Sunday, October 17, 2021

special birthday gift

 「バイオリンが弾けるようになりたい。」

カナダに来てから「バケットリスト」という言葉を知って、あなたのバケットリストには何があるの?なんて会話を、頻繁ではないけれど、何かの機会にしたことがあります。いわゆる、自分の人生でやりたいことリスト。

主人は高校卒業の時かな?に、50のリストを作って、それを今も大切にしているようです、この25年間で少しずつチェックが増えてきているようです。

15年くらい前、「のだめカンタービレ」にはまって、それまで自分はピアノを習ってきたけれど、オーケストラのパートに所属し、ピアノのように一人独奏でなくて、みんなで曲を作り上げていくということに憧れを感じて、素敵だなぁとクラッシックコンサートに行くようになりました。10年前に街の大学の合唱団に所属して、第九をオーケストラと一緒に歌うと知った時には、楽器ではなかったけれど、念願のオーケストラと一緒に曲を作り上げることができると感動したのを覚えているし、より興味を持ちました。

そんな私のバケットリストには、何年ごとに見直してみても、いつも叶わないと知っていても、「バイオリンが弾けるようになりたい。」と書いてあります。叶わないと知っているのは、バイオリンは小さいころからやっていないと弾けないイメージがある、今更無理だ、それに高級で手が届かない。主人にも冗談で何度か誕生日にバイオリンが欲しいなんて言ったことがあったけれど、本気さを感じないし、私はウクレレを欲しがって買ったけれど、ブームが過ぎてほったらかしと言う過去があるので、どうせそういう感じだろうと。でも、ピアノは運んでどこかで弾くことができないけれど、バイオリンならば運んで誰かに音楽を届けることができる、そういう憧れがありました。

大好きな友達が亡くなって、彼女のお葬式を見せてもらった時、教会でのお葬式が終わって、美しい薔薇の花がたくさんのせられた彼女の棺をご家族の皆さんで運んでいる時に、ハープで演奏された曲を聞いた時、涙でぐしょぐしょになりながら、なぜか自分が彼女のお墓の前でバイオリンでその曲を奏でている絵が頭に浮かびました。「今を楽しむのよ、自分の心が笑顔になることをしなさい。」と、彼女がよく言っていたのを思い出しました。

私の横で一緒に彼女を見送った主人に、「私、お墓にきれいなお花を届ける時に、この曲をバイオリンで弾いてあげたい。」と言いました。息ができないほど悲しくて、でも、それを絶対にしたいんだと思いました。

その週末、主人は町のグループのボランティアで大きな街に。1泊して仕事して帰ってきた主人は、「少し早めの誕生日プレゼントだよ。」と言って楽器屋さんで相談して、大人初心者用のバイオリンを購入してきてくれました。

主人と初めて出会った時から、私はイギリスに家族のように大切な人たちがいると言う話をしてきたので、主人はこのコロナの規制の中、思ったように会いに行かせられることができなかった、結局私たちは何もできなかった、そして泣いている私の横でやっぱりそばにいるしか何もできることはないと思って悲しい、バイオリンを弾く目標を持って進もうとするのならば応援したいと、言って、バイオリンを渡してくれました。


生まれて初めて触ったバイオリン、弓で弦をそっと触って、だんだん音が出てきた時、音が直接自分に振動で伝わって驚きました。ピアノをやっていたから楽譜が読めるけれど、ピアノはとりあえず押せば音はなるけれど、バイオリンは弓でなでても音がなかなか思うように出ない、これから時間をかけて練習して、曲が奏でられるようにしたいです。

ジュリにはバイオリンの絵の描いてあるきれいなカードをもらいました。カスタードプリンも焼いてくれました。主人の両親、伯母たちから手作りのカードがたくさん届きました。町の友達や職場の同僚たちからカードやギフトをもらったり、日本の家族や友人たちからメールやビデオコールをもらいました。ありがたい。頑張ろう。と思った誕生日でした。


Monday, October 11, 2021

Thanksgiving weekend

Thanksgiving Day(感謝祭)が月曜日なので3連休の週末でした。もともと夏から立てていた予定は、カルガリーで行われる主人のいとこの結婚パーティーに家族で参加すると言うことだったけれど、ここのところ私たちの暮らす町でコロナの感染者数が過去最高になって、ジュリの学校でも私の近くでもあちこちで聞かれるようになって、うちは皆ワクチンを打っているけれど、町の接種率はようやく半分に達したくらいで低く、公共の場でたくさんの人と接しながら働いていることなどを考えて、欠席させてもらうことにしました。

9月から学校が始まって、主人はそれと並行して町のスイミングクラブのヘッドコーチになり、仕事とボランティアで毎日働き通し、ジュリは放課後は学校の宿題、そして2週間前から週に2回2時間ずつのバイトを始めたので、それも加わり、友達とのオンラインの時間もとりたいしと忙しそう。私も同僚の時間をこの1か月はカバーしていたりしたので、いつもよりも多く働いていて、3人とも連休初日はただ、それぞれの時間をそれぞれに楽しむ、個々のバッテリーをチャージする、そんな感じでした。


