Saturday, February 27, 2010

感動のまいにち。

カナダがすごいですーっっ!ゴールドメダルの数が12個!
これからカーリングと明日はホッケーの試合のファイナルが待っています!

今まで私はウィンターオリンピックはフィギュアスケートとモーグルくらいしか見ていなかった気がします。でも、今回は開催国にいるということで時間帯がぴったりなことや、ちょうど家で過ごすことが多かったこともあって、いつもよりもずっとたくさんの競技を応援することができて、ウィンタースポーツを少し知ることができました。

おとといのフィギュアスケート女子、日本勢の頑張りには本当に感動で、19歳の真央ちゃんのあの精神力には応援しながら言葉が出なかった、悔しそうな表情で日本の国旗を背中にまとって滑る姿や表彰台での様子にこっちが見ていて涙涙でした。個人的には鈴木明子さんの生き生きとした表情・演技が印象的で、世界の上位何人の中に入っているだけで素晴らしいことなのに、そこで順位をつけなきゃならないのって本当にすごい世界だなと思いました。今夜のエキシビジョンが楽しみです。

昨日の夜は家族3人でなんとなくオリンピックチャンネルを流していたら、ホッケー準決勝の裏でスピードスケート・ショートトラック男子がすごいことになっていて、カナダの国歌「オーカナダ」が2度も短時間の間に流れる大盛り上がりな夜になりました。
はじめてカナダの国歌を聴いたのは、初めてカナダに遊びに来た約7年前。フットボールの試合を見せてもらって、その時に流れてきて、最初はあまりに明るい感じ(君が代と比べて。)だから歌謡曲?って思ったけれど、立ち上がって手を胸に当てて歌っている人たちを見て、「これが、国歌なの?!」とびっくりしたのをすごく覚えています。それから何度か聴くうちに、親しみが湧いてきて、そろそろ歌えるようになろうかなって思い始めています。


そんな昨日のショートトラック、カナダはもちろんだけれど、やっぱり気になって応援してしまうのはアポロ・アントン・オーノ(大野)くん。やっぱり、自分が国際結婚をしているから、それとも、ジュリが日本人と外国人のミックスだから、かはわからないけれど、日本人の血が入っていて海外で頑張っている選手は余計に気になる。しかも、小さい頃から日本人のお父さんが一人で育ててきたと言うから更に応援してしまう。
今回、いろんな競技を見て、アジアの国以外で頑張っているアジア人(って書くのがいいのかわからないけれど)の多さに結構驚きました。確かに、日本というか私たちが住んでいたところではまだ両親が違う国の出身だという家族は少なかったけれど、ここ移民の国カナダではとても多いので、これからもっともっと、ここの国籍だけれど、ここの国の代表だけれど、片方の親は日本人っていう若者たち・子供たちの活躍も多くなっていくんだろうな、そういうなかでもオリンピックは先の先の将来もずっと国同士なのかな、いつかはかたちが変わるのかな、って思ったりもします。

さっき終わった女子スピードスケート団体追い抜き決勝は大興奮もので、リードしていた日本がそのままゴールドメダルだと思って家族で大声援で応援しました。でも、最後のラップの追いつきが恐ろしいほど完璧で、0.02秒の差で勝利、すごい戦いでした。
残り丸1日もジュリの大きな声、「ゴー!カナダ、ゴー!」が何度も響き渡ることになりそうです。

さてさて、写真は話の内容とはぜんぜん違う、ジュリのポニー仲間たち。
9頭(ユニコーンも含む)のポニーたちのヘアメイクで大忙しなのだそう。たてがみと尾をくしでとかしたりドライヤーで乾かしたり、三つ編みにしたり(私の仕事)、おしゃれさせる超カラフルな3頭の大きなポニーたちは親戚から誕生日の時にもらったもの。北米のおもちゃって感じの色です。
私も小さい時にアメリカに出張の父にユニコーンのぬいぐるみを買ってきてってお願いして。大きな白いユニコーン買ってきて貰ったよなぁ。。。って彼らと遊ぶジュリを見るたびに思い出します。

Thursday, February 25, 2010

ぐるぐる凧。

今日は目の覚めるような真っ青な空が広がって、リビングから空を眺めるだけでもいい気分。
久しぶりに外に出て太陽から元気をもらおう!とお昼を食べて大きな公園へ。

でも、お昼くらいから風が強くなってきたようだったので、そうだ!凧揚げ、ジュリがやりたがってたな。と、ネットで凧の作り方を探すも、そう簡単にできるものは見つからず。。。 幼稚園のクラフトでよく作るといくつかのサイ
トで紹介されていたぐるぐる凧を作って持っていくことに。作り方は簡単。画用紙をぐるぐる蛇のように切って、色をつけ、紐をつければ完成。空高くは飛ばないけれど、風によって、くるくる回るのが楽しいのだとか。

