Tuesday, November 29, 2016

10 / Birthday weekend

ジュリ、10歳です。
ずっと楽しみにしていた映画 "Fantastic Beasts and Where to Find Them" を観るという願いが叶って本当に嬉しそうなジュリでした。

今年は、誕生日の週末は主人の仕事関係のトレーニングがエドモントンで土日にあり、金曜から義弟夫婦の家に泊まってきました。
ジュリと私は映画館のあるウェストエドモントンモールにバスで出かけてきました。
ジュリはバスで出かけるというのもかなりウキウキなようでした。

映画館に行って、チケットを買ったのだけれど、普通のと3Dの2種類かな?と思っていたら、今の映画って、3Dでもさらに種類があって、チケット売り場の人に説明してもらってもあんまり違いがわからなくて、結局、迫力ありそうなIMAX 3Dというので観ることに。

その3Dがすごかった。映画のことを説明できないのが残念、すっごく面白い映画でした。この映画を見る人には3Dで観るのを薦めたいです。
J.K.Rowling さんの魔法の世界にどっぷりはまって、2時間思い切り楽しみました。イマジネーションが本当に素晴らしい。少し大人向けなのかもしれない。私はハリーポッターシリーズよりも好きかもしれないと思いました。
ジュリは怖いところがあって、少し顔を覆っていたけれど、魔法の世界はやっぱり彼女も大好きで、この旅で一番嬉しかったことだと言ってました。

大きなショッピングモールを歩いて、ジュリのリクエストでアジアンスーパーのお寿司を食べて、ジェラートを食べて、少しお買い物もして(ブラックフライデーの翌日でも大混雑で田舎者はその勢いに引いてしまったけれど)、真っ暗の夜にまたバスで帰る、2人のアドベンチャーでした。

誕生日の日曜は、主人がお昼まで講習を受けている間、ジュリは叔父・叔母と彼らのペットたちとのんびり楽しい時間を過ごしてました。絵を描いたり、旅行の写真を見せてもらったり。

10歳なんだなぁ。。。
私の方が実感がない気がします、私の子供がもう10歳だなんて。
本人は「これからはプールに友達と行ける!」と嬉しそうです。
元気に迎えられたことに感謝。これからも彼女の成長が楽しみです。

Thursday, November 24, 2016

元気のもと。

カレンダーの日にちがわからないほど忙しい毎日。
今日も図書館のコンピューター入力でOctと入れて、コンピューターの右下の日付を見てぎょっとしました。(ぎょっとしたって、今も言うのかな?)もう11月、というよりも、来週にはもう12月。

すごく疲れていると、歌が聞きたくなる。
子供だった頃に、両親がいわゆる「懐メロ」を聞いて口ずさんでいたのを、どうして古い歌を歌うんだろう。。。と思っていたけれど、今、私がまさにそう。

日本からずいぶんの間離れているから新しい歌は知らないし、友人に薦めてもらった若めのアーティストの曲も聞いてみたけれど、全然心に入ってこなかった。ましてや海外のは何を言っているかわからないものばっかりで、じっくり聞く時間も根気もなくて、歌詞がいいな、とか、そういうのは見つけられていない。

日本の歌を聞きたいなと思う時、Mr. Childrenの自分が日本にいた時の曲などをよく聞くのだけれど、ある日YOUTUBEで聞いていた時に、偶然つけっぱなしにしていて次にかかった曲が荒井由実さんの卒業写真でした。卒業写真、本当に本当に久しぶりに聞いて、一緒に口ずさんでいたら、もう涙で顔がぐっしゃぐしゃになった。悲しいとかじゃなくて、多分懐かしくてと、疲れていたのと、思い出とか、いろんなのが混ざって。ずっと聞いていなかったのに、歌詞が浮かんできてしっかりと口ずさめるのも、嬉しかったんだと思う。

それから、思いっきり泣いてすっきりしたい時、大声で歌いたい時、懐かしい曲を探すようになって、いつのまにか、私にとっての「懐メロ」をとっても愛おしく思っている私がいます。40歳、そういう歳なのかなぁ。

