Thursday, July 29, 2021

these days... July 2021

 
「エリコ、エリコ、トーキョーオリンピックス見てる?カナダの水泳がすごいんだよ。」と、図書館で私を探してわざわざ話しかけてくれる子供たちがいます。「トーキョー、いつか行ってみたいなぁ」と言う子供たちもいます。こういうコロナの状況でなかったら、図書館で日本や東京についての大きなディスプレイをしてイベントをしたかったと悔しいけれど、毎日、日本で買ったオリンピックのバッジをつけて仕事しています。

時差があるので、日本でオリンピック競技が行われている時、ここは夜なので、朝起きると結果を知る、という感じです。

開会式だけはどうしてもライブで見たくて、ジュリを朝5時に起こして一緒に眠い目をこすりながら見ました。アルファベットに慣れた生活をしているので、あいうえお順に登場する各国の選手たち、アイスランドのIの少し後にはAで始まる国、イギリスはどうするんだろう、ユナイテッドキングダムでくるかと思ったら漢字の「英国」のえ、それならアメリカは米国かと思ったら7年先の開催国だからフランスの前、もう私たちには予想もできない順番で、それが逆に面白くて、ジュリと画面に表示される国旗を見て次の国を予想して楽しみました。毎回開会式は各国の制服が楽しみで、でもやっぱりマスクがこの東京2020を象徴しているなと感じました。入場曲、良かったと思います。

同時に東京の感染者数の数が上がっていることもニュースで取り上げられています。本当にこの状況の中、海外からの選手関係者を受け入れてオリンピックを行っているというのは大変なことだと思う。カナダみたいにワクチン接種のスタートがあと数か月早かったら。。。と思うけれど、あとからは皆何でも言えるわけで。

昨日アルバータ州は、今日から濃厚接触者の隔離は義務でなくなって、推奨にかわる、さらに、8月16日からは感染者本人の隔離も義務でなくなり(強く推奨され)、医療機関と高齢者施設以外ではマスク着用義務はなくなる、と発表しました。本当に意味がよくわからないのだけれど、感染しても症状が軽かったら普通に人に会ったり、仕事したりしてもいいと言いたいのだろうか。。。逆にそうする人、いるだろうか。

確かに、ワクチン接種は2回打って完了した人が対象者(12歳以上)の64パーセントを超え、1回接種完了は75パーセントを超えています。でも、7月1日にルールをとってオープンしてからまた感染者数が日に日に増えていっている状況の中、感染者自身も隔離しないでいいと、どうしてあんな発表をしたんだろうと、皆首をかしげています。ワクチン年齢対象外の子供たちもいっぱいいるし、受けられない人たちだっているだろうし。ワクチンをしたからってかからないわけではないし。ただ単に数年先の選挙のため、経済を盛り上げてコロナはもうなくなった、としたいのかなと。でも、そんなことをしたら、病院がまた大変になってしまう。アルバータ政府は医療関係者への負担とか、そういうことを考えていないのだろうか。。。普段政治とかの話に発言などしない私ですら、おかしすぎるんじゃないか、と感じます。

図書館にはもう誰もマスクをしてこないけれど、私や同僚はマスクをして対応しています。ワクチンを接種完了してマスクをすることで自信を持って接せられている気がいます。子供たちと実際に折り紙をしたり、クラフト、本読み、イベント、いろいろとても楽しくできています。時にはコンピューターで困った利用者の手伝いを間近でしなくちゃならない時も、自分にマスクしてるしワクチン打ったから、と言い聞かせています。それ以上にもう自分にはできることはない、と。

子供たちとはハリーポッターの読書イベントでは呪文とワンドの振り方を教える役をしたり、アイスクリームデーにはアイスクリームの形のけん玉のようなおもちゃを子供たちと作ったり、毎週行っているサマーリーディングプログラムでは折り紙やクラフトをしたり、オンラインでのプログラムも楽しかったし、参加してサポートしてくれた皆に感謝しているけれど、やっぱりこうやって実際に子供たちと一緒に作業できると喜んで生き生きと仕事をしている自分を感じます。

コロナがおさまって、9月からもうオンラインに戻ることなく、いろんなプログラムができることを願いながら、プランを立てています。そんな毎日です。

Sunday, July 18, 2021

Fantastitch shawl, pattern by Stephen West

 あの40℃まで気温の上がった数日間のことが嘘のように、ここ最近は空はどんより、雷と雨、霧、気温も寒い日々が続いています。でも、山火事は隣の州もこの州もあちこちで起こっていて、雨が降るとありがたいと感じます。


主人とジュリは毎日休みだけれど、私は週4日仕事なので、たいした夏休みという感覚もなく、いつも通りの生活が継続されていて、夜にソファに座って編み物をするのが変わらずの楽しみです。数日前に完成したのは何作も編んできたスティーブン・ウエスト氏のパターン、「ファンタスティッチ」ショール。ショールが欲しくて編んだわけでなくて、どうやって色と編み方を変えながらこのショールがデザインされているのかを、実際に編みながら理解したかったから編みました。編みながらなるほどねぇと感心しきりのショールでした。


