Wednesday, November 27, 2019

a teenager

ジュリエット、13歳になりました。
英語の世界では13歳から19歳まで最後にteenがつくので、「ティーンエイジャー」と呼ばれます。私はなんとなく日本の「思春期」とか、「反抗期」とか、そういうイメージ。これからのティーンエイジャーの時期、どんな風に成長するのか、興味深いです。

写真も機会がなければ滅多に撮らなくなりました。
一人でアイパッドとヘッドフォンでパズルやゲームをしたり、映画やテレビを見たりすることが多くなりました。クラスのほぼ全員が前から携帯を持っているけれど、ジュリは「いらない、必要ない」と言ってアイパッドだけで文句言わず過ごしてくれています。

数日後に仲良しを呼んでパーティーをしますが、誕生日の今日も家族でお祝いしてあげたくて、今朝は仕事前にケーキを焼きました。
昨日の夜は遅くまで彼女の好きなアニメのキャラのバッジを6個作って、お祝いのメッセージと一緒にギフトの横に準備しておきました。今朝、喜んでバッジを一つ胸に着けて学校に行きました。

「友達呼んでゲーム大会してくれるなら、それがすごく嬉しいからプレゼントは欲しいものはない。」と言って、招待した友人たちにもギフトは必要なしと伝えたジュリ。そういう選択ができるようになって大きくなったと感じます。
それでも、主人はこっそり彼女の好きなアニメの靴下を5足、私は本とシンプルだけれどきっと使うだろうなと思う腕時計を買っておきました。
「すごい、どれもものすごく気に入った。やっぱり両親はさ、私の好きなもの完璧にわかってるね。」と朝から大喜びで靴下を履いて学校に行きました。

水泳クラブで新しいクラブジャージを売っていて、誕生日だし水泳頑張ってるからと、主人が自分の分とジュリの分とジャケットを買ったようです。お揃い。
コーチと娘、新しい絆ができてきているようで、いいなと感じます。週3回、主人がジュリを朝5時55分に運転してプールに送り届けています。放課後に練習がある日は主人がジュリのいるグループをコーチすることもあるそうです。11月に2度あった遠征も2人だけで泊りがけで行ってきました。

「仕事は6時で帰れるから好きなものを作ってあげる、何を食べたい?」と前もって聞いておいたら、「ワンタンスープが食べたい。」と。好きな食べ物はいっぱいあるけれど、6時に帰ってきて準備することを考えて多分簡単なものを選んでくれたのだと思う。今日、急いで帰ってきて、具がいっぱいのワンタンスープを作ったら、「やっぱりこれが本当においしいよね!」と言って食べてました。

夕食後にケーキ。
ろうそくがないことに気づいて、慌てて仕事前にスーパーに行ったらたくさん数字があったのに、なぜか3だけは最後の一つ。青で揃えたかったけれど、とりあえずあっただけでも良かった。
ジュリはろうそくを吹く前に一生懸命何やら願い事を考えてから一気に吹き消しました。
13歳、どんな願いなんだろう。。。叶うといいね。

ジュリエット、お誕生日おめでとう。
いい1日だったと聞いて心から嬉しく思いました。
私もお母さんになって13歳です。
最近では背も同じになって、いろんなことも知っていて、随分と頼もしくなったけれど、これからもジュリの毎日を私の全力で、たとえ思春期でうざがられても、陰で支えて応援していきます。

今日郵便局に行った時に、2年くらい振りにジュリの小学校(3年生まで)の副校長先生と偶然会いました。「久しぶりねー。どうしてる?」「家族3人とも元気です、今日はね、ジュリエットの誕生日なんですよ、先生ジュリはもう13歳なの、信じられる?」「まぁ13歳。大きくなったわね、でも大きくなっても年を重ねても私はジュリエットは素晴らしい子だとわかっているから。」「そうかなぁ。。今も先生の思ってくれているようなジュリエットでいられているかなぁ。」「大丈夫よ、何を言ってるの。私はあの子を学校で見ていた時、本当に素晴らしい子だと思った。あの子は本当に。そしてその後ろには素晴らしい両親がいるということも彼女を見ていてわかっていたわ。あなたはとてもいいお母さんよ。」と言って私の肩をポンポンとしてくれました。そして「ジュリエットにおめでとうと伝えてね。」と。

