Sunday, August 25, 2019

camping & hiking in Jasper

 「夏が来ないまま秋が来た。」と諦めかけた夏休みの最終週、ようやく太陽が顔を出しました。気温はもう8月の終わりなので、上がっても15℃ちょいなのだけれど、久々に4日連休をもらって、天候は怪しいけれどキャンプに行きました。

小雨が降ったりやんだりの曇り空の中、ジュリと主人でさっそく火を焚いて暖かくして、テントを立ててくれました。フリースジャケット、厚めのレギンス、ニット帽は必須で。
夕食は主人が準備してくれたハンバーグと野菜をアルミ箔で包んで火で調理したもの。見た目はあまりだけれど、ものすごく寒かったのですごくホカホカで体が温まっておいしかったです。

夜に散歩。
ツバメが空を気持ちよさそうに飛ぶのを見ながら、湖を沿って歩いて、テントに戻って就寝。
やっぱり、8月の終わり、寒いし日が沈むのも随分と早くなってしまった。

朝7時。
一番に火を焚いて、ジュリが起きるまでのんびりと、主人が入れてくれたコーヒーを飲んで編み物。自分で編んだニット帽、首巻き、それに靴下を身に着けて日の前で編み編みしている私を見て、「君はまるでおばあちゃんだね。」と主人。編み物ができるようになって7年、ソファに座って編むのもいいけれど、鳥の声を聴いたり、空を眺めて風を感じたりしながら、パチパチ燃える火の前に座って編むのもすごく贅沢だと思います。

湖に降りると波のない方の太陽側が鏡のように。幻想的な眺めでした。

寒くて寝袋の中からなかなか出られないジュリ。
やっぱりテントで寝るのは家で寝るのと違って、みんなちょっと寝不足でした。

湖の左側の波が少しおさまって、少しだけ鏡っぽく見えます。
キャンプサイトで見かけた動物はりすだけでした。茶色いりすはいつ見ても、かわいくて嬉しくなります。

昼前にキャンプ場を出て、ジャスパーに行くことにしました。
去年、弟家族が遊びに来た時に買った1年分の国立公園パス、ファミリー1日パスは20ドル、1年パスは137ドル。この1年間でジャスパーをはじめ、バンフ、BCのヨーホーと、ナショナルパークを10回近く利用したので元がしっかり取れました。
おいしいピザを食べて、ツーリストセンターでおすすめのショートハイクを聞いたら、氷河が見える1時間弱のハイキングがあるとのこと、Mount Edith Cavell Meadows というトレイルを教えてもらいました。
そこまでの道のりが結構な山道だったけれど、氷河が間近に見えてトレイルもしっかりと整っていて、いいところでした。ジャスパーに何度も来ているけれど、初めて教えてもらったトレイル、とても人気でたくさんの人が歩いていました。
 右側のT字にあるのが氷河、その形からエンジェルグレイシャー(天使の氷河)と呼ばれているのだそう。でも、溶けるスピードがものすごく、形がどんどん変わっているよう。
 ざっと降った雨がやんで青空が広がり、緑がより青々としていました。
トレイルを下っていると、向かいから上がってきた女の子とお父さんが止まって何かを見ていて、その先を見ると、マスクラットがいました。

そこから見えた湖にも少しだけ寄りました。
キャンプ場もジャスパーも、もう時期が遅いのか野生の花をあまり見かけなかったけれど、雨が多かったからかこけやいろんな種類のマッシュルームを見ました。
小さな世界がきれいで思わず撮った写真。

寒くて雨ばかりの夏だったけれど、最後にキャンプができて良かったです。
夏休みも終盤、先生の主人は来週から一足早く仕事です。
ジュリはあと1週間。

Monday, August 19, 2019

two shawls that I knitted this Summer

久しぶりに太陽が出ました。青空がありがたい。
6時に仕事が終わって帰ると、今日はお庭で火を焚いてカルツォーネを食べようと、ジュリと主人が準備していてくれました。(火が強くて周りが焦げちゃったけれど、中はおいしかった!何より、誰かがご飯を作って待っていてくれるのが助かる!)