久しぶりの公園は雪もとけて、ランニングをしている人たちや犬の散歩をしている人たちがたくさん。
やっぱり少し風が強かったけれど、ここ2週間私と一緒に家で過ごしてくれたジュリ、まるで水を得た魚のよう。「ヤフー!」と叫びながら丘を下り、それはそ
れは嬉しそうに芝の上を走る走る。ぐるぐる凧を持たせると、もっと走る。でも、回っている様子が見たいから止まって、凧も止まる。見れなかったからまた走る、そして止まる。。。を何度も何度も繰り返して、「たこって楽しいねー!」って凧がやぶれてしまうまで遊んだ。それから公園を散歩。ちょっと頑張って薬局まで続けて散歩。
途中、公園の池にかかる橋から凍った池を眺める。「この池、凍ってるんだよ。」と教えても「へぇー。」みたいないまいちわかってない反応。

水に触れるとことに行って凍っている様子を見せたら、驚いて、触ってみたり棒でたたいてみたり。
今日は予報では10度近くまで上がるくらい暖かかったので、氷もさくさく状態で危ないかもしれないから、ジュリはほんの少しだけ凍った池の上に。
 


薬局のお菓子のコーナーではイースターのチョコレートや人形がたっくさん並んで、バレンタインの時の赤とピンクでいっぱいのディスプレイとは変わって、パステルで花やうさぎ・ことり・たまごのかわいらしい雰囲気。

それで、私もついつい「イースターのチョコレー
ト、買って帰ろうか。」ってなってしまう。
私はこのうさぎのがかわいくてやっぱりイースターって言ったらこれだよなぁって思うんだけれど、ジュリはジュリで彼女らしいものを見つけて即決。



 ジュリの大好きてんとうむしのチョコレート。
好きなものって年とともにどんどん変わっていくと思っていたけれど、ジュリはずっと好き、てんとうむし。私はこのちょっとエロ目な顔がどうもなぁ。。。って思ったけれど、羽が開いて中が見えるところや、中にも小さいてんとうむしとみつばち(この顔も。。。だけれど、私はみつばち好き。)のチョコが入っているところがかわいくて、購入許可。

外のきれいな空気をいっぱい吸い込んでたっぷり元気をもらって帰宅。
次はもっとすてきなカイト、持って行きたいな。

Wednesday, February 24, 2010

けしごむはんこ。

けしごむはんこ。
流行っている時に「天然生活」で取り上げられた記事(作り方や図案)はおもしろそうで切り抜いてカナダに持ってきたものの、全然取り掛かりもしなかったけれど、今朝、ふと「けしごむはんこ、やろうか。」ということになった。

確か、大きい消しゴムが一つあったはず。。。と引き出しをごそごそ。
あった、あったと見つけた消しゴムの3分の1のスペースにジュリに好きな絵を描いてもらう。
「プリンセスジュリのスタンプにするよ。」とかわいいお姫様を描いた。
さて、彫るか。と、カッターを探したものの、そういえばうちってカッターがない。何か代用になるもの。。。ということで、うまくいくかわかんないけれど、手芸の糸解き(リッパー)を使ってやってみることに。
うん、すいすい彫れていく感じがこれはおもしろいかも!と、楽しみながらはんこ完成。
ジュリにインクをつけて紙の上に押して見せると、おぉ!とすぐに飛びついてきた。ぺたぺたぺたぺた、嬉しくて画用紙4枚もプリンセスジュリでいっぱいに。あとからティアラをクーピーで塗ったり、周りに模様を描いたり、楽しそう。けしごむはんこ、と言えば、うちの家宝みたいな、このはんこ。5年前の日本での結婚披露宴の準備をした時に、私たちのイニシャルを重ねてこんなモノグラムを作って、それを刺繍してウェルカムボードにしたり、招待状やサンキューカードに押したり、確かメニューにも押した、そんな大切なはんこ。
私がデザインして、主人が彫った。間違えてやり直ししたりして頑張った力作。
そんなはんこのことを思い出して、ジュリの前で押してみる。「すごいねー!」って。久しぶりにインクがついて、はんこも嬉しそう。
追伸
今朝、キッチンやお風呂などを掃除してリビングに行くと、窓の外にどどーん!ゴミ箱が戻ってきているではありませんか!
しかも、かえってきましたよとばかりにリビングの窓のまん前に。
誰が連れてきてくれたんだろう、あの人たちかな、それとも市のゴミ担当の人たちかな、リビングにいなかったから肝心なところを見逃してしまったけれど、まるでサンタがこっそりプレゼントを置いてきてくれたかのよう、ジュリと私はおぉぉぉぉー!ゴミ箱ー!良くぞ戻ってきてくれた!と裸足のまま思わず触りに行っちゃいました。
ジュリは「あのボーイズたちが持ってきてくれたって、ジュリは思うよ。名前聞きたかったな。」ですって。

