懸命読んで、私にたくさん質問してきました。
同じ敷地に道の駅みたいなのがあって、吉田うどんを食べました。おいしかった!
しかも、アウトレットに行くのをやめて、服はいいんだけれど、買おうと思っていたハイキングパンツが買えなくなっちゃうな(AIGLEが好きだったので)と思っていたのだけれど、その敷地内にモンベルがあってパンツとレギンスなどを買えたのでラッキーでした。(AIGLEは御殿場アウトレットからもう撤退していたようでした) 

盛りだくさんの河口湖への旅行でした。

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