Thursday, May 05, 2011

Juliett's special day / Japanese Calligraphy

ジュリがカレンダーを見ながら待ち遠しくしていた日が来ました。
彼女のスペシャル・デー。It was Juliett's special day at pre-school today.

去年は毎月のようにあったけれど、生徒が増えたりしたこともあって、今年になってからは1月に1回、そして3月に1回だったんだけれど、運悪くその日にお熱を出してしまったジュリ、「ショー&テルで雛祭りの時の話をする」って張り切っていたのに、欠席でした。
その時に見せたかった雛祭りの時の写真とばぁばとじぃじに送ってもらった雛人形が飛び出すポップアップカード、それにジュリの大好きなポップアップブックを持って、今日学校に行きました。(雛祭りというより、何気に今日は子供の日なんだけれど。)
お待ちかねのショー&テルの時間。
ジュリはまず、雛人形のカードからみんなに見せました。私は横で見ていて付け加えたいことがいっぱいだ
ったけれど、主役はジュリなので我慢。ジュリは「ヒナドールズ」だと言うこと、そして写真を見せながら、これが自分の日本のお人形で大きくてとても繊細な大切なものなんだ、と話していました。
先生は写真を見て、少ししてから自宅の写真だと気づいたみたいで、「ワァーオ!!!えっ!?これ、ジュリエットのお人形でおうちにあるの!?先生はミュージアムで撮っ
た写真かと思っていたよ!素晴らしいお人形だね!!!」と褒めてくださって、ジュリ、ちょっと嬉しそう。
She took a pop-up book and some Japanese Girl's(Dolls') Festival stuff to school for her show&tell.
ポップアップの本はロバート・サブダさんの「クッキー・カウント」。
ロバート・サブダさんは日本で一時期すごく流行った時に義妹に教えてもらったポップアップブック作家さん。
どんな仕掛けになっているの!?と大人でもページをめくるのがワクワクしてしまう、素晴らしいポップアップの本を作っています。

ジュリはこの本が大好き、私も大好き!
お菓子を数えるシンプルな内容だけれど、お菓子が飛び出たり、クッキーが回ったり、何
度開いても飽きません。
ジュリが先生と一緒にページを開いていきます。クラスメートのみんなもページをめくるごとに「うわぁ!」と見入っていました。
ジュリが「これはみんなも驚くよ。」と言って、開いた最後のページ。
大きなジンジャーブレッドハウスが登場します。先生も「この本、本当にすごいよ。」と、そのページを開いて閉じて、開い
て閉じて。(右の写真は家で。)
ジュリは大好きなその本をみんなに触ってもらいたいっ言ったけれど、先生は壊れちゃうのが心配でやめておこうね、と。
みんなに本と雛祭りの様子を見てもらって、とっても嬉しそうなジュリ
でした。良かった!

ジムの時間には、広い体育館の
中で鬼ごっこ。青いゼッケンをつけた5人の子供たちが鬼、触られたらそこで止まる。ということだったのだけれど、4人の子供プラス私が鬼になって、ちょこまか走る子供たちを結構真剣に走って捕まえました。みんな、きゃっきゃ言いながら逃げてかわいい!
いやぁ~走った。疲れたよ。と思っていたら、鬼交代。今度は捕まえられる番。

走って走って逃げていたら、先生が「みんな捕まったかなぁ?あれ、エリコがまだ捕まっていないよ、鬼たち、エリコを捕まえて~!」と。
足の速い5歳児たちがどどどど~!と追っかけてきて、逃げた逃げた。ジュリは「ゴー!マミー、ゴ~!」ってジャンプして応援。
でも結局捕まって、もうへとへと。それからさらに2度も鬼ごっこをやって、もう体力なくて、女の子たちが一生懸命私を引っ張ってくれたけれど、とろとろとしか走れなかった。子供たちの体力、本気ですごいや。
おやつは手抜きのライスクリスピーを持っていきました。
マシュマロを溶かして、ライスクリスプスと絡ませて固めるお菓子。飾りが家に何にもなくて、星のクッキーカッターで型を抜いて持って行きました。
3 月の時に出す予定だった雛あられ。日本から送ってもらっていました。賞味期限もまだまだ先だし、季節はずれではあるけれど、雛人形のことをショー&テルで やったので、そのまま出すことに。折り紙の入れ物も3月の時に折っておいたものです。その中に少しずつ入れて出しました。それにヨーグルト。今回は準備が 楽でした。