Monday, February 22, 2010

わるい、を知る。

昨日はジュリのリクエストに答えてネックレス作り。
カラフルなのにして。と言われるけれど、そんなにカラフルな毛糸が家にないよ。。。
ボールをいくつかかぎ針編みして、鎖編みの紐に通すだけ。前に作っておいた花のモチーフがあったから2つつけてあげる。
そしたら、こんなに喜んでくれて、昨日からずっとつけてる。写真も撮ってと言ってこんなポーズをする。
嬉しいな、こんなスマイルを毎日見ていられるから母は頑張れるのです。ありがとう。
話変わって、ジュリが昨日の夜に一人で描いていた絵。
誰?と聞くと、右はジュリだと。そして左は・・・「わるい、こわい、おじさん。」

昨日の午後にジュリとリビングで遊んでいたら、向かいの家の前に大きなゴミ袋をいくつも抱えた若い男の人が2人。なんだろう。。。と思って、見ていると、外に出ている大きなゴミ箱にその袋を開けてたくさんのビンやボトルを入れている。
ふーん、ボトルなんてリサイクルに持っていけばお金が返金されるのに、ゴミになんていれちゃって。。。と思って続けて様子を見ていると、一人の男の人がうちの裏の方に走っていって、ごろごろごろ。。。と音を立てながらもうひとつゴミ箱を運んできた。
ん?それってうちのゴミ箱なんじゃない? と思って、外に出て確認すると、うちの裏のゴミ箱(市から支給されている1週間分のゴミを各家入れる大きなタイヤつきのゴミ箱)を持っていってしまったことがわかって、あわてて彼らにちょっと待ってよと言おうと思って "Excuse me!"と声をかけるものの、ちょっと怖くて声が届かない、そしたら、横にいたジュリが "EXCUSE ME!!!!!" と叫んでくれて、彼らが私たちの方を見るも、そのまま何か大声で話しながら、たくさんのボトルをゴミ箱に詰めてガラガラ押しながら通りの向こうに消えていってしまった。
ジュリはとっても勇敢で、「マミィ、追いかけよう。ガベージキャン(ごみばこ)がたいへん!」って言うけれど、私は彼らが投げ込んだボトルが割れて手を切ってすごく機嫌が悪そうな様子や酔っ払いなのかなって思うような態度、ゴミ箱のために近寄って何かこちらが巻き込まれたらたまらないと思って、家の中に入る。

ジュリは納得がいかないようで、「どうして追いかけない?」「どうして話をしないの?」とリビングの窓にへばりついて彼らの様子を見ようとしていたので、世の中には家族やお友達のパパやママ、優しい大人がたくさんいるけれど、そうでない人たちもいる、悪い人たちもいる、あの人たちのお名前はマミィは知らないしお友達でもない、もしかしたらすごく優しくてごめんねって返してくれるかもしれないけれど、もしかしたら機嫌が悪くて、うるさいなってマミィやジュリにパンチしたり、持っているグラスで痛いことをするかもしれない、そういう悪いことをする人たちもいる、だからゴミ箱を持っていかれたのは悲しいけれど、諦めることも必要なんだと言う話をする。

やっぱりすごいそういうことは心に残るんだと思う、スカイプをしたばぁばにも「こわいひとがゴミ箱を持って行っちゃって、パンチするかもしれないから追いかけない」そのことばっかり話す、それからも一人でずっと絵を静かに描いているなと思って、覗いてみたらこの絵。悪いおじさんを書いていた。次の絵も黒い点は「こわい点」だそう。
夜、主人にその話をしたら、「ジュリは初めて悪い人って存在を知ったのかもしれないな。」って。
そうかもしれない。

ちなみに、ゴミ箱紛失は市に連絡して探してくれるけれど、見つからなかったら100ドル(約9千円)払ってまた新しいのを設置しなくてはならないらしく。。。
ゴミ箱よ、戻ってこーい!!!

