楽しんだ3週間、残りも数日になって、やりたかったけれどまだやれてないことはないかな、と家族と話した時に、「そうだ、まだジュリが行きたがっていた回転寿司に行っていない」と言うことに気づき、予定していた熱海の花火を見る前に回転寿司(ジュリがまた行きたいという新幹線が運ぶアトム寿司)へ行きました。
ジュリは大喜び。
日本に着いてすぐにいただいた魚河岸寿司とは比べられないほど全然違うけれど、でもカナダにこういうお店があったらしょっちゅう行くのにな、と思う。(山の中で1ドルでお寿司が食べれるなんてありえないから)
熱海の花火は、ジュリがカナダで(しょぼい)花火を見るたびに「すごい!すごい!」と言うので、そのたびに私が「いつか熱海の花火を見せてあげたい」と言っていたので今回絶対やることの一つになっていました。
でも、花火の日が近づくうちに、そういえば花火の後の帰りの電車はぎゅうぎゅうの汗でべたべただった、とか、そういうことばっかり思い出して、台風も近づいてきて、かなりネガティブな気持ちで行きました。
台風がその夜から朝にかけてくるということも影響したのか、熱海の海岸に着いてみると、あれ?人があんまりいない。ギリギリで増えてくるのかな?と思いながら眺めのいい場所に座って待ってもそんなに増えません。そんな中、花火が始まりました。
「マミィとダディは付き合うようになったすぐの頃、この熱海の花火にデートに来たんだよ。マミィは浴衣を着て(ダディはなぜか家で焼いた餃子をおつまみにリュックに入れて持ってきて)、花火を眺めたんだ。」と主人がジュリに話して、ジュリがへぇ。。。と言いながら大きな大きな、カナダで今まで見てきた花火とは比べ物にならないくらい大きくて絶え間なく打ちあがるたくさんの花火を見上げていました。
最後のナイアガラは迫力いっぱいでした。どの花火もお腹に響いて、大きく広がると見ている人たちの顔も同じように笑顔になる、やっぱりこれこそ日本の花火ってものだなと。
きれいで楽しくて迫力があって懐かしくて、混雑や暑さを心配したけれど来て良かった。。と思いました。ちなみに、駅まで歩く道のりは混んでいたけれど、電車がすぐに来て、ぎゅうぎゅうどころか席に座れて乗ることができました。
いい日本滞在のフィナーレになりました。
本当に本当にいろんな体験を26日間させてもらいました。家族3人で帰れて良かったなぁと思います。
日本の夏、ものすごく暑かったけれど、それも今、寒いくらい涼しいカナダで振り返ると、いい思い出です。
No comments:
Post a Comment