雪が降る窓の外を見ると浮かぶのは槇原敬之さんの「北風」。
CDプレーヤーを買ってもらって、お小遣いで買った初めてのCDは「どんなときも。」でした。それからいろんなCDを集めたなぁ。。。
あれからもう25年以上、引っ越しも何度もしてこんなカナダの山の奥まで来たのに、なぜか、この「北風」は一緒についてきてくれました。

今夜も私の「懐メロ」を聞いてパワー充電です。

Tuesday, November 22, 2016

80's dress up day

今日はドレスアップデーだそうで、そのテーマは「4年生が選んだテーマ、80年代の服装」とのこと。えーっ!?みんな2000年代生まれなのに、4年生がどうやって80年代を選んだんだ?(先生とか親が80年代生まれ?)と、ちょっと謎。職場におしゃれに詳しい同僚がいて、アドバイスを聞いてみると、「ネオン、へアドゥー、じゃらじゃらバングル、レッグウォーマー、濃いメイクアップ」とキーワードをあげてくれました。
それらをなんとなく意識して。。。今日の登校の服装はこちら。
私はもっと派手にいってもいいんじゃない?と言ったけれど、だんだん人の目を気にする年頃に近づいてきた娘、納得するものしか身につけてくれませんでした。

70年代のファッションとか、80年代、90年代、とか年代ごとにファッションのことが会話にあがることがあるけれど、私はけっこううとくて、年代だけではなんとなくしかわからない。ましてやカナダ(アメリカ)のファッションなんてよく知らない。誰かが何年代のファッションの代表はあの映画だよと、映画と結び付けてくれるとなんとなくわかる感じです。同僚の80年代の説明を聞いていて、「もしかしてフラッシュダンス系?」と聞いたら、「そうそう!」と。その時から、しかも後で調べたらフラッシュダンスと関係がなかったのに、あの歌「ヒーロー」が頭から離れずにいます。今朝もジュリの格好を見てまた頭の中で響いているあの歌。「アイニ―ダヒーロー♪」と。

それはそれは30年も昔、小学校の運動会で、その時流行っていた映画の影響だと思うんだけれど、 "Holding out for a hero" 「ヒーロー」という歌にのって踊りをしました。毎日ダンスの練習、この歌を聞きすぎて本当に嫌いになりました。もう英語がいっぱいで何言ってるかわからなかったし、最初のイントロのウーウウーとかアーとかも当時の子供たちにはなんだか気持ちが悪くて、かっこいいとは思わなかった。大人になった今もこのイントロが流れるだけで、踊りは覚えていないけれど、運動場に体育座りで座って、何度もメガホンで指示する先生の説明を聞きながらやり直しを踊る様子が頭に浮かびます。

でもまぁ、運動会で洋楽にのせてダンスをするっていうのはなかなかかっこよかったのかもしれません。同じ小学校でバンブーダンスもみんなでやった思い出があります。あれはすごく楽しくて、ガールガイドの女の子たちともやってみたいなと思うくらいです。もしかしたら私たちの学年の先生たちがダンスが好きだったのかもしれない。

こちらの学校では流行の曲に合わせてそれぞれが適当に楽しむダンスパーティーはあっても、いまのところフォークダンスとかも習っていない感じだから、そういうのやったら楽しいだろうになと思います。これから習うのかな?

