Boniettaは大好きなイングランドで出会ったあるうさぎの名前。 もともとは旅先や大好きなフリーマーケットやガレージセールで見つけたお気に入りのもの、趣味のクラフトについて書くブログとしてはじめましたが、2006年11月に娘が生まれ、2008年に主人の出身国であるカナダに移住。 現在は好きなものや趣味のことに加え、カナダでの子育てや生活文化などについて書いています。
Saturday, August 30, 2008
Calgary Highland Games
3連休初日の今日は、カルガリーハイランドゲームを見に行ってきました。カルガリーには大きなスコットランドの人たちのコミュニティーがあって、これは1年に1度の彼らのお祭りみたいなもの?です。図書館で広告を見てから絶対に行きたい!と楽しみにしていました。
入り口で入場料一人$10を払って大きな公園の中に入ると・・・スコットランドの民族衣装キルトを着たかわいい女の子たちがいっぱい。バグパイプの音もあちこちから聞こえてきて、すっごくワクワク!目の前のサッカーグラウンドではシープドッグのデモンストレーションがはじまっていました。
私はスコットランドに行ったことはないけれど、イングランドの比較的北の地方に住んでいたこともあってスコットランド出身の人に出会うことも何度かあったし、新郎がスコットランド出身の結婚式にも行ってキルトやバグパイプに触れる機会もあったせいか、なんだか音も衣装も懐かしくて、すごく嬉しかったです。
日本もそうだけれど、やっぱり伝統っていいなと思いました。たくさんの家族連れで溢れていましたが、おじいちゃんと孫娘がキルトを着ている家族も多くいたし、お父さんと息子が仲良くキルトで歩いている姿も。ティーンエイジャーで普段は全然違う格好をしているんだろうなぁと思える男の子たちも、おしゃれに髪を立てつつも、キルトを着て歩いていたりする姿には思わず微笑んでしまいます。うまく言えないけれど、家族の一人がスコットランド出身で民族衣装を着てお祭りに参加している様子を家族が応援したりする姿は、移民の国・国際結婚の国・カナダ、なんだなぁとすごく感じました。
ダンスを見るのは初めてで、髪を高くまとめて、鮮やかな衣装を身につけて踊る女の子たちは本当にかわいかったです。タータンは赤・青・緑・紫・などいろいろな色があって、しかもその色に白や黄色・黒などの線が入ることで更に何通りものパターンがあって、それに更に靴下やベスト・ジャケットを合わせるので、本当に様々な衣装を見ることができました。そして、みんな好きなデザインを着ているというわけではなく、家族に伝わる配色がそれぞれあるそうで、キルトの配色でその人がどの地域・氏族の出身かわかるそうです。奥深いです~。そんな話も聞きながら、私だったらあれを着たい、とか、あれをジュリに着せたい、とか考えてました。同じ柄のスカートでもベストの色で随分印象が違うし、パフスリーブのシャツもまっさらなコットンとレースのコットンでは雰囲気が違うし、青空の下での鮮やかな色合いは、どれもそれぞれ素敵で写真をたくさん撮りました。ジュリはシープドッグのショーに喜んだり、バグパイプとドラムのマーチングのリズムに合わせて手を叩いたり、ダンスのまねをして自分のフリースの裾を持ってクルクル回ったり、ピクニックランチを楽しんだり、たっぷり遊んで満足そう。大きなくまのぬいぐるみにも近づいて握手・そしてハグまでしました。周りの人たちに「勇気があるなぁ~」と褒められてシールをもらって嬉しそう。
スコットランドのお土産やタータン生地・衣装などを売っているお店も出ていて、ジュリにも記念に・・・なんて思ったけれどその値段の高さに驚き!かわりに名物?のミートパイなどを食べました~。スコットランドのパイなのかは知らないけれど、イングランドで何度か食べたことのある味と懐かしい匂いに大満足。ジュリもおいしそうに食べてました。最低気温が10度を切っている今日は、長袖3枚。3枚目は厚手のジャケット。風が吹く時はブランケットもかけてショーを見ていました。もう私にとっては冬の到来な感じ・・・。まだ8月なんだけれどなぁ。あさっては予想最低気温が0度。恐るべし9月。
写真は昨日作ったミトン。オーブンを使うことが多くなるので作りました。キルティングを作るのが面倒くさかったけれど、大好きな生地で作ったので、お気に入りのミトンになりそう。
小さなバービーはジュリの。名前はゆうちゃん。
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