I made rice crispy cakes. I didn't have any fancy decorations for it, so I used a star shaped cookie cutter and made more than 50 stars.
今日はそれだけでなくて、前半に書道をやりました。
先生が子供たちに書道を体験させたいと前々から何度か予定を組んでいたのだけれど、風邪が流行って欠席と重なりずっと流れていました。
My Japanese friend and I did Japanese Calligraphy with kids in the morning at school. It was so busy and I had no chances to take photos, but I think kids enjoyed experiencing a different culture. They choose a letter(Kanji) to write and practiced with us, then wrote on the special paper by themselves. I prepared all kids' names in Japanese(Katakana) and stuck each them one their works.
書道一式は日本語学校校長先生からお借りして、日本人のお友達ママと打ち合わせをして準備してきました。
やるなら日本の文化の紹介としてしっかり説明したいし、興味を持ってもらいたい。と、はじめは先生も交えて全員の前で「書道とは」「使う道具は」を軽く説 明、3歳~5歳児、特に書道が全く初めてという子供たちには一文字を書くのでもきっと精一杯だろう、ということで、文字の紹介、シンプルな「山」「川」 「木」「日」などの漢字の成り立ちをクイズ式に楽しみながらわかってもらう、書き順があることなどに触れた上で書道に挑戦、と言うような流れで考えていま した。挑戦したい子供がいたら名前も書いてもらおう、と小筆でクラス分の名前を書いておきました。

ところが、今日は朝から日曜日の母の日へのシークレット・ギフト作りで先生たちは大忙し。書道は
いつもの教室の横の小さなキッチンに4人ずつ子供たちを送るのでよろしく頼む、と言うことでした。時間も1時間くらいしかなく、これは計画を省いてささっと説明して書かせなくては(とにかくみんなに経験させなくては)!という感じになりました。

ドアを開けて順番にやってくる子供たち。
見たこともない下敷き・半紙・文
鎮・墨汁・筆セットに 「クール!」と目がキラキラな子も。
日本語学校でも先生をされているお友達ママが子供たちの興味とアテンションをうまくひきながらリードを取ってくださって、スムースに書道開始。子供たちはクイズにもちゃんと答えるし、興味津々。自分の書きたい字を選んで興味深そうに半紙に向かい、書き順に沿って書き始めました。

日 本語学校の書初めではジュリと同じ年やひとつ上の子供たちも上手に書けているのを見ていたから、同じ感じにできるかなぁ。。。と思っていたけれど、準備し ている時に何度も主人に横から「日本語に初めて触れる子供たちが日本人の子供たちのようにできると思ってはいけない、これは、アートなんだと思った方が楽 しめるぞ。」と言われ、そうかなぁ。。。と思っていたけれど、その通りでした。

よく考えてみたら、そうだなぁ。。。と。カナダで生活しているとは言っても、日本人の子供たちは生活の中で日本語に触れる機会があるし、英語を主に話すジュリにだってさえ見慣れている言葉や文字なんだろうな。
私だって、アラビア語の文字をいきなり書くよう言われたって、例えそれに書き順があるとしても、はじめは「かたち」のように認識するだろうし、どっから初めていいのかもさっぱりわからない。

まだ鉛筆だってうまく持てない子供もいる3歳から5歳のこのクラス、いつもまとめてくださっている先生って本当にすごいなぁと改
めて感じた時間でした。
私なんて超アシスタントでほんの数人に書き方を教えただけだったのに、なんだかゼーハーゼーハー。

お 友達ママがうま~く進めてくださって、18人が無事に作品を書き上げ、書道成功。
子供たちの作品はとてもワイルドなものあり、アーティスティックなものあり、みんなそれぞれ個性が出ていて、すごく良かった!
私はカメラを持っていったのにあたふた、写真を撮る時間がなくて1枚も 撮りませんでした。名前を小筆で、なんて状態ではなくて、書いておいたものをテープで貼りました。
どんなインパクトがあったかわからないけれど、こんなこともやったなぁ。。。って子供たちの記憶のひとつになったら嬉しいな。
私は幼稚園の時に英語のクラスで外国人の先生が「ゼリーの歌」というのを踊りながらやってくれたのがとっても印象的で、今でもしっかり覚えています。
初 めて書いてみた日本語、初めて見た日本語、見たことのない特別な白い紙や墨の香り、筆を持った感じ、ひとつひとつの文字に意味のないアルファベットと違って、山や川がその 形からその意味を持った文字ができていること、知らない文字で自分の名前が書いてあるのを見たこと、などなど、どんな小さなことでも、今日のおもしろい経 験として何かを感じてくれていたら嬉しいです。

こんな機会をくれたプリスクールの先生にも感謝。楽しい1日になりました。


2 comments:

Laura said...

Wow! It looks like you did a lot of work Eriko - everythng looks really nice! Maybe the next time we see you Juliett can teach me some Japanese calligraphy too.

eriko said...

Hi, Laura.
Thank you for your comment.

We had so much fun at pre-school! I understand why Juliett loves going to pre-school, it is a full of fun time!

While we were doing calligraphy, kids did a secret project for Mother's Day, I am looking forward to opening what Juliett made.

It is warm and nice here, finally spring has come, how about in Edmonton? Have a nice weekend!