でもいつの間にかどこかでダンスを覚えて、結婚式ではみんな上手に踊るから、本当にどこで覚えるのだろうか。。。まだまだ謎な、カナダの文化です。

Sunday, November 20, 2016

early birthday sleepover

親友がジュリに狼のマスコットを手作りしてプレゼントしてくれて、
世界で一つのプレゼントに嬉しそうでした。
10歳の誕生日を1週間前に親友だけを呼んで今年もジュリの希望通りスリープオーバーをしました。「親友といっぱい遊べたら、別に特別なことはいらない。」というジュリ。何度聞いても夕食も「私は日本食が好きだけれど親友が好きじゃないかもしれないからホットドッグ。」「ケーキはマミィのあのマーブルシフォンがいい。デコレーションは任せた。」「ダイニングテーブルをアートステーションにして漫画の練習をしたい」と、どれもシンプルな願いなので全部叶って嬉しそうでした。
濃厚ガナッシュとふわふわシフォンがとってもおいしくできた。
親友と絵を描くのに夢中で、気づいたら9時半に。
あわててケーキを食べて、映画を見る準備。
 夜中は2時までくすくすおしゃべりが聞こえてました。ジュリは嬉しすぎてふざけまくってました。一人っ子だから、特別こういう時間が嬉しいんだと思う。

クラフトは暗闇で光るグリッターを入れたスノーグローブ作り。
ジュリと親友は北極の動物の人形を入れてグリッターをいっぱい入れて作ってました。

夜は町のイルミネーションのライトアップの式があって、ガールガイドはクリスマスキャロルを式で何曲か歌ってきました。雪も解けることもなく、町の家々もライトが付き始めて、クリスマスの準備が始まります。







Thursday, November 17, 2016

these days

ジュリが作ったかっぱ巻き。
先週のガールガイドのエンロールメントセレモニーで、WAGGGSというガールガイド・ガールスカウトに所属する世界中の国々から一つ国を選んで、そこの食べ物(ヘルシーなもの)を作って持ってくるということをやって、ジュリは去年は英国(キューカンバーサンドウィッチ。。。どんだけキュウリが好きなんだ!)にしたのだけれど、今年は日本。
一緒にその国のガールガイド・スカウトのことをリサーチしてくることも宿題で、1919年に日本でガールスカウトが始まった、33593人のメンバーがいる、とか、グループの呼び方、どんなバッジがあるのか、やくそくは何か、などを調べてまとめていました。

カナダのガールガイドはTシャツ、タイ、サッシュ、それに暗い色のパンツがフルユニフォームなので、日本のガールスカウトみたいにちゃんとした「制服」があるのがちょっと羨ましいようでした。

昨日の朝から雪です。あぁ。。。とうとう。。と思うけれど、カレンダーを見ればもう11月も中旬。こんなに遅くまで雪がなかったことに逆に感謝しないと。

今週末には町のクリスマスライトの点灯式があって、ガールガイドはサンタの帽子をかぶってクリスマスキャロルを式で歌います。週末に買い物に行った町はクリスマス一色で、私たちにとっては多分クリスマス前に街に来られる最後のチャンスで本当はクリスマスギフトの買い物をしなくてはならなかったのだけれど、どうも全然クリスマスが近いという実感がわかずに、結局何も買わずに帰ってきてしまいました。大変、大変。オンラインで友人や家族へのギフトショッピングを早めに済ませないと!山の中に暮らすと配送の時間がとんでもなくかかるので(アマゾンなどは10日くらい、日本とは大違いです)、クリスマスに間に合わなくなってしまいます。

今週末は親友を呼んで早めのジュリの誕生日会です。その準備もしないと!
毎日バタバタ生活続いています。

Friday, November 11, 2016

girls power

私は恥ずかしながら政治のことをしっかりと話せるほど知識もなくて、でも、なんとなく隣国だからと気になっていたアメリカ大統領選挙でした。ヒラリーさんが今までどんな演説をしてきたのか、それはニュースなどでしか見てこなかったけれど、選挙の次の日に見た彼女の選挙結果後の敗者としての宣言は本当に素晴らしいスピーチで、選挙に興味もなかった私ですらも涙が出ました。特に若者、女の子たちへの力強いメッセージ、心に響きました。

今年も、ガールスカウトのエンロールメントセレモニー(正式にメンバーとして迎える会)を行いました。新しくガイドになったのは、14人!去年7人から始めたガイドは20人に人数も増えて、去年からそのまま継続している6人に加え、14人も入ってくれました。2年目を迎える6人はぐんとお姉さんになったように見えてとてもたくましく感じました。背が小さなジュリも胸を張ってリーダーシップをしっかりと持ってミーティングに参加しています。