8月に夏休みがもらえるので、そしたら実際に約2年ぶりに毛糸屋さんに行って目で見ながら糸を選べる、これを楽しみに毎日仕事しているので、今はオンラインで買っておいた比較的安全な色合いしか手元にないけれど、ベイビーアルパカスリ、モヘア、ウール、アルパカ、いろんな色の糸を7種使いながら編んだ楽しいショールです。

Monday, July 12, 2021

a trail walk

 久しぶりに2時間半ほどトレイルを歩きました。


トレイルの草はぐんぐん育って、あちこち野草が咲いていました。この間裏庭にいてびっくりした鹿の親子かもしれない2匹の小鹿とママがトレイルを歩いていました。本当に白いぽつぽつがいっぱいでかわいい。

月曜日の午後と言うこともあって、あとまた暑さの警報がでていることもあってか、トレイルを歩いている人たちは誰もおらず、私は先、主人とジュリがコンピューターゲームなんかの話をしながらその後ろを歩いて進んでいきました。本当に不思議なんだけれど、歩きながら、鳥がいるなーとか、花がきれいだな、と思いながら進んでいったんだけれど、「こういうところに熊がいたりするんだよな」と思った自分のその先に、座って草か花か実を夢中で食べているクロクマの耳から鼻の部分が見えました。

向こうは気づいていない様子、ちょうどカーブを曲がった先だったので、立ち止まり、後ずさりしながら振り返って熊だと伝えてカーブから見えないところに戻り、主人と私はベアスプレーを準備。とりあえず主人が低く大きな声を出しながら人がいるということを熊に気づかせて、移動してもらおうとするも、熊はまだ草むらの中をもぐもぐ、別に気にしない様子。主人は音を出しながら横を通り過ぎようと言うけれど、ジュリと私はトレイルを戻って別の道で行こうと。2対1で戻ることに決定。主人はトレイルランをこの春夏しているので、黒熊には何度か遭遇して慣れているようだけれど、熊の行動は予想できないし、あえて近くに行く必要もないので、それでよかったと思っています。

前回はジュリが先頭を歩いていて、熊だと聞いた時に後ろにいた私はかなりパニックになったけれど、実際自分が先頭で目の前に熊がいると冷静になるものなんだと思いました。とは言っても、アグレッシブな熊でなくてラッキーでした。


Wednesday, July 07, 2021

these days

この町に暮らして8年、カナダでなんか、心から友達と呼べる人はできないと何度も泣いての繰り返し、優しい日本人のお友達がたくさんいた街に戻りたい、と何度も願いました。ここ数年でようやく自分の思っていることを素直に伝えて信頼できる友達が何人かできたけれど、数少ないその大切な私の友達家族、隣の州に来週引っ越しです。

彼女も移民で、世界あちこちを旅したことがあって、移民の大変さ、文化や習慣の違いで時に感じる辛さ、家族が遠く離れている寂しさ、そういうのを話せたし、日本のこともすごく興味があって、いつも優しくて、子供たちも折り紙を通じて仲良くなって。。。あぁ、寂しいなぁ。大笑いをしながら夜に一緒に散歩をしたり、会えないコロナの時もしょっちゅうオンラインでやり取りしていつも元気をもらった友達。でも、子供たちの将来のために大きな街に越していろんな機会をあげたいという引っ越しの理由は私たちも何度もジュリのことを考えた時に話したけれどできなかったことだったから、ものすごくいい決断だと思って、いつか遊びに行けることを願って、応援します。最後に、コロナの規制が取れたので、今夜また一緒に夜の散歩を、初めてマスクなしでお別れとありがとうのハグもしました。悲しいけれど会えて良かった。

編む過程が楽しくて編んできたけれど、自分では使わないショールや手袋、帽子など、編み終わった後、手をつけずにいるものを、それが似合う誰か大切な人にプレゼントするのが楽しくて嬉しくて、機会がある時に、もらってもらっています。何十枚もショールを編んでも、私の首はひとつだから、大切な人たちに似合いそうなものをもらってもらって使ってもらう方がずっとショールたちが輝くと思うから。

今回引っ越す友達は自然にものすごく詳しくて、彼女の手にかかればどんなプラントでもぐんぐん育つし、一緒にトレイルを歩けばいろんなことを教えてくれる、もともとは海の近くで暮らすのが好きで、彼女のことを考えると海や花や緑が浮かぶので、自然の色がいっぱい詰まったショールをもらってもらうことにしました。縁の部分は青い海の色。彼女と一緒に図書館で働いた時に編んでいたStephen West氏のThe Doodlerです。