Saturday, February 20, 2010

興味。

ジュリくらいの歳の男の子で車や電車にすごく興味を持って、図鑑を見るのが好きで、車の名前をたくさん覚えたり、テレビでも3歳・4歳くらいの子で世界の都市を言えたり、旗を見て国の名前が言えたり、そういう子供たちを見て、ジュリも何かそういうすごく大好きで名前を覚えちゃってるものとか、いつかはそういうのあるのかなぁ。。。?と思って見ていたけれど、あんまりそんな様子もなく、まぁ、もしかしたら、頭の中はマミィの話す日本語とダディの話す英語を理解してボキャブラリーを増やすので忙しくてそういうスペースはないのかもしれないな、と思っていました。(そんなこと言っている私自身なんて覚えた単語もスーッと忘れちゃうし。。。)

でも最近、お人形ごっこをしていても、絵を描いていても、良く登場する言葉たちに気づいて、今の彼女の興味は多分これなんだろうなって思っているのが、「宇宙」。
1ヶ月以上前にダディが図書館でジュリにロケットの話の本を借りてくれたことをきっかけに、それから毎回図書館でロケットや宇宙が出てくる本を借りたいと言うようになりました。ダディはそういうお話をジュリにするのがすごく好きで
、太陽の周りを惑星が回っていることや、どんな惑星があるか、そういうことをいっぱい話してくれて、ジュリの会話の中にも「ジュピター」「サターン」「ネプチューン」などなど惑星の名前が出てくるようになったんだと思います。
夜にデッキに出て空を見ることが好きで、今はまだ見たことのないシューティングスターを見るのが夢なのだそう。
。。。って、前置きが長くなってしまったけれど、今
日描いた絵もそういう感じ。空の太陽・虹・雨・貝殻を拾うジュリ、下のほうに描いてあるのがいろんな惑星だそう。
Juliett has been interested in planets and space. She drew this picture today.(the Sun, rainbow, rain, Juliett picking shells, planets.)
私は計25ページの日本一時帰国2009年版アルバムを完成。
ダディとジュリと3人でできたアルバムを見てみたら、お世話になった皆さんやお友達、家族に「ありがとう」ばかり書いていることに気づく。今回はそういう帰国でした。あらためて、みんな、どうもありがとう。

1番はじめのページにジュリの七五三の写真と切り紙を飾ったら、「ジュリもそれやりたい!」ということになって、私の切った色紙を台紙の余り紙に貼っていくうちに、「これ、ブック
マーク(しおり)になるよね」と楽しさが広がって、思い思いにしおりを作り、ジュリはそこから自分のしおりを持って読書へ。私は、いやぁ、色あわせっておもしろいなぁ。。。と一人の世界に。。。
I finished my scrapbook of Japan visit 2009. We like to cut out paper flowers. Juliett made some bookmarks for her books.
小さな雪がちらちら舞う寒い一日、今日もまた家で過ごしたけれど、ちょきちょき、ぺたぺた、楽しいクラフト時間になりました。おまけにもう一枚、ジュリの絵。
お花と「プリンセス・ジュリ」。 私たちがオリンピックを見ている横で黙々と描いてました。
そして、「上手にできたから飾っておこうっと。」と。少しの間とっておくそうです。
She just love drawing so much. This is "Princess Juliett and a flower". I love her drawing.

Friday, February 19, 2010

きもち。

ジュリの絵。
一番左は「ドレスを着てバレエの練習をする(見えないけど片足)ダディ。」 真ん中は「体が長方形なマミィ」(痛いとこついてる。) 右が「オリンピックの聖火を持つマーメイドのジュリエット」 隣の絵は「小さなプリンセス」だそう。
今までの絵と随分描き方が違う。色使いもカラフルになって、パーツによって色を変えたり、輪郭をとって塗り絵のように塗ったりするようになって驚いた。

この1週間、私が体調を崩していて、ジュリは外にも遊びに行けず、私とずっと一緒に塗り絵をしたり、シールで遊んだり、オリンピックを見たり、そんなことばかりでした。退屈でかわいそうだなぁ。。。と思っている私の横で、「マミィ、だいすきだよ。」と繰り返しながら、ジュリの夢の話、絵から広がる空想の話、いろんな話をしてくれた娘。ありがたくて「くるしいよぉぉ。」と言われるくらい何度も何度も抱きしめました。