私はガイダー(リーダー)として14人を迎える側でした。緊張しながらも何度も練習した「ガイドの約束」をみんなの前で一人一人暗唱する様子を見て、勇気づけられました。忙しすぎて家のことが後回しになることが多い毎日、それでもこの責任感の重いボランティアを続けるべきか、時々立ち止まって悩むのだけれど、こうやって頑張る女の子たちの姿を見ると、やっぱり私も頑張ろうと思う。そして、こんな瞬間に一緒に居られることを嬉しく感じます。

今日カナダはリメンバランスデー(第1次終戦記念日)です。昨日は学校でセレモニーがあって、今年もガイドとして平和をテーマにした歌を式の中で前に出てガイドのメンバーたちと歌ってきました。今日、町の式ではブラウニーズ(小2,3年)とスパークス(幼、小1)の女の子たちも一緒にカナダの国歌斉唱、そしてガイドだけで詩の朗読をしました。去年は小さかった青い制服のグループが今年は倍以上になっているのを見て、本当に大変だけれど、やってきていることは正しいんだ、と感じます。青いユニフォームを着て誇らしげにキラキラとした笑顔で活動するメンバーたちを見ると私もパワーが湧いてくる、ガールガイドに関われて学んだことは多いです。

中学校での式典で前に出てアカペラで歌った歌は ”Weave" という歌でした。Weaveは織るという意味で、その歌は「いろんな素材があって、いろんな色があって、それぞれが違う、でも織り込まれて一つの大きなタペストリーになる。」「いろんな楽器があって、それぞれがそれぞれのメロディーを奏で、それぞれがそれぞれの音を出す、でも、それはみんなでハーモニーとなり、一つの素晴らしい交響曲となる」という歌詞なのです。私はこの歌が大好きで、初めて歌ったのは、カルガリーで暮らしていた時に教会で、それから何度か聞く機会があって、ガールガイドでも歌ってきました。今回、学校の式典に参加していた方たちから本当に歌が美しかったとコメントを何人からももらって、嬉しく感じました。これからもどんどん広げていきたい歌です。

今週は特に女の子、女性のパワーを感じた週でした。
私たちにもできることはいっぱいある。そう思っています。


Monday, November 07, 2016

phone case

夏まで左の和紙を写真でとったような携帯ケースを使っていたのだけれど、飽きてしまって、でも安い携帯なので、iPhoneみたいなかわいいケースとかも売っていなくて。。。

いろいろケースのアイディアを見ている時に目に留まった「デコパージュ」。
リバティの生地で携帯のケースを、なるほど!
どうやら「デコパージュ」というやり方はこっちで言う「モッドポッジ」だということに気づいて、さっそく挑戦。夏にやりました。

リバティは生地がとても薄いから、私の和紙風の模様が透けて見えてしまって、1回目は失敗。はがして洗うも糊がもう落ちない。そういうの、しっかり計画してからやろうよ、と思っても遅し。しかも大好きなこの生地はもうこれが最後の生地で替えがない。。。

悔しいので、間にペーパーナプキンの白いのを2枚しいて、その上にまた重ねてみる。
模様はよく出るようになったものの、なんだかもう糊で手もべとべと、くっついてなんだかぼこぼこ。
でも、それからずっと使っています。
このモッドポッジって言うのり、しっかりコートしてくれて、これ、いろんなクラフトに使えそうだなと感じます。

もう少しいろんな材料が身近に手に入るところに暮らしていたらなぁ。。。古い本や地図、楽譜でもいいな、そういう紙ものを使ってクリスマスのオーナメントなどを作れるんじゃないか。そんなことを考えて、ロンドンのマーケットで紙ものを選んでいる妄想をしてました。あぁ、また買い物に行きたいな。