夜の間にさらに雪は降り積もり、今日もずっと降っています。
本当に細かいさらさらした雪なんだけれど、気温が上がらない中でこんなに長い間降り続くと、細かい雪でもこんな量にもなるものかと驚くほどです。
さて、今日はバレエの日。
いつもなら、車を使える日ということで、ダディを学校に送ってからジュリをバレエに連れて行ったり、買い物に行ったりするのだけれど、雪の上を運転したことがない私には車を乗る勇気もなく。。。 危ない運転よりはずっとずっとバスのほうが安心、ということで、バスで大学(バレエのクラス)へ行くことになりました。
幸い、昨日のような暴風はなく、外は-11℃(体感-18℃)。一番近いバス停とバスのルート、値段(区間内は2ドル25セント)、時間を調べてジュリと出かけました。
プリスクールへの道のりのちょうど真ん中辺りにあるバス停。バスの絵のサインが立っているだけで、日本のように時刻表がついていたりしません。なんとシンプル。利用者の多いバス停はシェルターみたいにちょっと雪よけができる透明の壁があるのだけれど、ここはなし。
ジュリはバスに乗るのはカルガリーにいた時ぶりで、バスに乗ると知って大喜びでした。
待っている間、ジュリは雪を食べまくり。もっとすごく寒いのかなと思ったけれど、重ね着をしっかりしたのが良かったのか、大丈夫でした。昨日もお友達と話していたのだけれど、天気予報を見て-10℃前後ではまだそんなに寒くないと思えるようになった自分に驚きます。これでカナダの冬も3回目。-30℃を何度か経験しているし、冬ってそういうものってなんとなく思えるようになってきています。予報でプラス3℃なんて出てると、そんなに暖かいの?コートの中は薄着でいいな、とか。静岡にいた時は3℃なんていったら寒くてカイロ貼ったりすごく厚着したりしていたけれど。。。 主人が冬でもショーツ&薄い長袖で歩いてたのが今では良くわかります。あの時は周り?街?のみんなに驚かれていたけれど。
私の黒い手袋の上にのった雪を見たら、まるでスパンコールかおもちゃのような雪の結晶がいっぱいのっていて、雪の結晶なんてあんまり見る機会がなかったので、こんなにきれいで完璧な形をしているのかと驚いて、ジュリと眺めてました。溶けちゃうのがもったいなかったです。
そんなことをしているうちにバスが到着。ジュリはピーンと手を上げて、ドアを開けてくれた運転手のおじさんに元気に挨拶。
バスは少し先のスーパーマーケットの方までぐるりとまわって大学に向かいます。ちょっと高い席から眺める景色は、見慣れているはずなのにジュリにとってはとても新鮮。(どこも雪景色だったから私にも新鮮だったけれど。)
「マミィ、あの大きい家はなにっ!?」「あの家の飾りを見て!」「あ、あの車、雪がいっぱい積もってる。」「あ、大きすぎる家かと思ったらスーパーマーケットだった。ハハハ、おもしろいや。」 。。。席についてから大学までノンストップでペラペラ、しかも興奮していて私に何度注意されても大声でしゃべり続けてました。
そして無事大学に到着。早く着いて待っている間に 「母さん、私を雪の中、大好きなバレエに連れてきてくれてありがとう」ダンスを踊ってくれました。(写真 踊っているところ。)
サッカーは「すごく楽しい」という訳ではないようだけれど、バレエは大好きな様子。いつもやったことを教えてくれるけれど、例えば「お馬さんになりきってダンスしてみよう」というのも、「さあ、お馬さんになりわよ、はいっ!」ってやるのではなくて、まずは子供たちに頭から足まで手で触りながら馬になるイメージを持たせて、さらに手で体全体にキラキラの粉をまいたり、羽飾りをしたり、すてきなお馬さんになるようにドレスアップするイメージも持たせて、みんなが特別なお馬さんになった気分になってからダンスを始める、のだそうで、ジュリはそういう過程がすごく楽しくてルンルンなんだそう。聞いている私もウキウキしちゃいます。
寒かったけれどクラスに行けて良かった。
バス時間を間違えて30分外で待つという失敗はあったけれど、帰りもバスで帰ってきて、私はまた外の雪かき。ふぅ。疲れた。普段使っていない筋肉を使って、体がピキピキいってます。
そろそろ雪、やまないかなぁ。。。
2 comments:
お疲れさまでした!
大好きなバレエに行けてジュリちゃん本当によかった!マミーの愛を感じます。
バス、どうやって調べたらいいのでしょう?運転出来ない私、バスに乗ってダウンタウンのモールに行きたいわ、と何度思ったことでしょう。バス停には行き先も時間も書いてないし日本とは大違い、困った困ったで結局バスに乗ったことはありません。今度教えてください。
しんしんとよく積もりますね。雪かきお疲れさまです。無理しないでくださいよ〜。私も背中がピキピキつっぱってます、あああ〜
こここさん、こんばんは。
コメントどうもありがとうございます。
こっちのバスってわかりにくいですよね、日本のに比べるととっても。
ネットでルートと時刻表を見ることができるので、メールで送付しますね。
降りる時は壁を伝っている紐を引っ張るとベルが鳴るのですが、確かイギリスもそんな感じで、日本のボタン式の方がいかにも「降りまーす!」って感じでいいのになぁと思ったりします。ジュリは目線がずいぶん高くなるのが面白いようで窓の外をずっと見ていました。息子君もきっと楽しいはず♪
こここさんも雪かき、お疲れさまです。大きなシャベルでせっせと雪をかく嫁、私たちって、なかなかたくましい?雪国の嫁ですね。
寒さに負けず笑顔でいきましょう。
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