晴れたのはいつぶりだろう。。。本当にほぼ毎日雨で寒いので、仕事して家に帰って夜は編み物、それの繰り返しの毎日で夏なのか冬なのかわからないくらいでした。本当はキャンプに行ったり、もっとハイキングをしたりしたかった。町の人たちは「夏が来ないまま秋に入った」と言ってます、朝方はもう霜が降り始めているのだそう。

週末も雨で、友達のサプライズ誕生日パーティーに参加した以外は家事と編み物。
この夏に完成した2つのショールを載せます。
図書システムからいろんなショールの本をリクエストしました。その中で見つけたStephen West さんの作品が詰まったWestknitsのショールの本、色使いとかがものすごいのだけれど、編み物ってこのくらい明るくて楽しいイメージがあってもいいと思うと感じた本でした。
その中から試しに手持ちの糸でいけそうなDoodlerという作品に挑戦してみました。
本の中のお手本の色とは全然違う地味な仕上がりだけれど、気に入っています。
英語のパターンは取りかかるのにちょっと勇気がいるのだけれど(チャートでなくて全部文章説明なので)、やってみたらそんなに難しくもなく、とにかく編んでいて面白くて、次はどうなるのかな、知りたくてぐんぐん進みました。

2月にグランドキャニオンのホースシューベンドの色を思い浮かべる色だからといつかそこに行けた時につけると編んだ帽子と手袋、どうもなんだか違って、またほどいて今回ショールに使いました。これは気に入った!ホースシューベンドに行けたら首に巻きます。本当は上のケーブルの部分の色をもっと効く色にしたかったけれど、家にそういう色がなくて、そういう鮮やかな色を使えばもっと斜めに広がる線が目立つはずなんだけれど、まわりと混じってしまった。でも、エッジの紺色とは良く合っていて、なかなかいい感じにできたと思う。何より編むのが面白かったので、またこのパターンで編むときにはもっと楽しい色で編んでみたいと思っています。

こっちは「ウォーターメロン」のような色と書いてあるから夏の編み物に面白いかなと思って3かせオンラインで買ったけれど、届いてみたら全然すいかっぽくなくて、写真の色とも少し違って、なんだかイメージしていたのとは全然違うんだけれどなぁ。。。と残念に思いながら、でも3カセも買ったので、いつかは編もうと思っていた三國真理子さんの「エッフェルタワーのショール」(きょうの編みものから)を編んでみました。
幅が2m近くあるすごく大きなショール、今まで編んだ中で一番大きなショールです。たしかに名前の通り、よく見ると数えきれないくらいのエッフェル塔が。
はじめに編むエッジの部分から552目拾って編み始めるのが一番面倒だったけれど、編み目自体はシンプルで車の中でも随分と編めました。
もう少し年を取ってパリに遊びに行ったら肩にかけたいと思います。

グランドキャニオンとパリ、全然違うスタイルのショールができました。

Monday, August 12, 2019

この頃のこと。

夏はどこにいったのか。。。
雨は相変わらず毎日のように降って、なんとなく晴れたり曇ったりの日も気温は最高が10℃、下が5℃とか。家の中は毎日暖房が入っていて、夏を楽しみに飾ったすいかのてぬぐいなのに。。。 寒すぎて、すいかや冷たいフルーツを全然食べていません。

ジュリがカルガリーのナナとパパと2週間弱過ごしてパパに送ってもらいながら山に戻りました。パパは1週間私たちの家に滞在して、家の中や外、直さなきゃいけないところ、毎日朝から夜までのこぎりや金づちを使って、座る暇なく働いて良くしていってくれました。デッキも直ったし、ベースボードもモダンなものに取り換えてくれたし、庭の物置までのスロープも新しいのを作ってくれたし、本当にありがたかったです。
私は夕食時まで仕事で、とても忙しかったので疲れて夕食どうしよう。。と思いながら家に戻ると、玄関のドアを開けるといい匂い。「スープジュリが作ったよ」とかなり自信気にジュリがキッチンに立ってました。ナナが作る野菜と牛肉とバーリーのトマトベースのスープがすごく好きだと滞在中に言ったら、レシピを教えてくれて一回一緒にナナと作ったのだそう。それを作って待っていてくれました。これはうれしかった!そしておいしかった!ナナのスープの味でした。
寒くてオーブンをよく使って家の中の温度を上げています。
休日にアップルパイを焼きました。パパも主人も喜んでくれました。
図書館の倉庫の大掃除をしていて、飾り切れないクリスマスオーナメントを処分すると言うので、寄付またはゴミ行きの中から、「待った、待った、これはコレクターがいるくらい貴重なヴィンテージガラスオーナメントだから!」と言ってかわいいのをもらってきたのがこちら。きれいだけれど、うちに必要か、やっぱり寄付するかはクリスマスまでに考えよう。