渡したら、とっても喜んですぐに首の周りに巻いて見せてくれたんだけれど、それがすごく似合っていて、色がぴったりだった。ものすごく似合っていた。ハリーポッターのワンドが正しい人に行くとしっかりその役割を果たすように、このショールが正しい人のところに行って輝いて見えた瞬間で、嬉しかったです。彼女なら、これからもきっとつけてくれると思う。トトロの折り紙で折った鶴のカードと一緒に。

                   ☆☆☆

熱海の災害、こちらのニュースでも見ました。熱海は私の地元のすぐ近くだし、何度も花火を見に行ったり海を見に行ったりしてきたところで、ニュースを知って、ショックでものすごく心が痛く悲しいです。暑すぎる気温や豪雨、世界の気候がおかしくなってしまってきているのでないか心配です。まだ雨が続くと聞いて被害が広がらないことをお祈りしています。

                   ☆☆☆

日本はオリンピックが近づいてきて本当に大変だと思う。

アルバータ州は7月1日に全ての規制がとけて、マスクなし、ソーシャルディスタンスもなし、何もなし、の生活になりました。州首相がテレビで張り切ってお祝い宣言みたいのをしていて、正直結構引いた。

主人とジュリが夏休みになって、ジュリもワクチンを打ったので、この1年半行かなかった目のお医者さんと新しい眼鏡をと、ハイウェイで2時間離れた街へ行ってきました。眼科ではマスクは今も必須で、みんなしなきゃいけないからしていた感じだったけれど、そこ以外はどこも誰もマスクをしていないで、なんだか別世界に来たような気がしました。ジュリの靴を買わないとならなくて、スポーツ用品屋さんに行った時も、マスクをしていたのは私たちだけで、お店のスタッフももうマスクをしていなくて、なんだか私たちが悪いことをしているか、私たちがおかしいみたいな変な感じ。本当に、こんなに一気に全部オッケーにしてしまって大丈夫なのだろうか。それとも、私たちが心配しすぎているのか。

図書館も、1日から人数制限なし、マスクもなし、スタッフはしていてもいいということでほとんどのスタッフは私も含め今もマスクをしているけれど、利用者はマスクなし。いろんな人たちがカウンターで質問や会話をしてくるので、大きな変化にまだ戸惑っています。私としては、距離を置きたい。仕事中は、私の体のワクチンよ、どうか効いて守っておくれ、と願うのみです。

こうやってどんどん慣れていって、私もワクチンを打ってから随分と経つし、マスクを外すことが多くなるのかな。それともまた、波が来るのかな。わからないけれど、自分たちのレベルで気をつけながら、夏を工夫して過ごしたいと思います。


Friday, July 02, 2021

Summer holidays started..

 ヒートドームに覆われた6日間、気温はぐんぐんと上がり。。

多分人生初、しかも想像もしてなかったカナダで40℃を体験しました。

50℃近くを記録した隣のBC州の町は山火事がものすごい勢いで起こり、町が焼けてしまいました。ひどい。。。そんなことって。。。言葉にならないです。

私たちの町は6日間の暑い日々は、昨夜、豪雨と雷、雹が真夜中まで繰り返して終わりました。ビー玉より少し大きいくらいの雹がバシバシと何度も降って、庭のライラックの花も今朝見たらほとんど地面に落ちてしまっていました。

気温が少しだけ下がった午後、デッキから庭に降りてトマトの木を見ていた時、気配を感じて横を見ると、ママ鹿と小鹿2頭が家の影になった芝のところに座って涼んでいました。私が驚いて、向こうも多分驚いて、ママ鹿が立ち上がって私に近づいてきたので、「何もしないから、直ちに家に戻りますからね」と話しかけながら後ずさりしてデッキに戻りました。ママはずっと私から目を離さないで一定の距離を保ったまま前進し、私がデッキに戻って家のドアの前に着いたのを見て、サッと庭から歩道に走っていきました。それに続いて、2頭の小鹿も慌ててママを追いかけて行きました。

草の上に座った鹿の親子はまるで絵本を切り抜いたの様にきれいで、こんなにも白い斑点のある小さな小鹿は間近で見たことがないし、写真を撮りたいと思ったけれど、母がジャンプして来たら本当に危ないので、デッキに戻るのに必死でした。2頭目の小鹿が去るところをぎりぎり1枚。

一番近いトレイルへは1,2分で出られるほどの距離なので、鹿たちも町に来るのは簡単で、しょっちゅう見かけるけれど、まさか庭で涼んでいるとは思わなかったので、びっくりしました。小鹿たち、車に気をつけて山で元気に成長してほしいです。

アルバータ州は1日から制限なしの元通りの生活、に戻ったようです。図書館はこれから忙しくなるだろうな、夏休み恒例のサマーリーディングプログラムも来週から本格的にスタート、1年半ぶりに子供たちと実際に(オンライン上でなく)工作したり読書したり、楽しみだけれど、緊張感もあります。ジュリと主人はこれから母が仕事の日はどんなことをするか、2人でプランを立てていたようでした。夏休みの始まりです。