2日目に天気もいいし、去年遊びに行った川を見に行こうと言うことになり、誰もいない川でのんびり、主人は座ってただ自然の中にいるのを感じ、ジュリと私はおもしろい石を探したりしていました。変わり気のないカナダのロッキー山脈の景色のようだけれど、やっぱり毎回いろんな発見があって、飽きないものです。きれいな化石も見つけました。黒い化石はよく見かけるけれど、こういうのは初めてで興奮しました。

出来立てのセーターを着て、秋の山を歩くのが嬉しかったです。

感謝祭は七面鳥やハム、ローストした野菜に、デザートはパンプキンパイを食べるのが恒例だけれど、主人は連休初日に町のチャイニーズレストランから出前を取ってくれて、みんな疲れているからこの週末は特に大きな料理はしないようにしよう、と言ってくれました。

でも、連休最終日、今日のお昼過ぎに「明日からの仕事の準備などをしなくてはいけない、帰りは何時になるかわからないから。」と言って、主人は学校に仕事をしに行ってしまいました。大変だなぁ。。何をしておいたら喜ぶかなぁ。。と考えた時に、いいことを思いついて、ジュリに相談。ジュリも大賛成で、早速大きな買い物袋を持って、スーパーに行き、もう時間が間に合わないからお店でローストしたチキン、主人の大好きなパンプキンパイを購入。それと一緒に今からでも間に合う野菜のローストは自分たちで作ろうと、パースニップ、にんじん、ベイビーポテト、などなど、買ってきました。

ジュリは高校の選択授業で「料理」をとっていて、それまでに家で少し料理をしていて良かったなと思ったそうです。興味があるようで、野菜をローストしてくれる?と聞いたら、いいよ、とすぐに返事がきたので驚きました。プランは夜7時頃には帰ってくる主人にサプライズで日ごろの感謝の気持ちを込めてサンクスギビングのお料理を準備するということ。「これって、ねずみと靴屋さんの話みたいだね。」とジュリと話しながら、ワクワク準備しました。



疲れて帰ってきた主人に、「ハッピーサンクスギビングデー!」と言ってダイニングテーブルに連れて行くと、とても驚いて、おいしい、おいしいと言いながら食べてくれました。ジュリと私は良かったねー!と顔を見合わせながらにっこり。かぼちゃが売っていたので、かぼちゃのスープを作ったらこれが大好評、ジュリがローストしてくれた野菜はほかほかでとてもおいしかったです。主人が「こうやって暖かい食べ物をお腹がいっぱいに食べられることに心から感謝する」と言って、家族でそれぞれ感謝していることを話しました。

いい週末になったと思います。

参加する予定だったパーティーのドレスは新調しなかったけれど、秋に着るのが楽しみだったからし色にくすんだ水色の模様のついたドレスを選んでいて、それに合うように、夏にカルガリーで毛糸を買って、レースのショールを編んでいました。今回は出席できずに残念、次の機会に。

10月はこれで3年目、インクトーバーに参加しています。毎日、与えられたテーマで思いつくものを描く。10日分の絵です。あまり時間をかけすぎない、と決めているけれど、日によっては難しいテーマがあって、かなり悩んだ日もありました。今日は「酸っぱい」を描いたので、あと20日、続けて頑張ります。

Tuesday, October 05, 2021

making journal books

日曜日の午後、主人が空を見上げながら、「きれいな秋の日だなぁ、でも、多分、こういう秋らしい週末は今日が最後だろうな。」と、ぼそっと言ったのを、ふーん。。と思いながら聞いていたけれど、本当にその通りになりました。

まぁ、9月に今年は雪が降らなかっただけいいか。今朝は早起きしたジュリが「外見てごらんよ。」と言いながら起こしに来てくれて、カーテンを開けると、一面真っ白でした。あぁ、ローズマリー、カバーもせずにごめんね。全部切って乾かしてしまおうか。


ここのところ毎日仕事で、あとでのせようと思って撮っておいた写真がどんどんたまって日だけが過ぎてしまうので、9月の写真を少し載せます。本(ジャーナル)づくりにはまって、家にある布、硬い紙、いろんな種類の紙を使って、本を2冊作りました。小さい方は私の編みもののことを記録するノートに、そして大きいのは友達との思い出と写真などを綴る思いでアルバムにしたくて作りました。作り方は前回のカードをまとめた本と同じ、The last homely house の Kateさんの動画から。

ジャーナル用のノートを作ってみたいとはずっと思っていて、でも大きな作業になるかなと、取り掛かることなく、インスタグラムや動画などで手作りしている人たちの作品を見ていいなぁと思っていました。いつかやりたいなぁ。。と。でも、目的があると違う、これを作った週末は土曜の朝から取り組んで、日曜にカバーが乾いて、バンディングも完成。ものすごく気に入りました。15年くらい前に日本でミシンでいろいろ作っていた時に使ったコーデュロイの端切れとか、取っておいてよかった。リネンに刺繡のお花の布も、リバティの布も母のお友達から頂いたものです。自分で作ったノートに、思い出を書き込んでいくのは特別な時間です。アルバムを買おうと思っていろいろ探していたけれど、理想のがみつからず、どうしようかなと思っていたので、作ってみて、とてもいいものになって本当に嬉しいです。

秋になるとクランブルが食べたくなります。おいしい。

雪、溶けるかなぁ。。