Sunday, November 26, 2023

17


17歳です。

健康に元気に成長してくれていることに本当に感謝しています。高校に入ってから気の合う友達を見つけ、仲間で楽しそうにしている様子を見ると、あぁ良かったなぁと思います。誕生日は明日、この週末は友達がランチに連れて行ってくれたり、みんなでトレイルを歩いたり、ゲームをしたり、「幸せだ。」と言っています。

1か月があっという間に経ってしまいました。それぞれがものすごく忙しくて、家族が顔を合わす時間があまりないけれど、私も高校の頃はそうだったなと思って、短い時間の濃いコミュニケーションをしっかりとるように意識しています。


今日は久々に3人とも休みでトレイルを歩きました。最近友達と歩いて見つけたトレイル、動物の足跡がいっぱいで歩いていて楽しい約2時間の道のりです。初めて歩いた時は熊の足跡しか先になくて、引き返そうかどうしようかと友達とかなり悩んだけれど、進みました。途中で熊の足跡が別のトレイルに向かったのを確認したら緊張が解けて、何とも大冒険をしたような気分になりました。今日は熊の足跡は全く見なかったので、冬眠に入っているんだと思います。



今年は今のところ寒さがマイルドで、朝気温が下がっていてもマイナス10度あたりまで、午後にはプラス2,3度まで上がるような日々で、うっすらと芝の上には雪はあるのだけれど、まだみんな本気の厚着をしていない、そんな感じです。


あっという間に過ぎてしまった11月は時間さえ見つければ編み物をしていました。今はテストでカーディガンと靴下と帽子を編んでいます。



図書館で始めた「町を温めよう」プロジェクト、編み物好きな利用者さんたちに声をかけて、集まってもらい、寄付で集まった毛糸を使って帽子を編んでもらいます。図書館から私は編み物の技術のサポートとお茶を提供するという形で、10月から始まって、なんと23枚も帽子が編みあがりました。図書館には小さなパントリーがあって、経済難などで食に困っている人たちが何か食べられるように、缶のスープやヌードル、クラッカー、などなどが置いてあります。そこにその帽子を置いて、必要な方々にもらってもらうようにしたら、半分以上がなくなっているので、誰かの頭を温めているんだと、それがモチベーションになって、みなさんおしゃべりをしながら楽しそうに嬉しそうに帽子を編んでくれています。60代、70代の方々も毎週欠かさず集まってくださって、「エリコ、帽子はもうたくさんあるから次は何を編んでほしい?」なんて言ってくださったりもして、首巻、キッチンのディッシュクロスなど、あっという間に編んでくださります。編み物をむかーし教わったことがあったけれど、マフラーを少し編んで諦めた、でも地域の人たちのためにこの機会にもう一度挑戦してみようかな、と来てくれる人たちもいて、今週は2人が人生で初めて帽子を編み切り、パントリーに寄付をしてくれました。折り紙同様、自分の得意なことを誰かにシェアすることは喜びしかなくて、彼女たちが編み終わった作品を眺め、誇らしげにしている様子を見ると、感謝してくれるけれど私の方が感謝でいっぱいになります。

忙しい12月に入ります。みなさんもどうぞ体に気をつけていいクリスマスの季節を迎えてください。