今日は私の作っているアルバムの台紙の余り紙をひっくり返してみたり、丸めてみたり、折ってみたり。。。そんなことをしているうちに、端と端をのりでつけるとしずくみたいだと言うことがわかったそう。ひらめいたときの顔ってすごい、キラキラして、にっこり笑顔。あわてて青い色鉛筆で紙を塗り、のりで端をくっつけて「これはレインドロップだよ。」と。

昨日、久しぶりに少し外に出て、見上げた空は真っ青。飛行機雲があちこちに線を作っていて、きれいでした。

空の青って好きだなぁ。ジュリと裏庭に立って空をぼぉーっと眺めました。
突然、「マミィ、この木はクリスマスツリーにぴったりだね。」とジュリ。
ほんと、形も空に続くような高さもぴったり。暖かい日差しを浴びて木に残っていた雪からしずくがぽたぽた。木に近づいてみたら、松ぼっくりの小さなはじまり?これが大きくなってあんなに長い松ぼっくりになるのかな?そんな小さな実がいくつもついていることに気づく。なんだか小さなバラみたい。

お友達が届けてくれた手作りのカレーパンとあんぱん。
私たちのことを家族のように気にかけてくれるお友達のいる私たちは本当に幸せだ。
おいしくておいしくて、心がほっこり温かくなりました。
どうもありがとう。
カレーパンが大好物なダディなんておいしさに感動、半泣き状態。「もし君がこんなにおいしいカレーパンを作れたら、僕はもう一度君と結婚式を挙げたいくらいだ!」なんて言いました。
よし、頑張ろうかな。

昨日のフィギュアスケート男子。
日本選手の演技に感動しました。同じカナダという地で世界を相手にすごく頑張っている若者の勇気と努力を見て、はらはらドキドキ、テレビの前に釘付け。
小塚選手のすごいジャンプにも、靴紐が解けても途中から見事に演じきった織田選手の頑張りにも、はじまりのポーズのときに手が緊張で震えていて、すごい緊張の中挑戦した4回転ジャンプに失敗してしまった、その後の巻き返し、強い気持ち、体中で表現したあのすばらしい演技にも、もう感動感動。
びっくり高得点をとったカナダ選手や金メダルのアメリカ選手よりも、ずっとずっと日本選手たちの方がダイナミックで、人を惹きつける演技力があったんじゃないかなぁ。。。と思うのはやっぱり日本人の私だからなのかな。
日本に秋に帰国したときに偶然見た高橋選手の手術からリハビリ、現在までのドキュメンタリー、あの状態から銅メダルまで、人は努力と夢と強い気持ちでここまでできるんだなと、本気ってこういうことと言うのを思い知らされたと言うか、もうやっぱりただただ感動。
表彰台の上でのキラキラした表情、かっこ良すぎてパシャパシャテレビの画面を写真撮っちゃいました。(ただのミーハーおばさん。ジュリ、あきれ気味。)

いっぱい元気、みんなありがとう。

Wednesday, February 17, 2010

Hina dolls

今日、ジュリと雛人形を出しました。
本当は晴れた日に出したかったけれど、外は雪。それでももう待ちきれないと、日本が大安の18日になってから飾りました。

この1年、ジュリは和洋両方のプリンセスにあこがれて、日本では自分が七五三で着物を着て
プリンセス気分を味わったし、クリスマスにもらったドレスは今もお気に入りで機会を見つけては着て「私はプリンセスよ♪」なんてやっているから、「何が箱に入っているの?お人形ってどんなお人形?」と興味津々のジュリに箱から取り出した大きくて豪華なお内裏様を見せたら、「うわぁぁぁぁ!おうじさまぁ!」って思いっきり日本語で驚いて(「おとのさま」と言う言葉を知らない)、「ちょっと近くで見てもいい?もうちょっと見てもいい?」なんて聞きながらじっくり観察。
目がキラキラになっているジュリにさらに箱の中からお雛様を取り出して見せると、もう大興奮
。この雛人形をプレゼントしてくれたじぃじとばぁばは西陣織の十二単を着たお人形を選んでくれたので、パステルカラーのきらきら美しい着物が何枚にも重なっている様にジュリはもうノックダウン状態でした(笑)