たくさんの教え子のいる先生だから、みんなにそう言うのかもしれないけれど、じっと私の目を見てそう言ってくれた先生の言葉が本当に温かくて、あんまり普段「お母さん」であることを評価されることなんてないけれど、「あなたがこの13年間してきていることは間違ってないよ。」と言ってもらったような気がして、励みになりました。

私もジュリと一緒に母親14年目、頑張ります。

メールやフェイスタイム、お祝いのメッセージありがとうございました。

Wednesday, November 13, 2019

my most beautiful shawl

真っ白な1週間でした。そして、吹雪警報の週末。
先週はマイナス22℃とかで、パリッとした空気に冬を感じました。
今日は何とプラス3℃。気温差がとっても激しいです。

ジュリは秋休みが土曜日から5日間あって楽しみにしていたけれど、金曜日からのどが痛いと言い出し、次の日は声が出なくなって、休息の秋休みでした。
中学2年生は15時間、地域でボランティアをするのが宿題で、彼女は念願の図書館で私が働いていない時間に行って本を少しだけ扱うボランティアをさせてもらっています。すっごい嬉しそう。普段、水泳で忙しいので、この休みに頑張って随分と時間を稼ぎました。
誕生日に主人からもらったHedgehog Fibers の毛糸。
本当に1目1目その色の美しさに幸せを感じながら編み、とうとう完成。
指定糸の指定針で編んだけれど、大きなショールがさらに出来上がりサイズよりも少し大きめになってしまいましたが、水通しをしたらふわふわになって幸せ。嬉しくて眺めてばかりです。

色によってかなり余りがあって、黄色から始まってピンクに終わったのを逆でもう一つ編もうかとはじめは考えていたけれど、ショールがものすごく大きくて、カジュアルに普段着こなす自信がないので、毎日雑に掴んでひょいっと首に巻けるカウルを編もうと思いつきました。
かなり昔に一度編んだことがあった Purl Bee  の Gradient Cowl のパターンで編みました。ショールはとりあえず寝室の目の付くところに飾ってあります。カウルはできたその日から毎日つけています。あとちょっとだけ糸が余っています、どうやって使おう。
図書館のクラフトに友人と参加して、雪だるまの木のサインをアクリルペイントで(マフラーは前もって編んで持って行った)作りました。
別のクラフトの日には、もともとできてあった箱にウッドバーニングの道具を使って毛糸の絵をデザインしました。Knit, purl, そして毛糸の玉の絵を描いたので、毛糸入れに。ちょうど、箱を受け取った時に上のところにノット(節)があって、押すとポンっと取れたので、そこに糸をひっかけて編み物ができるなと思って。

クラフトは色々するけれど、木はなかなか手が出ないし、材料にしても道具にしても身近でないので、図書館でこういうことが趣味の同僚がいてとても感謝。新しいことに挑戦するのはすごく楽しいです。

Sunday, November 03, 2019

Natural Indigo dye

3年前にバンクーバーのマーケットで買ったインディゴの染め物キット、使ってみたいと思いつつ、マスクにアイプロテクション、グローブ、などなど、薬品の化学反応と説明書を読むと染めてから乾かして、洗って乾かして、と、時間がかかることが、どうもなかなかやろうという気にさせてくれず、ずっとクラフト道具の棚に座ってました。

感謝祭の週末、ジュリが「誕生日の週末だよね、何をしたい?」と聞いてくれて、面倒くさいと言われるかなぁ。。。と思いながら、「ずっとやってみたかったけれど勇気が出なくてなかなか取り組めなかった藍染めをしてみたい!」と言って説明書を見せると、「あれ?これって理科の実験みたいだよね、いいよ、手伝いたい!」と。
目と手と口をカバーして実験開始。
インディゴの粉
と言うことで、ついにやってみました。
今回染めたのは染めれるように準備された毛糸と、その糸で編んだ帽子。
何にも知らないから1回分のキットかと思っていたけれど、使ったインディゴの粉はスプーン数杯で、何度もできる量でした。

お湯の温度に気を付けながら準備を。
染めるのは匂いが硫黄みたいな匂いで強くて、ガレージでドアを開けながらやりました。



浸して取り出して1時間干して、また色を付けたければその繰り返し。
液から取り出して空気に触れた瞬間に色が青くなるのがサイエンスー!!!という感じでジュリが興奮して映像を撮っていました。
最後は24時間干さなければならなかったので、3連休を丸々使ったような実験でした。
帽子は逆さに干して色のラインが分からないようにしたつもりだったけれど、それでも見えてしまうけれど、ジュリがものすごく気に入って、これからの季節、つけてくれるのだそう。

