ジュリ、書き初めを体験させてもらいました。
なんて幸せなんだろう!
On Saturday, Juliett experienced Japanese Calligraphy at Japanese school for the first time in her life. What a wonderful school to give kids such great cultural experiences! I really appreciate it.
日本語学校の前期最終日の昨日、体育館で全生徒さんが書き初めをしました。
ジュリにとっては人生初めてのこと。
生徒分、手作りの文鎮と下敷き(どちらも本物そのもの!)を校長先生が準備してくださって、段を持ってらっしゃる先生が前に立って子供たちに指導をしてくださいました。
書道。。。なんと久しぶり。墨の香りも、半紙の手触りもとっても懐かしくて、書道教室に通った小学生の頃を思い出しました。
お正月の書初め大会、クリスマス会ではゲームで商品がもらえたけれど、それが半紙1000枚箱入りとか筆とかで微妙な気持ちだったこと、先生怖かったけれど友達と通い続けたこととか、いろいろ。。。
道具の名前、半紙の押さえ方、筆の持ち方、字の書き方、子供たちはみんな一生懸命先生のお話を聞いて、いざ取り掛かりました。
線を何本も書く練習をしてから、先生の用意してくださったお手本の中から好きな言葉を選んで書きました。
A teacher taught kids the manner and how to write with the brush, kids started writing. First, they practiced writing lines, then they chose some samples that the teacher prepared and wrote word seeing the samples.
お手本はいっぱい用意してあって、すてきな言葉がたくさんあったけれど、ジュリはひらがなを書いたことがほとんどないので、「くつ」に。
Juliett and I chose a very simple word "Kutsu : shoes" for her. There were many kinds of words. She practiced with me first and she wrote this(←) all by herself.(the paper on the right is teacher's sample)
アルファベットに慣れているからか、先に書き方を練習したのだけれど、どうしても「く」が「C」っぽくなってしまう。。。まぁ、仕方がない。。。いや、これは日本の文字にしっかりと触れさせてあげていない母親の責任、ちょっと母さん頑張らねばとまた反省したのでした。
こちら、ジュリの初の作品「くつ」です。
名前は「じゅりえっと」とミドルネームの「さき」を書いて選ばせたら、案の定、簡単そうな「さき」に即決。最初はお手本を見て上手に書けたのに、何枚か書いているうちにだんだん「さ」も「き」も下がスマイルみたいになってきて、しまいには私がちょっと離れている間に、名前をなぜか丸で囲っていました。
「別の言葉も書いてみたい」と言って「花」を書くことに。本人は大満足の様子。私は何枚目かにジュリが書いたこの「くつ」が好き。
主人も別のテーブルでやらせてもらっていました。「どうだ、なかなかうまいだろう。」と見せてくれた「兎」。
書道っぽく書けているけれど、絶対に二度書きしてきれいに直しているな、という箇所あり。
お友達とも話していたのだけれど、実家には昔の書道セットは残っているのだろうか、もしあるのなら、次回帰国する時にこちらに運んで来よう、と思った書き初め大会でした。
She worte other word "Hana ; flower" too. I asked if she would like to write "Juliett" in Japanese as her name or "Saki"(her middle name). She chose "Saki"(it is much shorter) and wrote it on the left side(I don't know why she circled it). On the right, it is Col's. He wrote "Usagi : rabbit(this year's Chinese zodiac animal)".
生徒さん、みんな上手に書けました。最後に全員集まって記念撮影。
それを見て、イングランドの小学校で書道をやったことを思い出しました。こういう風にみんなで撮ったなぁ、写真。
クラスのみんなで「日本」を書いた後に、好きな言葉を書いていいと言ったら、「マンチェスターユナイテッド」と書きたい、と言われて半紙に書ききれなくて困ったこと、子供たちの名前をカタカナで書いてあげたのだけれど、発音の仕方が良く分からずへんてこりんになってしまったこと、「エリコ」のことが大好きだから「エリコ」と書きたいと言ってくれた女の子がいて嬉しくて泣いたこと、もう12年も前のことなんて、びっくりです。みんなどうしているのだろうか。
Everyone did great job! We took some photos after all done. It reminded me when I taught Japanese Calligraphy to kids in England. We took similar pictures after we did it.
「くつ」と「さき」がジュリの特別な言葉になったことは間違いなし。なんせ、見なくても書ける初めての言葉です。
家に帰ってジュリがお絵かきしていた紙に「くつ」「さき」が書いてありました。いいチャンスだ、今日はこれから日本語やってみます。
そうそう、日本語学校前期終了、と言うことで、校長先生から皆勤賞が表彰されて、なんと気づけばジュリが皆勤賞でした。ワォ!
賞状をもらうのも人生初のジュリさん。もらい方も分からず、走っていって礼もせずにぴょっと賞状をもらってきてしまいました。あらら。。。
「賞状」がどういうものなのかとあとで話すと、嬉しそうに「ばぁばに見せる。ばぁばなら読めるから。」と。
いろんな経験をさせてもらって、本当に幸せな我が子です。
さぁて、日本語頑張るぞ。
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