やっぱりいろいろわかってくるようになって興味を持ってくれるのは本当に嬉しい。私の横にずっとついて、お雛様に持たせる扇や雛壇に飾るお花など、「これはなぁに?」とひとつひとつ聞いて大切に扱おうとしてくれました。
いつもジュリの成長を見守ってくれるお雛様にお礼とこんなに大きくなりましたって報告をしてねと話すと、「3歳になりましたー♪」と言って雛祭りの歌のオルゴールに合わせて部屋の中をくるくる躍って見せました。


今年はスペースがちょうどうまく取れて、今まで出せなかったぼんぼりまで
出すことができたので、とっても豪華になりました。外は真っ白な雪景色だけれど、家の中は春が来たような華やかさが広がりました。テレビの横のスペースにも春のもの、少し、飾ってみました。今年は私たちの結婚式のために作った造花のブーケも、ジュリを妊娠しているときから作っていたジュリのベイビーサンプラー(クロススティッチ)も飾りました。両方とも大変だったけれど、やっぱりずっと大切にできるものを作ることができて本当に良かった。
ブーケの手前にあるのはばぁばが趣味で学んだクレイフラワーのスイトピー。あまりに本物のように美しく、繊細な作りに感動して、去年日本に帰ったときにばぁばにお願いして1本もらって大切に運んできました。税関の人が本物の花を持ってきちゃったって疑うんじゃないかって思ったくらいきれいにできています。

赤が好きな私だけれど、やっぱり春はピンクもいいなと思います。ジュリはピンク大好きっ子なので、ルンルン。自分のピンクの小物を私のところに持ってきては「これも一緒に飾ってもいい
かな?」って。写真には撮っていないけれど、実はリビングの棚や本棚がジュリの飾ったもので溢れているんです。やっぱり似ちゃうのかな、母娘って。
今日、ようやく重ーい腰を上げて、やろうやろう、やらなければ、と思っていた2009年日本帰国のアルバム作りにとうとう取り掛かりました。始めちゃえば夢中になってすぐにできちゃうのだけれど、始めるまでが長くて長くて。。。
そしたら、ジュリもやりたい!やりたい!と隣に座ってきてくれたので、一緒にダイニングテーブルで色鉛筆やスティッカー、パンチや色紙を広げて楽しいクラフトタイムになりました。いつもは使わせてもらえない私の色鉛筆たちを今日は特別許可をもらって使えるのが嬉しいようで、いろんな色を使って楽しそうな絵を描いていました。こういう絵も毎日の積み重ねでどんどんうまくなっていってるなって感じます。物語性が出てきたので、何を描いたのか聞いてみると、その発想のおもしろさにいつも笑わせてもらいます。やっぱり子供っておもしろい。
私もジュリと会話しながら仕事もはかどって8ページも作ることができました。やる気を出させてくれたいい相棒に感謝。

Sunday, February 14, 2010

Winter Olympic 2010

始まりましたね、皆さん観ていますか?
うちは時差が1時間。朝からずっとオリンピックのチャンネルをつけっぱなしです。

やっぱりもちろんのことながら、カナダの選手を中心に映像が映し出されるので、日本の選手の様子の時や日本選手団入場の時にCMに行っちゃわないかそわそわしてたのですが、今のところちゃんと見られています。

ジュリは日本とカナダの国旗を描いて、テレビに貼って応援してます。でも、大好きなキャラクター ”クワッチ” やそのお友達が出てきてくれるのだと思っていたようで、不満そう。お人形を抱えて出番を待っています。
このキャラクターたち、とってもかわいいんですよ、日本でも子供たちの間で人気になってるかな?
私もクワッチが大好き。とっても表情がかわいいです。キャラクターサイトもかわいいので良かったら見てください。

開会式をテレビで見て、数年前はあんなに移住することが嫌でたまらなかった国カナダだけれど、住めば都なのかな?なかなかいい国だよね!って、私たちの住んでいる国のオリンピック、日本の家族やお友達は見ていてくれているかな?って思っている自分がいて、そういう風に気持ちも変わるものなんだと感じました。

メープルリーフのたくさん散らばったステージ、くじら(しゃち)の泳ぐ海、カナダに移住してきた年のクリスマスにナナに連れて行ってもらったバレエ「くるみ割り人形」を踊ったアルバータバレエ団の踊り(ジュリは彼らの踊りを見ながら私も一緒に踊りたい!くるくる家の中をまわっていました。)、ワクワクした瞬間がいっぱい。今自分たちのいる国、縁があって暮らすことになったこの国がどんな演出を世界に発信するのかが興味深くて、開会式は初めから最後までじっくり見ました。

日本ではどんな風に紹介されているのかな?美しい自然の映像も見れたりしているかな?
私たちはオリンピックの行われているブリティッシュ・コロンビア州の隣の州に住んでいます。日本人選手の活躍をテレビの前で応援しています。

Go, Japan, Go! Go, Canada, Go!

