日本のニュースでも桜の開花の話が聞けるようになって、そういう時は必ずジュリを呼んで「桜のお花、ジュリの名前のお花だよ」と、2人で映像を見てはあぁ、桜だねぇ。。。と幸せな気持ちになります。バンクーバーでも咲いていると天気予報チャンネルで映像が出て、私も見たいなぁ。。。と。
沼津のアパートの隣の家には大きな桜の木があって、遠くに行かなくても春は美しい桜を窓から楽しめて、洗濯物を干す時に桜吹雪が舞い込んでなんだか幸せになったりしたなぁ、桜吹雪と言えば、仕事に向かう国道1号には長い桜並木があって、花びらがまるで雪のようにフロントガラスに舞ってくるのが嬉しくて、春の通勤はとっても楽しみだったなぁ。。。とか、そんなことを思い出して桜がとっても恋しくなりました。
以前いろんな海外で暮らす方々のブログにおじゃましていたら、桃の節句の時に、桃の花の造花を素敵な器に入れて飾っていらした方がいて、あぁ、生花が手に入らなくても造花でもこうやって工夫して季節を楽しむ方法があるのか。と、これなら私もできるぞ、と嬉しくなったことがありました。
今日は、車が使える土曜日。ジュリを乗せて久しぶりのお買い物に。
造花のことなんてすっかり忘れていたけれど、クラフトのお店に入ったら、「造花セール」なんてやっていて、レジに並ぶ人たちがいろんな造花を抱えているのを見て、そうだ!桜!桜を探してみよう!と、山ほどある種類の造花の中から(写真を撮れば良かった、造花と言っても中にはとっても良くできていて本物のように見えるものもたくさんあります)、それっぽいのを探してみました。
そして見つけたのが、これ。
これ、桜じゃなくて、りんごとか、そういう果実系だろうなって思うけれど、私は若葉が出て、でもまだ桜の花も残っていて、薄いピンクと黄緑の色が両方楽しめる時期の桜が好きで、これは花は白いけれど、そういう感じを少し思い出させてくれる気がすると思ってこれに決めました。他にももっと桃色に近いピンクの花がついているのもあったけれど、これに。
セールだったし、本当は数本買って、母が毎年やっているように大きなかめに生ける方法で飾れたら、なんて豪華なんだろう、なんて春らしくて、日本の春を感じられて素敵だろうって思ったけれど、それができるのはもう少し大きな家に住んでからかなぁ。。。
今日はとりあえず、素敵な花瓶もなくてテラコッタのワインクーラーにさしただけでとてもシンプルだけれど、なんだかそこに目をやると嬉しい気分になれる幸せな買い物ができました。
街に出たからにはスリフトショップものぞいて。。。メイド・イン・イングランドのパイレックスとひとつ出会いました。1950年から60年頃、北部ニューキャッスルの会社がパイレックスと契約を結んでオリジナルデザインを作ったのだそう。
こういうちょっと繊細な花の感じ、アメリカのパイレックスでは見ないデザイン。うちには合わないかもってやめようと思ったけれど、あまりにバラの赤が鮮やかできれいで、しかもイングランドだし。。。しかもしかも悩む必要もないくらいの破格(1ドル!)だし(でも悩んだのは安くても無駄なものは買わないルールだから)、ってことで購入。
そしたら、私の小さなコレクション棚がとても華やいでいい感じになりました。
これから暖かくなってガレージセールの季節ももうすぐだし、ウキウキしちゃう春の始まりです。今年はどんな出会いがあるかなぁ。。。♪
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