毛糸はもっと濃い色も作りたかったけれど、何度液に戻してもこれ以上濃くならなかった。手前の糸は半分濃くして半分薄く。
まだ何を編むか決めていないけれど、これらの糸を使うの、楽しみです。

こうやって実際にやってみると、いろんな色が混ざったり、ぽつぽつ色が入っている手染めの毛糸はどうやっているのか、とても気になる。ワークショップがあったら参加してみたいです。

Friday, November 01, 2019

Halloween 2019

今年のハロウィーンはジュリと私だけ参加。
主人は仕事と水泳コーチのボランティアがものすごく忙しくて、全くハロウィーンのことを考える時間すらありませんでした。毎日家族の時間がほとんどなくて、キャンディーも当日まですっかり忘れていて、慌てて町のスーパーに買いに行きました。私も夜8時まで仕事、ジュリは友人家族に夕食に呼んでもらって、そのまま一緒にTrick or treating なので、家族ばらばらの1日でした。

ジュリは今年は今一番好きなテレビ番組 "Gravity Falls" (邦題「怪奇ゾーン グラビティフォールズ」)のキャラクター、ディッパーという男の子、らしい。私もよくわからないんだけれど、仲良くしている友達がその双子の姉?メイベルになって、一緒に歩いたようでした。
学校ではこの格好で、外はやっぱり寒くてジャケットを着るのは仕方がなかったよう。衣装自体、本人はものすごく気に入っているようです、これからも普段着に着るのだそう。

衣装はものすごく簡単で、青い松の木のシンボルがついた青と白の帽子に、朱色のTシャツ、紺色のダウンベスト、グレーの短パンと白に赤線の入った靴下、あと、ジャーナル。
9月にリサイクルショップでダウンベストとTシャツを10ドル以下で見つけて、靴下に赤マーカーでラインを描いて、ちょうど主人が持っていた釣りの帽子にフェルトで松の木を作って貼って、ジャーナルはお小遣いで買って持っていたので、完成。

聞いたこともないテレビ番組で、誰か気付いてくれる人なんているの?と思っていたけれど、「私は私が鳴りたいものになれるから大満足」と、嬉しそうに見つけたベストとTシャツをレジに持って行った時、レジをしていた高校生くらいの子が、「あれ?もしかしてハロウィーンにディッパーになる。。。とか?」と、ジュリに聞いて、その時のジュリの笑顔と言ったら。。。!にやーっと笑って、「その通り!!!」。
どうやら、若者にはそこそこ人気の番組のようです。
学校でも気づいてもらったそう。

私はジュリがそうやって服をリサイクルショップで探している時に、ちょうどいい色のジャケットと白シャツをこれまた10ドル以下で見つけたので、前に編んでいたハフルパフのマフラーを合わせて、パディントンの仮想の時のお馴染みスーツケースとで「ファンタスティックビースト」シリーズのニュート・スキャマンダーになることに。

ワンドは古い菜箸にエアドライの粘土で太さを出して、アクリルペイントで着色。
肩に乗せるボウトラックルは針金、粘土、造花と緑のテープで作りました。図書館に来た子供たちがかわいい、かわいいと、触ってくれてました。
あと蝶ネクタイは紺色のフェルトで。

ジュリは3時間、お友達のお家でピザパーティーから外に出てTrick or treating,  ものすごく楽しんで、放課後水泳クラブで泳いでから出かけたのでものすごく疲れて帰ってきました。そして今朝は朝6時から水泳だったので、家に戻って、もらってきたお菓子を数えたり広げたりすることもなく、学校の準備をしてすぐに就寝。

主人は水泳のコーチをしてから帰ってから、家に来る子供たちにお菓子を少しあげたようだけれど、帰った時間が遅くてほとんど来なかったとのことでした。
やっぱり家族がバラバラだとなんだかぱっとしないものなのか、それともジュリももう大きくなったからこんなものなのか、あんまり盛り上がりのないハロウィーンでした。
とりあえず大雪にならずに、子供たちが暖かい格好をすれば外を歩ける気温で終わって良かったです。