Wednesday, February 10, 2010

these days...

毎日まぁまぁ(いや、去年に比べたら随分)暖かく、平凡な日々を過ごしています。
月曜日はお友達のおうちにお茶に誘ってもらって、私はママ4人とおしゃべり、ジュリは2歳3歳のお友達とドタバタ、とっても楽しみました♪
毎週誰かお友達と会えるなんて環境は、去年の私たちと比べると夢のような環境で、ありがたく感じています。
We have been good. We enjoy visiting friends, and doing crafts at home.
普段は家でクラフトをすることが多くて、ジュリはずいぶん鉛筆使いや色塗りが上手になりました。
私は相変わらず折り紙にはまっていて、雛人形より一足先に、折り紙のお雛様、あと、30枚使ってまりのようなボールを作って大満足。ジュリはポンポン空に投げて遊んでいます。紙と言っても、結構強いんですね、ジュリに蹴られても投げられても形をきれいに保っています。
Hina Dolls Festival is coming within a month. I made dolls and a ball(used 30 sheets of origami paper). Juliett likes the ball.

私の誕生日の時にもお友達からいただいたCrazy Cakesというお店のかわいいカップケーキを今日も別のお友達からいただきました。
見るたびにカップケーキって夢のあるスウィーツだなって思います。パステルと飾りがかわい
い!
いつも茶色っぽい焼き菓子しか作らないこの家に春が来たようなきれいな色のケーキ、ジュリも大喜びでした。
Our friends visited us and brought the set of cupcakes! Cute! The cupcake itself is very small and
also the icing is not so sweet, so we enjoyed having them with a cup of tea.最近はバレンタインデー用のカードを作ったり、誕生日やお祝いのカードを作ったり、ちょっとカード作りにもはまっていて、そういうときに余った紙を使ってジュリは私にお手紙を書いてくれたり、色を塗って何かを作ったり、そんなことを私の横でしています。
Juliett made Valentine's cards for her friends and gave to them with some chocolate. She is so good at drawing and colouring now. I like to see what she imagines and makes.
今日は虹色に塗ってハート型に切り抜いた(本人談。私にはまめきゅうの昔の看板のようにしか見えないのだけれど。)スペシャルなレインボーハート。とっても特別だから大事なジュエリーボックスにしまっておくそう。そして、これまたカラフルでかわいいロボット。一色で塗りつぶすのではなく、最近は色を変えて、時に2本同時に持って塗ってみたり、しましまや水玉を描いて見たり、工夫するようになってきたのが見ていてとってもおもしろいです。

明日は何をしようかな。
オリンピックも3連休も間近でワクワクなカナダです。

Saturday, February 06, 2010

driving in the white world

このごろ、霧が夜にかかるので、毎朝起きると木が真っ白になっていてとってもきれい。
今日はダディが夏に出る予定のトライアスロンのコースを下見と、教育実習の学校の下見を兼ねて約2時間のドライブに行きました。
真っ青な空と、少しだけだけれど地面の雪と霜。そして、家にいるとまったく忘れちゃうんだけれど、こんなに広くて大自然に囲まれた国に暮らしているんだって改めて感じる景色。夏の景色とはまたまったく違うけれど、優しい色合いに心もリラックス、とっても気分のいいドライブでした。

ジュリはかかってくるダディのi podの音楽にのりのりダンス。
2人は音楽の趣味が合うよう。ダディの流行りの曲の選択には私は全然ついていけないけれど、ジュリは "I like this song!' とすぐに反応して体をリズムに乗せて動かします。さびの部分やインパクトのある部分を覚えるのも私よりもずっと早くて、驚かされます。やっぱり耳は私とは違うんだろうな。