明日から図書館で3日間集中折り紙講習をします。去年もやって好評だったので今年も。子供たちが楽しみに申し込んでくれているので、この週末は休日返上でプラン立てです。

寒いので家族でDVDを観たり、編み物をしたり、そんな夏休みです。
気づけばもう8月も中旬、一度くらい夏らしいカラッと晴れた日が欲しい、9月に雪が降る前に。。。

Thursday, August 08, 2019

shopping in the city

都会でのお買い物。
晴れた日にカルガリーのおしゃれなエリアに主人と立ち寄って、いろいろ見て歩いて帰ったら、夕方くらいから両目が疲れて痛くなって、「久々に大都会に来て素敵でおしゃれなものをたくさん見たから目がびっくりして疲れてる。」と言ったら、みんな笑っていました。山生活も長いから。。。
ナナのお誕生日が少し前だったので、ティスティング程度にケーキとマカロンを買いました。カルガリーで見つけたフランスの方がやっているというケーキ屋さん(Yann Haute Patisserie)を見つけました。住宅街の1軒屋で、お店自体は小さくて、ケーキとマカロンと少し焼き菓子を売っている、とてもモダンで不思議な感じのケーキ屋さんで(なぜか宇宙船の中に入ったような気分でした)、どのケーキもマカロンも宝石のように美しくて、アート作品の集まるギャラリーのようでした。
主人がケーキを選んで、私がマカロンを選びました。左からRed Velvet Pavlova, 真ん中Lemon Tart, 右がTiramisu、カナダで食べたケーキ、いつもはエドモントンのDuchess Bakeryのが一番と言うのだけれど、このケーキはとんでもなくおいしかった。カルガリーでケーキを探す時はここだなと。
夕食の後にナナにプレゼントとカードを渡して、みんなで感想を言いながら食べました。

イングルウッドにある毛糸屋さんにも連れて行ってもらいました。
いつも何かを作る目的でその糸を探すのでなくて、ふらっと行ってしまうから、ものすごい数の美しい糸に圧倒されて、えっと。。何を編みたいんだっけ?と決まらずお店の中を何周もしてしまいます。
編み物を始めた頃はアクリル、アクリル混から始まって、メジャーな会社の大量生産の毛糸、そしてそれから毛糸の中でもだんだん手染めとか触り心地のいい糸に興味を持つようになって。。。。
値段も、100gで7ドル、いいね、10ドルか、んーちょっと高いな。から、20ドルか、どうしよう。。まぁご褒美に1かせだけ、27ドル。。いやぁ高いなぁ。。という感じに少しずつご褒美に買う糸の値段が上がってきたけれど、今回とっても素敵!と思って思わず手に取った糸は1かせ40ドルで、さすがにそれは無理。。。と棚に戻しました。お店の中は30ドル台がいっぱいで、やっぱり編み物も他の趣味と一緒でこだわれば贅沢な趣味なのかもなぁと思いました。
ということで、そこで買った糸は3かせ。色に一目ぼれ。これで何ができるかな。

ちなみに、山では毛糸が買えないので、Knitpicksというアメリカの会社からオンラインで買い物します。2週間くらい届くのにかかるけれど、50ドル以上買うと送料が無料で助かります。(アメリカドルが強いので気を付けないといけないけれど。)毛糸はとってもたくさんの色や種類があって、お買い得のお値段です。
そこで、とうとう気になっていた針のセットを買いました。そして使い始めた時からどうしてもっと前に買わなかったんだろうとその便利さに感心しているところです。
針の部分とワイヤーの部分を離すことができるので、輪針をサイズごとに買わずに済みます。ほんと、便利。

はじめのケーキ屋さんに向けて車を走らせていた時に目に入ってきたのは、なんとNeal's Yard。カナダにあったんだ!と、思わず立ち寄りました。「カルガリーにあったなんて知らなかった、英国に住んだ時は大好きなお店でした。コベントガーデンにあって。」と言うと、お店の人は「ここに初めて立ち寄るお客さんってコベントガーデンのお店に行ったことがあるというお客さんが多いのよー。懐かしいってね。」と。
 まさに、懐かしい香りのするRelaxという名前のロールを買いました。
 最後は、バンフからカルガリーに向う途中に寄ったキャンモアという町の素敵な本屋さんで買ったTシャツ。仕事柄ハリーポッターの仮装やイベントをすることが多いので着れると思って。さっそく7月31日はハリーと作者のJ.K.Rawlingの誕生日でそのパーティーイベントを図書館でしたので、これを着ました。
本が好きな人へのグッズがたくさん売られている、いい感じのお店でした。その先にあった古本&カフェがまた良くて、売っている古本の中にしおりとして使われていたものをディスプレイしていたり。。。

あとはIKEAでジュリの部屋の家具など,アジア食材屋さんでソースやめんつゆなどを買いました。

あぁ、何でもある都会っていいなぁ。
数日しかいられずに残念。また遊びに来れるように頑張って働かないと。