Tuesday, August 07, 2018

Trip to Japan 2018 #6 Origami kaikan

前の晩にホテルに着いて浅草の後にどんな観光ができるかネットで調べていた時に、目に留まった「おりがみ会館」。折り紙を図書館で教えているのと、もともと折り紙が大好きなのと、ジュリもきっと楽しめるだろうと思ったので、見てみたいと思って寄ることに決めました。主人も「ここは寄っておくべきだろう。」と。

これが大正解。
東京観光のハイライトになったくらいです。
美しいディスプレイ。
ドキドキ・ワクワクしながら中に入っていきます。
部屋中に溢れる折り紙の魔法。
ジュリとひとつひとつ「これ、折り紙クラブでもやったよね。」「こうやって飾るとぐっと素敵に見えるね」「見てこれ!すごいね~!」歓声を上げながら見て回って歩きました。
いろいろな鶴もありました。あぁ、美しい。
紙の合わせ方、紙の選び方、ディスプレイの仕方で、シンプルなものも随分と違った見え方がすることもわかりました。会館にはたくさんの紙があって、紙を実際に作ってもいて、本当にワクワクする場所でした。
折り紙のガチャガチャすらありました!おりガチャですって。
なんて面白いアイディア。
七夕の数日後だったので、こんなかわいいディスプレイもありました。
ひとつひとつ見ていると、館の係りの方が「3階で折り紙のデモンストレーションが始まりましたよ。どうぞ見に行ってください。」と声をかけてくれて、急いで3階に上がりました。

机を囲んで人込み(外国人多し)ができていて、どんなものを作っているんだろう。。。と覗いた私、すごいことに気づきました。目の前でデモンストレーションをしている男性は私が本を何冊も持っている折り紙マスターだ!と。
小林一夫先生でした。

おしゃべりをしながら手をどんどん動かして、その手からいろんなものが生まれます。そして、それを見ている目の前に座ったドイツとアメリカから来たという子供たちの目がキラッキラと輝く、周りの大人の顔もみんな笑顔になって、折り紙の魔法がその空間をものすごく楽しくてハッピーな空間にしていました。

折り紙クラブで作ったことのあるものも作っておられて、私も作れるのに、小林先生が作ると生き生きとしていて、やっぱりすごいと思った。「折り紙はアートじゃない、誰もが楽しめるもの、きっちり線が合わなくたって楽しんでみんなが作れればいい」と言いながら折っているのが印象的で、私は遊びでもあるけれどアートでもあると思ってきたから驚きでした。
厚めの美しい和紙を使って折っていました。
表が金色、裏が深い緑の紙で「指輪」を折った後に、「この中に結婚しているカップルはいるかな」と観客に先生が声をかけ、主人と私が手を挙げると、その指輪を主人に渡して「奥さんに」と。主人が先生の作った指輪をはめてくれました。
折り紙マスターが作った指輪をマミィがもらった!!!ジュリは大興奮、私も大興奮。

デモンストレーションが終わり、先生に声をかけ写真を一緒に撮ってもらいました。3階には先生の著または監修の本がずらりと並べてあり、私も1冊記念に購入させていただくと、「サインをしてもらえますよ」とお店の方に言っていただき、先生のところへまた持っていくと、「おぉ、これか、それなら滅多にこれはしないのだけれど、もうひとつデモンストレーションをしよう。」と、本の中にあるお雛様を折ってくれました。
宝物です。この本にはこの折り紙会館で作っている和紙が一緒に入っていて、豪華なお雛様が作れるということで、私も挑戦してみるのが楽しみです。
先生のデモンストレーションを見て、これからも、もっともっと折り紙を広めようと思いました。
小林一夫先生はここの館長ということで、ラッキーだとこうやって先生のデモンストレーションを見ることができるのだそう。折り紙のクラスもたくさんあって、染色もやっていて、近くにいたら通いたいなぁと思う場所でした。
感動して、舞い上がって、たぶん会館のどこかに浅草で買ったほうずきを置いてきてしまいました。誰かが「あら、今日はほうずき市ね」と喜んで飾っていてくれていたら嬉しいです。

浮かれたまま東京駅へ向かい、駅地下で買い物をして実家に戻りました。
お土産を~と、見ていた時に見つけたパパブブレ。
飴づくりをしているところが見えて、3人で見ていました。とてもおもしろい。飴が出来上がってきた時に端っこで商品として使えないところをアヒルの形にしたものを、見ている中の小学生以下の子にプレゼントと言って、「小学生の子はいますかー?」とお店の方が歩いて回っていて、「うちの娘6年生です」と言うと、「プレゼントするので待っていてね」と、写真の真ん中あたりに見えるあの飴の塊をプレゼントしてくれました。
佐藤錦のかわいい飴。
見ていたみんなに一粒ずつくれました。本当にサクランボの味がして、すごく小さいのにしっかりと絵が入っていて、金太郎飴じゃないけれど、ジュリにこうやって飴を作っているところも見せることができて何ともラッキーなタイミングでした。

3人での東京旅行。
いい思い出がいっぱいできました。

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