この間も、私と遊んだいるときに " ラララララララー♪ slowly♪ " と歌を歌いだして、私にはスローリーのところはちゃんと聞こえるけれど、他は英語とラララ混じりで何の曲を歌っているのかさっぱりわからなかったけれど、「それ何の歌?」と聞くと、「良く思い出せないんだけれど、ダディと車の中で聞いた。この歌好きなの。」と答えてまた歌いだす。学校から帰ってきたダディの前で歌わせたら、「あぁ、それは "fireflies"って曲じゃない?」と。YOUTUBEで検索してその歌を流してあげると、嬉しそうに所々歌いながら部屋の中を踊りだす。耳がいいなぁ。。。私では聞き取れない歌詞も聴き取れているんだ、と感心してしまいました。
本当は日本の童謡とかを覚えて欲しいと思う母だけれど、まぁ、楽しそうに踊っているからそれもいいか、と。
ご機嫌で長い車中を過ごしてくれることがとっても助かるジュリさんでした。

Thursday, February 04, 2010

Mamemaki

「鬼はそと!鬼はそとそとそとーっ!」
と、ジュリの声が家の中を響き渡ったので、きっと下の学生たちはなんだなんだ!?と思っことでしょう。
今年もやりました。豆まき。
Skypeでばぁばが「お豆を送ったのにまだ届いてないのね。」って残念そうに話していて、そうか、節分だった!と気づき、ダディはネットから鬼のイメージをコピーしてお面を作り、私は前に買っておいた乾燥大豆のことを思い出し、いろいろグーグルしたら、洗ってオーブンで10分ローストすれば炒り大豆になると言う情報を得ることができて、ちょっと大豆自体がなんとなく小さくて味もいまいち、しかもローストしすぎて焦げ気味だけれど、とりあえず豆完成。(ばぁばとじぃじからのお豆は今日届きました。やっぱり日本のお豆はおいしい。でも、1日遅れで残念!)
ジュリはダディ鬼が怖くて、やっつけるのに精一杯。「鬼は外」ばっかり言って、もっと福を呼んでくれ。。。って感じでした。
ダディはジュリに大量の豆を投げつけられて、狭い家の中を駆け回ってました。
何はともあれ、季節の行事ができて良かったです。
と、言うことは今日は立春。暖かい日をねらって、お雛様を出さなければ。
春はもうすぐなんですね。嬉しいなぁ。。。
昨日は、お友達のお家にお弁当を持って午前中からプレイデートに。
いつものことながら、きれい
な広ーいお宅でジュリは思う存分お友達と遊ばせてもらい(かわいい色に色づけされた小麦粉ねんどを作って用意していてくださって感激。お友達とねんど遊びたっぷり楽しみました)、私も素敵ママとのおしゃべりからいっぱい刺激を受け、エネルギーをたくさん補給させてもらって帰ってきました。

昨日も今日も、朝起きるとこんなに一面霜で真っ白な景色。昨日楽しそうに遊んでいたジュリの姿を見て、あんまり運転を怖がらずにちょっと図書館のストーリークラスにでも行ってみるかという気になったので、車の窓が外も中からも凍っちゃうそんな朝だったけれど、しっかり車を暖めて、安全運転でとうとう街に出てきました。(冬に入って以来街の方に行くのは初めて。) 道路に雪はないので思っていたよりもずっと普通な街までの冒険でした。良かった。
図書館では去年のストーリークラスとは変わって(今年は3歳からのに参加)、体を動かすよりもお話が多くて、でも、ジュリも他の子供たちと一緒に真剣にお話を聞いていたのでちょっと成長したかな。。。と。
図書館が終われば、街まで出てきたご褒美、ショッピングセンターに行ってジュリと女の子同士の買い物を楽しみました。1年前くらいはお店に行ってもどこに行ってもすぐに脱走、自分の買い物をジュリと一緒にするなんてとんでもない!状態だったけれど、月日が経てばこんなに変わるものかと思うくらい、私の手を引いて、「かご、もってあげるよ」とか、「それ、かわいいね。」とか言って一緒に歩いてくれちゃったりするジュリに嬉しくなっちゃって、またシールとかドーナツとか買ってしまった。。。
家に帰って、さっそくクラフトショップで買った材料を使って、ジュリがずっと作りたがっていた「ジュエリーボックス」作り。
私は日本で流行っていた(今も流行ってる?)デコなんとかは興味がないから、そういうのを私は一つも持っていないのに、どこで覚えたのか、ジュエリーのシールをいっぱい貼ったジュエリーボックスを作りたいとずっと言っていて、今日買ってもらったシールをさっそくピンクの箱につけていました。とってもとっても嬉しそう。完成した今、「ジュエリーボックスの歌」なんかを自作して箱を持ちながら家の中をくるくる踊ってます。プリンセスアクセサリーなどを入れるのだそう。